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自転車用のライトって実は以外に高くて選びづらい
自転車系のライトと言えばCATEYE(以下キャットアイ)を台頭にラインナップが非常に豊富ですが、その中から自分の用途にピッタリの商品を選ぶというのは実は至難の業。
買ってから後悔だけはしたくないと思うのは誰でも一緒です。
最近では中華製のライトのラインナップも豊富になり、サイクルライト業界も価格破壊が進みつつあります。
ただ、さすがにライトはキャットアイでなければ......というジャパニーズサイクリストはかなり多いのです!。
私はまだ中華製ライトの購入・使用歴はありませんが、中華製ライトについてはまた別の機会にエントリーをまとめたいと思います。
そんな訳で、今回のエントリーでは悩める皆様の声?にお応えし、キャットアイのサイクルライトの主要ラインナップから価格と性能のバランスについてまとめてみたいと思います。
安くて性能のいい商品が欲しい
消費者心理はこれです。
信頼と安心のキャットアイ製品であるが故に、出来る限り安価で性能の良いサイクルライトを購入したいとおもうところ。
用途と予算に応じたコストパフォーマンスのいい1台を選ぶというの実は非常に難しいのです。
ここで言うところのサイクルライトの性能とは、充電時間に対する電池の持ち、自分の要求する明るさ、形状、操作性など。
消費者からすると、価格が安くて充電時間が短くて明るいライトが、さしずめいい商品ということになるのでしょう。
価格が安くて性能がいいサイクルライトとなると探すのが大変ですが、キャットアイのラインナップのなかから価格に応じたライト選びの参考になればと思います。
2020年 キャットアイサイクルライトのラインナップ
では、キャットアイのラインナップと性能について、見ていきましょう。
UEBAN HL-EL145
価格:1,963円(2020年4月現在)
※価格は常に変動します。
用途:通勤、通学、サイクリングなど
HL-EL140の後継モデル。
キャットアイ製品の中では、最も安価で購入しやすいモデルです。
電池式なので出先で電池が切れてもコンビニなどで電池が調達出来れば継続使用が可能。
主にシティーサイクル、軽快車などでの近距離移動用で通勤、通学などに向いています。
メーカー型式 | URBAN HL-EL145 | |
本体サイズ | 89.0×36.0×26.0 | |
重量(本体・乾電池含) | 78g | |
光源 | LED | |
明るさ | 50ルーメン | |
バッテリー | 単3アルカリ乾電池2本 | |
点灯時間 | 通常使用 | 30時間 |
BAAのライト準拠 | 10時間 | |
点滅 | 250時間 | |
実勢価格(Amazon) | ¥1,963(2020年4月現在) |
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GVOLT70
価格:5,045円(2020年4月現在)
※価格は常に変動します。
用途:ロードバイク、夜間ライド、ブルベ向き
ハンドルバーの下側に取り付ける専用設計。
昨今のロードバイク界では社外のサイコンブラケットの下側にライトを付けるユーザーが多くなっていますが、そのようなトレンドに合わせハンドルの下側に取り付ける前提で開発されたので、電源ボタンが上向きについているのが特徴。
電源ボタンがユーザーに見えているので電池の残量の確認もしやすくなり、充電のタイミングを逃しません。
充電池は3400mAhと大容量。
VOLT400と性能差が酷似していますが、明るさこそVOLT400の400ルーメンには敵わないものの、260ルーメンで7時間というロングライフなので、夜通し走るブルベにも向いています。
メーカー型式 | GVOLT70 HL-EL551RC | |
本体サイズ | 35.9×106.5×46.5 | |
重量(本体・乾電池含) | 96.5g | |
光源 | 高輝度白色LED1灯 | |
明るさ | 50ルーメン ~ 260ルーメン | |
バッテリー | リチウムイオン充電池 USB充電式(3.6V-3400mAh) | |
充電時間 | 4.5時間 | |
点灯時間 | ハイ (260ルーメン) | 約7時間 |
ミドル(200ルーメン) | 約9.5時間 | |
ロー (50ルーメン) | 約40時間 | |
点滅 (260ルーメン) | 約210時間 | |
実勢価格(Amazon) | 5,045円(2020年4月現在) |
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VOLT100
価格:2,538円(2020年4月現在)
※価格は常に変動します。
用途:通勤、通学、サイクリングなど
VOLTシリーズの中では最もコンパクトで場所を取らない設計。
