今回の記事はロードバイク乗りがパーツを安く購入するための自転車系海外通販サイトのご案内です。
海外の市場価格は国内市場と比べるとあり得ない価格設定であるが故にデメリットも幾つかありますが、そのデメリット以上に利用する価値があるからこそご紹介したいのです。
ロードバイクライフを充実させるためには、海外ECサイトを上手に使うのも手ですよ!。
目次
海外通販サイトを上手に使う
海外通販サイトについては、過去にもこんな記事を書いてました。
自転車用品の海外通販サイト大手のWiggleです。
恐らく国内で自転車系海外通販サイトを利用されている方の多くがWiggleなのでは!?と、個人的には思ってます。
今回はWiggleを始めとした海外通販サイトを幾つかご紹介したいと思います。
何故、Wiggle一つじゃ駄目なのか?。
ショップによって取り扱う商品も違うし、売り物の得意・不得意があるのです。
例えば、カンパのホイールならこのショップが常に最安....とか、パワーメーターの品揃えはここが一番!とか。
また、ショップによって販売強化月間や決算期なども違うため、安いタイミング=売りたいタイミングも別です。
さらに言うと、我々消費者も商品をほしいタイミングが各ショップの売りたいタイミングと違う場合、多くのショップの安売り情報を常に把握しておかなければなりません。
深夜12時にフラシュセールとか、結構ざらです。
カンパのBORA ONEとかが破格値で販売されること多々。
ってかんじです。
消費者としては嬉しい限りだし、自分のお目当ての商品がもしもあって購入の時期を伺っているんだったら、こういうタイミングって絶対に逃したくないものです。
安い買い物ではないし、余計な後悔もしたくないもの。
高額商品だったら、思いきって ポチッ! も時には必要です。
なので、複数のショップのお買い得情報を得るためには、あらかじめショップのアカウントを作成しておく必要があります。
サイトを覗いて品揃えを見たり、メルマガを購読していると、だんだんそのショップの得意、不得意が分かってきます。
国内通販サイトの事情
我々が日頃お世話になっている国内通販。
物販系だとAmazonと楽天市場の2強、さらにYahoo!ショッピングなどが名を連ねます。
また、家電系ではヨドバシやビックカメラ、PCショップではドスパラ、パソコン工房、マウスコンピュータも有名どころです。
Amazonと楽天に関しては取り扱う商品が似通っているので、さんざん吟味した挙げ句、結局アマゾンで買ってというのは日常茶飯事です(って自分だけすか!?)。
とりわけ楽天のショップの手口は、還元するポイントを価格に上乗せした状態で価格設定しているので、一見するとポイントがたくさん付いてお得!!と思ってポチってしまいがちですが、実はトータルではAmazonのプライム会員のほうが送料も無料で安かった.....というのはよくある話です。
管理人は楽天プレミアム会員ですが、上記の事も相まってそのメリットを肌で感じることはありません。
確かにポイント5倍とかって魅力ですが、トータルでは商品の購入価格とポイントの差異を比べるとAmazonで購入したほうが結果的にはお得ということが殆どです。
ポイント還元で消費者心理をつくところ、さすが!三木谷氏というところでしょか。
日本人はどうもポイント還元に弱い民族のようです。
一方のAmazonもAmazonプライムというサービスがあり、年間で5,000円の会費が掛かるものの、Amazonを利用した際の送料無料(お急ぎ便も無料)、AmazonPrimeVideo(映画見放題)、PrimeMusic(音楽聴き放題)、AmazonPhoto(フォトストレージ)、PrimeReading(電子書籍読み放題)、1ヶ月に最低一度はAmazonで何かしら購入することを考えると、年会費5000円で送料無料にプラス、PrimeReadingVideoなどのサービスが利用出来るなんて安すぎると思われる。
事実、米国のAmazonPrime年会費は2020年現在119ドル(約13,000円)なのだそうで、それから比べると日本市場はかなり優遇されていると言わざるを得ません。
会員価格は米国の半分以下です。
楽天をディスる訳ではありませんが、楽天はプレミアムカードを持っていてダイヤモンド会員にまで上り詰めたとしても、これといって何のメリットも無いのも事実。
但し、楽天であってもタイミングによってはショップでセールをしていて、送料無料かつAmazonよりも価格が安くてポイントもガツッと付く場合もあるので、そこは消費者として最低限のリサーチは必要なところです。
もしも国内通販で一つの商品を購入する場合は、送料やポイントを加味した上で一番お得な購入方法をご検討下さい。あ、これにはAmazonはプライム会員に入っている事が前提ですよ。
って、みんなとっくにやってますかね!?....。
Amazonプライムを使ったことがない方、まずは無料で30日間使い勝手等を体感してみてはいかがでしょうか?。
Amazonプライムに入ることで観ることのできるプライムビデオは、暇な休日や深夜など多くの映画がタダで観られるのでかなりおすすめです。
【Amazon公式】Amazonプライム会員【30日無料体験】
