目次
今年も行ってきました 八幡平ヒルクライム
2019年で2回目の開催となる八幡平ヒルクライム2019。
今年も参加させて頂きました。
ツール・ド三陸の開催と被ってしまった2019年のハチヒルだったので個人的には定員割れを心配していました。
が.......
定員300名に対し、エントリーはなんと!331名。
以下、2019年のデータです(個人調べ)
エントリー :331名
出走 :303名
完走 :288名
DNF : 15名
DNS : 28名
結果的に....ですが、出走はほとんど定員いっぱいです。
運営さん、もしかしてDNSを見込んで31名多めにエントリーさせたか!?。
だとしたらすごいですね。
エントリーが多かった要因の一つ、これはあくまでの個人的な憶測ですが、他県からの参加者が多かったことが挙げられると思います。
青森件、秋田県、宮城県のナンバーが目立ちました。
特に多かったのは秋田県ナンバー。
第一駐車場は秋田県ナンバーだらけと言っても過言ではありませんでしたよ。
岩手のレースに他県からこんなにたくさん参加してくれるというのは、岩手県民としてとても嬉しいものですね。
こちらとしても隣県に恩返しせねば.....。
ヒルクライムかファンライドか
ヒルクライムとファンライドイベント。
ロードバイク乗りとすれば究極の選択とも言えるこの二択。
そう、2019年の岩手県はツール・ド三陸と八幡平ヒルクライムの日程が丸かぶりでした。
昨年は八幡平ヒルクライムも初開催で9/2(日)でしたので、日程的には開催が1週間ほど早くなった事になります。
しかしながらツールド三陸.....。
昨年は9月29日(日)の開催でしたが、もろ台風にやられてコース縮小&DNS続出の大波乱振りでした。
そんな台風の影響を考慮してか、今年の開催は8月25日。
早めたのは納得しますが、何も八幡平と日程被らなくても......という感じでした。
再三このブログでもお伝えしていますが、2019年の岩手県の自転車イベントは8/25ですべて終了という始末です。
あ、まだまだ!、雫石の「GREAT EARTH みちのく岩手雫石銀河ライド」が9/8(日)にありますね。
ただ、既にこちらのエントリーは終了しています。
昨年エントリーをしていながら出走叶わなかったツールド三陸も出来ることなら出たかったのですが、日程が重なった以上、私にはハチヒルを選択するしかありませんでした。
いつかはツールド三陸も出てみたいですね。
2019ハチヒル 参加報告
AM2:20 宮古出発
昨年は宮古市内のサイクリストの諸先輩方とクルマ乗り合わせで八幡平に向かいましたが、2019年は先輩方はDNS。
八幡平はキツいとの事、今年は一人で宮古を後にします。
西根で盛岡のBIGさんと待ち合わせ、一緒に八幡平に向かいました。
一緒に会場入りしないとクルマを横付け出来ないので、完全アウェー感が漂ってしまいます。
”道の駅にしね”でAM4:30の待ち合わせに合わせて宮古をAM2:20に出発。
前日は夜8時まで仕事だったので睡眠時間は2時間取れれば良いほうでした。
日中にしっかり仮眠も取ったので疲労感やダルさはありませんでした。むしろ調子良い感じ。
西根でBIGさんと合流後、すぐ先の八幡平を目指します。
ようやく空が明るくなってきたかな?。
AM4:50 会場入り
早く会場入り出来たお陰で第一駐車場をGET出来ました!。
まだまだまばらです。
第2、第3駐車場は砂利駐になるのでなにかと不便。
ラッキーでした。
5:30からの当日受付の予定でしたが、準備が整ったとのことでAM5:00からの受付となったのでとりあえず受付へ。
日が出てきました。
好天に恵まれそうな日の出です。
朝が早いと全てがスムーズですね。
受け付のあとにトイレや自販機に寄って会場周辺をぶらぶら。
クルマに戻ったときにはすっかり日が登っていました。
岩手山も綺麗です。
AM6:00 仲間と合流
北上のKanさん、花巻のSatoさんたちを探しに駐車場を徘徊したものの、なかなか見つけられず。
潔く電話を掛けると.....