今回はロードバイク初心者さん、または海外通販サイトを初めて使いたいというかた向けに記事を書いてみました。
ご参考になれば幸いです。
ECショップを選ぶ際のメリットとデメリット
まず、何かしらの自転車系パーツを購入する場合、通常は国内市場でAmazonか楽天から購入するのが一般的です。
一部のロードバイクショップの通販という購入経路もありますが、まず当方がそのようなマイナーな経路で購入した履歴が無いので今回は除外します。
しかしながら、海外通販サイトをひとたび覚えてしまえば、国内市場で買うのがバカバカしくなるかも知れません。
私達が普段から使い慣れているAmazonと楽天市場。
国内だから安心して使えるようにみえる反面、皆様ご承知の通りデメリットが無い訳でもありません。
楽天はショップによって対応もいまいちであり、やる気のない極悪ショップにぶち当たったときには「二度と楽天なんか使うか!?」とお怒りモードになることも多々。
楽天が悪い訳ではなくショップの質が悪いだけなのですが、消費者の怒りはそんな極悪ショップの横行を許している楽天のコンプライアンスはどうなってるの!?って疑ってしまうところは否めないのです。
一方のAmazonもプライム発送ならまだしも、Amazonマーケットプレイスなどでは楽天と同様で不運にも如何わしいショップのご厄介になることも。
しかも最近では中華製品の乱立が目立ち、サクラレビュー(偽物レビュアー)も問題となってきています。
つまりは、国内だからとて100%安全・安心・納得がいく取引が出来るか?という保証はどこにもありません。
だとしたら、世界的に認知されていてかつ世界を相手に商売をしている大規模ECサイトを使ってみたいとは思いませんか?。
国内通販のメリットとデメリット
Amazon、楽天市場を代表する国内通販のメリットは、まずもって納期が早いこと。
デメリットは海外サイトに比べて価格が高いことです。
海外サイトはこの逆です。
海外サイトのメリットとデメリット
メリットは国内通販に比べて価格が安いこと。
セールなどのお買い得のタイミングを上手に使えば、40~50%OFFで購入出来ることもザラです。
タイムリーにセールを開催しているので、海外サイトに片っ端から登録してメール購読すればそのタイミングを逃すことも少なくなるでしょう。
もう一つ、海外通販のデメリットとしては、売価の他に関税が掛かります。
どの商品や価格にどのくらいの関税が適用されるかについては、当方は専門家ではないので分かりかねますが、関税を払ったとしても国内通販よりも安い場合がほどんどです。
じゃなければ、わざわざ海外通販から買う日本人は言いません。国内に欲しいモデルの在庫が無い.....とか、そのような諸事情を除けばです。
参考までに過去にWiggleでFastFowardのカーボンホイール(130,000円相当)を購入したときには、荷物到着時に7,100円の関税を支払いました。
関連記事です。
なので、海外通販をご利用の際はクレジットカード決済後の金額に一喜一憂せず、関税分も現金で準備しておく必要があります。
留守中に家族が荷受けするような場合は尚更です。放置しておくと数週間後に家庭内で暴動が起きます(経験済)。
何度も言いますが、関税を払っても(恐らく)国内通販よりは安くGETS出来ると思います。
国内・海外どちらで買う!?
納期にこだわらず安く購入したければ海外サイト、納期を早くしたければ国内通販という選択肢でよいでしょう。
自転車系海外通販サイトのご紹介
最初は戸惑うかも知れない海外通販サイト。
しかしながら、現在は海外サイトも殆どは日本語化されているので、特段困ることも無いと思います。
管理人もWiggleをはじめとして、BikeinnやPROBIKEKITなどから購入実績がありますが、日本の通販と殆ど変わりません(納期が掛かる以外は......)。
最初は抵抗があるかも知れませんが、一度使ってしまうとAmazonとの価格差が開けば開くほど国内で購入するのが馬鹿らしくなります。
レースまであと数日とか納期を急ぐなら別ですが、例えばシーズンオフ中にゆっくりバイクを組むときや時間的に余裕のあるときなどは、価格面からも海外通販サイトを使ったほうが安く商品を仕入れることが出来ます。
まずはお試しでアカウント登録だけしておいてメルマガ購読し、お目当ての商品がセールになったときなどにまとめて購入するのがおすすめです。
Wiggle(ウィグル)
イギリスに本拠地を構える世界最大級のオンラインサイクルショップ Wiggle 。
ロードバイクのみならず、クロスバイクやマウンテンバイクなどのスポーツバイク、フレーム、ホイール、自転車アクセサリー、などを販売。
その他、ランニング、スイミング、トライアスロン用品などのスポーツ用品も充実しています。
サイト内はすべて日本語化されていて、日本語化の精度は国内のサイトであると勘違いするくらいかなり高いです。
日本のアスリートさんからの支持も厚く、国内から海外通販を利用するユーザーが一番多いサイトではないでしょうか?。
その証拠に、商品のレビュー記事に日本語を見る確率が日に日に増えてきています。