「第一駐車場に居ますよ!」とのこと。
乗り込んだクルマがいつもと違かったので見つけられませんでした。
AM6:30 レース前UP
北上のKomaさんを交えて役者が揃ったところで、いざみんなでレース前UPへ。
とりあえずコースをそのままヒルクライムでアップを取ります。
前日か当日の明け方か、八幡平は雨に見舞われていたようで、道中の道路とコース上はうっすらと濡れていました。
でも、レース開始までは乾きそうです。
アップ時も記録を取ろうとしてましたが、サイコンを押し忘れていたので途中からの計測になります。
実際は8kmくらい走ってしっかり取りました。
アップだけでもちょっと汗ばむ陽気です。
実測で24℃くらいでした。
朝にしては上々です。さすが8月。
AM7:00開会式
開会式で司会者の方から今年のエントリー数が331名との事を告げられて唖然とします。
八幡平大人気ですね!。
後方でスタンバイしながらスタート地点への誘導を待ちます。
今年は盛岡の侍さんが仕事のためDNS。
そう言えば、北上のKanさん、盛岡の侍さんとお知り合いになったのも、昨年のこの八幡平ヒルクライム。
もう1年になるんですね......っていう話をしてました。
AM7:30 スタート地点移動
スタート地点へ移動します。
幸いなこと?に、このブログやSTRAVAなどで知り合った仲間のほとんどは40代、クラスが一緒なわけです。
ってみんな同クラスライバルなので喜んでも居られ無いんですけど.....。
メリットとすればスタートも当然一緒なので行動をともに出来るという事ぐらいでしょうか?。
その分リザルトを見た時のショックは拭いきれませんけど.....苦笑。
男子40代Cクラス、お馴染み北上のKanさんと盛岡のBigさん。(画像提供:北上市Kanさま)
夏油のスタートは珍しく緊張しましたが、今日はほとんど緊張しませんでしたね。
この差がよくわからない。
AM7:36 Cクラススタート
スタート時間うろ覚えですがこのくらいだったかと....。
今年は2分間隔でのスタートでした。昨年は4分間隔くらいだったかな....。
選手が多かったための配慮でしょうか?。
2分も4分もそれほど大差は感じません。
自分追い越すよりも追い越される専門なので....恥。
軽快にペダルが回りました。
が、スタート直後に大腿四頭筋(太もも)に張りを感じました。
それもそのはず、1週間振りにロードバイクに乗りましたので。
練習不足と言えばそれまでなのですが、大会前に変なことしていつも疲労感を残して苦労するので、そのくらいなら乗らない方が好タイムを期待出来るのでは?と考えました。
でも、この張りは明らかに練習不足から来ていると思われます。
アスピーテおなじみ、鬼門のスノーシェルター
アスピーテラインの一つの鬼門とも言えるスノーシェルター。
高温、そして無風。
陽の光を遮ってくれるパラダイスかと思いきや、こいつが以外に体力と体内の水分を蝕んでいきます。
言ってみればビニールハウスの中を走っているようなもの。
気温こそ低かったのが幸いでしたが、やはり中は暑い......。
でも、早く抜け出したいからって下手にペースを上げれば脚を使ってしまうので、あくまでも冷静に。
AM8:19 御在所ゲート通過
ショートコースのゴール地点にもなっている8.7km付近の御在所ゲート通過タイムが一つの目安になります。
早い方で(スタートから)25分から30分。
私は43分での通過。まぁこんなもんですよ。
気がつくと太ももの張りも気にならなくなってました。
給水ポイントでもある御在所ゲートで、ヒルクライムレースで初めて給水を受けました。
可愛い女の子に紙コップを差し出されたのでつぃ.......。
昨年、頂上付近で脚を攣ってしまったので、持参のボトルも含めて今年の水分補給は特に念入りに行いました。
それでも足攣りが頻繁に起こるのであれば、ただ単に筋力不足か練習不足ですね。
源太岩
スタートから約12.5km付近の源太岩。
勾配がキツい区間は大体ここいらまでですが、さらに登坂は続きます。
なんせ八幡平なので....。
ひたすたゴールを目指して回すのみ!。
この源太岩通過タイムが1時間7分でした。
12.5kmで1時間7分。
ゴールまではあと6.6km。
1kmを5分で走りきったとしても、あと32分でゴールできるタイムです。
昨年のベストを大幅に上回るチャンスです!。
しかし、結構脚に来てます。
ペースアップは到底出来る状況ではありません。
ハムストリングスが特に痛い。普段滅多に傷まないふくらはぎまで。
八幡平、相変わらずキツいですね。
走っている間に筋肉痛と同じ痛みを感じます。ってこれ、つまり筋肉痛です。
あれだけ走ってても筋肉通になるとは、つまり、このコースにまだまだ体が対応していないって事ですかね!?。
無意味なペースアップを考えず、とにかく一定のペースで。
但し、勾配に対して踏めるところは踏みました。
勾配2~3%区間は頑張って25km/h以上で激走。
じゃないとヒルクライムにわざわざディープリム履いてきた意味がない。
AM9:15 ゴール
↑本人笑ってますけど、これはライダーズハイ?です、多分......。
ゴール1km手前でやはり足攣り発生。
しかも強い向かい風。
この霧といい、山頂は嵐ですか!?。
ラストスパートどころの騒ぎじゃありません。
完全に攣らないようにペダリングを弱めます。
とにかく無事にゴール。願わくば昨年のタイムは上回りたい。
で、記録は....
1時間37分51秒でした。
因みに、昨年は1時間47分49秒ですので、約10分の短縮となりました。
とは言え、一緒にスタートした同クラスの友達からはまだまだ程遠いタイムです。
自分の今の目標は昨年のベストを超えることなので、とりあえずは目標達成ですが、そろそろ新しい目標を立てないとこれ以上のレベルアップは望めないのでは?と思います。
取りあえず、今年より1歳若い去年の自分に、10分の大差を付けて勝ったことで良しとしましょう。
あ、新機材のお陰と言ったらそれまでですが、可能性は大です↓。
昨年は鉄バイクでしたので....汗。
ゴール後
ゴール後の山頂の気温は実測で約12℃。若干の風の影響もあってか、体感的はもっと低かったように感じました。
なにせ皆1,000mの山を登ってきて汗びっしょり。
その汗がゴール後には一気に冷え切り、次第に体温を奪っていきます
しかも山頂特有の深い霧に阻まれます。
実はお盆中にクルマでコースの下見に来ていましたが、当時も全く同じ状況で深い霧でした。
なので当日ももしかしたら....と想像はついたので、今日は完全にフル装備(ウィンドブレーカー、ニーウォーマー)持ってきて大正解でした。
山頂では仲間たちとワイワイガヤガヤ。
しかし寒い。
みんな震えてました。
山頂エイドではゆで卵と豆腐のお振る舞いがありましたが、気温が気温なだけに温かい豚汁なんて出たら最高でした(わがまますみません....)。
企画時にはこのような悪天候など想定外だった事でしょう。
ましてや8月なのに山頂の気温が10℃ちょっとだなんて。
早く下山したい....でもまだ競技中の方が居ます。
しばらく雑談して待ちます。
あ~ 早く下山したい.....。
AM9:50下山準備
待ちに待った下山。
一応AM10:00からの下山開始に伴い整列とともに班分け。
色んな意味でダウンヒルが苦手なわたくしは、いつもなら最後尾のほんとに最後のほうで下山するのですが、この日ばかりは我こそは先に下りたい....と言わんばかりに1班目で下りられるよう前列に並びました。
この時点でも視界は頑張っても100m。サングラスをしているので照度さらに下がり、実際の視界はそれ以下です。
ところが、霧がかっているのはゴール付近だけということが下山開始後すぐに分かります。
視界は開けてきて気温も回復?していました。
何と快適な下山!というくらい。
頂上の悪天候は何だったの!?ていうくらいです。
しかしブレーキの握りっぱなしで手の握力がだんだん蝕まれていきます。
御在所パーキングでで5分程度の小休憩がありましたが、これが幸いでした。
御在所と言えども麓まではあと9kmもありますけども。
あ~ダウンヒル嫌い.....。
AM10:00 下山スタート
なんとか無事に下山完了しました。
ただでさえ色々とリスクのあるロードバイクの下山。
しかし、一番のリスクはお互いのスキルの分からないもの同士で前後を連なって走るという事です。
スキルやお互いの癖などが分かっているもの同士であれば、ブレーキングやライン取りの癖、並列で走っている場合はイン側・アウト側の人の走行ラインを残してあげながら走るなど、お互いに気を使って走るものですが、突然前の人が意味不明のブレーキングで減速したりされるともうパニックです。
ただでさえ握力が無い状態でフルブレーキングなんで出来やしませんよ。
ロードバイクでの集団下山時の車間距離なんて、マージンを取っていてもあっという間に詰まってしまいます。
自分もダウンヒルは苦手ですが、そこまでではないと自負しています。
人の事はとやかく言えませんが、スキルに自信の無い人は後方へ廻るべきです。
事実、スノーシェルター内で突然前が減速したためオカマ掘りそうになり、慌ててブレーキングしながら対向車線に逃げました。
クルマ来なくて良かった....(って通行規制中ですから!)