気になる納期ですが、過去にFFのカーボンホイールを注文した際は約7日で届きました。
注文した翌日には発送していたようなので、その辺りは国内通販サイトと殆ど変わりません。変わるのは船便での輸送時間と関税のみです。
お買い得情報をGETするには、まずはアカウント登録をしておいてメルマガ購読をしておけば、セールなどの情報が入ってきますので、欲しい商品をお得に買える、いわゆる「買い時」が分かるようになります。
Chain Reaction Cycles(CRC)
Chain Reaction Cycles(チェーンリアクションサイクルズ)。
通称CRC(シーアールシーとか)。
北アイルランドの小さな町に拠点を置くChain Reaction Cycles(以下CRC)。
創業は1984年に遡ります。
当初は町の小さな自転車やさんとして自転車からパーツに至るまでを地元のサイクリストさん向けに提供していたCRCですが、海外通販を始めたことにより従業員規模700名を超える巨大企業へと成長しました。
CRCワールドカップダウンヒルMTBチームを持っていることからも、自社ブランドのMTBとMTB系パーツの販売を得意とします。
しかしながら、ロードバイクについてもパーツについては品揃えがとても豊富。
ウェブサイトを観ると目移りします。
そしてPrimeという自社ブランドホイールを持っていて、これがまた凄く人気。
カーボンホイールであるのにも関わらず、前後セットで60,000円を切る値段とかで販売されています。
このPrimeホイール、種類も幾つかありますが、決して安かろう悪かろうではないようです。
管理人も一度、購入する際の候補に入れて真剣に吟味したほど。
自社ブランドだからこそ出来る低価格設定のカーボンホイール。レビュー評価もなかなか良いようですよ。
たまにホイール、コンチネンタルのチューブ2本、コンチネンタルGP系25Cタイヤの3点セットでセールをしますのでお見逃し無く!!。
60,000円でフルカーボンのホイールセット一式が揃うなんて夢のようですね。
因みにこのCRCですが、2016年に前項のWiggleに買収され、現在はWiggleのグループ企業となっています。
このCRCもウェブサイトは日本語化されていますので、国内のサイトと殆ど見分けがつきません。
というか、ウェブサイト自体の翻訳行っているのは恐らく日本。
そのくらい国内のサイトと変わりません。
違和感ないと思いますよ。
PROBIKEKIT
PROBIKEKIT(プロバイクキット 以下:PBK)。
1990年にイギリスで設立された自転車パーツ、オンライン販売専門店です。
先に紹介したWiggleもイギリス国籍なので両者はまさにライバル関係とも言えますね。
Wiggleはロードバイクの販売も行っている一方で、PBKは自転車パーツやウェアに特化したサイト。
パーツ単体でみたら、Wiggleより安い価格の掘り出し物がたくさん。
そして、その品揃えもまた凄いです。
Amazonなどでよく目にするLEZAINや
PBK最大の特徴はなんと言ってもパワーメーターです!!。
恐らくパワーメーターを購入するんだったら、世界で一番安いです。
パワメのメーカーもGARMINから4iiii、Avioまで。
特に管理人も愛用する高品質低価格で有名な4iiiiのパワーメーターは世界最安です。
4iiiiはツールでの使用実績もあるのでその性能はお墨付き。
片側(左クランク)計測タイプの 4iiii Precision2.0 はセールでSHIMANO R7000系105左クランク用(170mm)が30,000円を切るときも!。
パワーメーターが欲しいのなら迷わずPBKです。
24時間限定のタイムサービスとかを突然やるので、パワメを少しでも安く手に入れたい方、メルマガ購読は必須デス!!。
一度価格を見てしまったらAmazonなど目じゃないですよ。
ホント国内で買うのがバカバカしくなります。
ただ、納期(10日前後)と関税だけは気にして下さいね。
まとめ
海外通販に馴染みの無い方には登録すら恐怖かも知れません。
しかし、これってAmazonや楽天で初めて買い物した時も同じような事かと思うのです。
初の通信販売、管理人はもう覚えてません。
小学校のときのタミヤのラジコンだったかな~(ファルコン...笑)。
当時は現金書留でタミヤに送ったような.....。
って話が逸れました、すみまsん。
文中でも紹介しましたが、海外ECサイトも高度に日本語化されているので、国内サイトと変わらずに安心して利用出来ます。
深夜にタイムセールが突然メールで来て右往左往することもしばしばあります。
これ、興奮して確実に寝られなくなります...笑。
安さと引き換えに納期だけは掛かりますが、オフシーズンにゆっくりマシーンをパワーアップするときなどにはもってこいではないでしょうか?。
ましてやこの新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で今シーズンのレースはほぼ絶望です。
こんなシーズンは自主トレとマシンのパワーアップに重点を置いて、モチベーションを維持していかなければなりません。
ロードバイクが嫌いにならないためにも、ね!。
それでは。