危機一髪でした。
麓にて
やっとのことで麓に戻ってきました。
ゴール後にみんなで記念撮影をと思っていましたが、頂上があの通りだったので撮影どころではありませんでした。
みんな大体は固まって下りてきたので、ゴール後に会場内で集合写真を撮りました。
まずロードバイクのみで。
つぎに並んで。
盛岡市:Bigさん、釜石市:Koshiさん、北上市:Komaさん、管理人、宮城県:Hanさん、花巻市:Satouさん、北上市:Kanさん。
みなさん、このブログ、STRAVA、ここ数年のサイクルイベントで知り合った大切な仲間たちです。
私以外はみんな速いです....汗。
こんな気心の通じ会える仲間同士でチームとか組めたら最高なんですけどね。
表彰式&抽選会
表彰式も殆どのメンバーが残り最後の抽選会まで楽しみました。
抽選会の途中、突然のにわか雨にも見舞われましたがすぐに止んだので難を逃れました。
宮城県のHanさんは遠方からの参加のため、残念ながら抽選会を待たずして帰路に就かれました。
Kanさん、Satouさん、Bigさん、Koshiさん、Komaさん、管理人6名全員景品が当たりました!ラッキー!。
しかもなんと、帰路に就いた宮城のHanさんまでも当選。ゼッケンを預かっていたSatouさんが代理で受け取り郵送されるかとか悩んでましたが......。
でも、これで全員が当選したのもなにかの縁なのでしょうか?。
因みに私が当たったのは八幡平参のマッシュルームでした....笑。
何という肉付きというかプリプリ感というか......
岩手県は椎茸の生産量日本一で肉厚の椎茸で品質的にも一目置かれていますが、これほどの肉厚なマッシュルームを八幡平で生産していたとは知りませんでした。
あ、いや、食材のこととなると、つい.....。
しかし、そこいらのスーパーでこんなマッシュルームなんか見たことないです。
しかも私の他にSatouさんとKomaさんまでがマッシュルーム。
みんなで顔を合わせて思わず失笑してしまいました。
このところの抽選会、私はとても運に恵まれていて、2018年の八幡平ヒルクライムではレトルトカレーの詰め合わせを頂きました。
2019年のおおつちヒルクライムではMavicのサイクルソックス、そして今回の八幡平ではマッシュルーム!!。
なんと縁起のよい事でしょう。
いまはマッシュルームを何に使うか検討中です.....笑。
Satouさんは椎茸と合わせて焼いて食べている写真がSNSに上がっていました。
美味しそうでつい、つられて焼きたくなりましたが、旅館での料理に使わせて頂こうかと思います。
グラタン、カレー、シチュー、ん~迷いますね......。
有効に使わせていただきます。
ご提供ありがとうございました。
リザルト
八幡平ヒルクライム公式サイトでリザルトが発表になっています。
ご参考まで。
まとめ
この数年で知り合った仲のよいお友達同士がみんな集まった感じでの八幡平ヒルクライム2019でした。
今回のメンバーの殆どがきたかみ夏油高原ヒルクライムにも出ているので、2ヶ月ぶりの交流となり、これもまた新鮮だった気がしますね。
毎回のレース記事、イベント記事でも書いてますが、レースそのものも楽しくそれを目標に一人で黙々とトレーニングするのですが、レースでいい成績を残すためだけにロードバイクに乗っているわけではない.....ということ。
何が言いたいか....と言いますと、気心の知れた仲間たちと触れ合うためにロードバイクに乗っている....というのもロードバイクが辞められない要因の一つなのかも知れません。
ロードバイクが人生を熱くする。
そのために必要なものとは、ロードバイクでも努力や目標でもなく、もしかしたら仲間の存在なのかも知れません。
決してチームを組んでいなくとも久しぶりに会えば自然と会話が弾み、レースが終わればお互いをねぎらい称え合う。
これこそが真のロードバイク乗りなのだと思います。
そんな大切な仲間たちよりもちょっとばかりヒルクライムが遅い管理人.....汗。
八幡平ヒルクライムで今期早くもシーズンオフを迎えますが、来年5月の大槌に向けて冬季期間もしっかりとローラーを回しておきたいと思います。
って、もちろん、チャンスがあればもうひとレース出たいですね...。
山形坊平ヒルクライム、十和田ヒルクライムとか.....。
山形坊平はちょっといまの自分のスキルでは無理かも知れません。
山形ヒルクライムについては近日中に記事をアップします。
それでは今日はこの辺で。
長文、駄文失礼しました。