ハイモードで100ルーメンの明るさを確保。
バッテリー容量は1000mAhと少ないので、ロングライドやブルベには向かない。
市街地など比較的周囲が明るい場所用と割り切って選ぶべき。
下記のVOLT200と同じ規格でありルーメンのみ違う。
メーカー型式 | VOLT100 HL-EL150RC | |
本体サイズ | 34×90×35 | |
重量(本体・乾電池含) | 58g | |
光源 | 高輝度白色LED1灯 | |
明るさ | 50ルーメン ~ 260ルーメン | |
バッテリー | リチウムイオン充電池 USB充電式(3.7V-1000mAh) | |
充電時間 | 3時間 | |
点灯時間 | ハイ (100ルーメン) | 約2時間 |
ロー ( 50ルーメン) | 約6時間 | |
点滅 (100ルーメン) | 約30時間 | |
実勢価格(Amazon) | 2,538円(2020年4月現在) |
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VOLT200
価格:2,905円(2020年4月現在)
※価格は常に変動します。
用途:通勤、通学、サイクリングなど
VOLTシリーズの中では最もコンパクトで場所を取らない設計。
上記のVOLT100と同様の本体ケースを使用する。
ハイモードで200ルーメンの明るさを確保しつつ充電時間も3時間と短い。
小型モデル故にバッテリー容量が1000mAhと少ないので、ロングライドやブルベには向かない。
夜間走行を前提としたロードバイク、クロス、MTB用としてはちょっと心細い....。
市街地など比較的周囲が明るい場所用と割り切って選ぶべき。
管理人も4台所持しています。
メーカー型式 | VOLT200 HL-EL151RC | |
本体サイズ | 34×90×35 | |
重量(本体・乾電池含) | 58g | |
光源 | 高輝度白色LED1灯 | |
明るさ | 50ルーメン ~ 260ルーメン | |
バッテリー | リチウムイオン充電池 USB充電式(3.7V-1000mAh) | |
充電時間 | 3時間 | |
点灯時間 | ハイ (200ルーメン) | 約2時間 |
ロー ( 50ルーメン) | 約6時間 | |
点滅 (200ルーメン) | 約30時間 | |
実勢価格(Amazon) | 2,905円(2020年4月現在) |
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VOLT400
価格:5,548円(2020年4月現在)
※価格は常に変動します。
用途:ロードバイク、ロングライド、ブルベなど
管理人イチオシのキャットアイライト。ロードバイク乗りは迷わずこれ一択でしょう。
価格も5000円ちょっとと手が出しやすく、400ルーメンのハイパワーライトなので真っ暗な田んぼ道や日中のトンネル、真夜中の山中を走るブルベなど用途は広いです。
なかでもローモードの100ルーメンで18時間の使用に絶えうるバッテリー容量はさすが。
バッテリーはカートリッジ式で、別途予備を用意すれば出先で充電が切れても交換出来るので便利。
メーカー型式 | VOLT400 HL-EL4611RC | |
本体サイズ | 111.3×30.6×41.3 | |
重量(本体・乾電池含) | 120g | |
光源 | 高輝度白色LED1灯 | |
明るさ | 50ルーメン ~ 400ルーメン | |
バッテリー | リチウムイオン充電池 USB充電式(2200mAh) | |
充電時間 | 6時間 | |
点灯時間 | ハイ (400ルーメン) | 約3時間 |
ミドル(100ルーメン) | 約8時間 | |
ロー ( 50ルーメン) | 約18時間 | |
デイタイムハイパーコンスタント(下記参照) | 約11時間 | |
点滅 (200ルーメン) | 約60時間 | |
実勢価格(Amazon) | 5,548円(2020年4月現在) |
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[itemlink post_id="5189"]
デイタイムハイパーコンスタント
※デイタイムハイパーコンスタントとは?
常時点灯した状態に点滅を加えたモードです。
路面の照らすことの出来る「見る」と自分の存在を周囲にアピールする「見られる」を両立されたモードです。点灯した状態でそのライトの最大限の明るさで店点滅するので、視認性が高くデイタイムライトにおすすめです。
CATEYEウェブサイトより抜粋
VOLT800
価格:10,700円(2020年4月現在)
※価格は常に変動します。
用途:ロードバイク、ロングライド、ブルベなど
約800ルーメンの超ハイパワーライト。
原チャリのヘッドライトよりも明るい!(管理人の個人的所感)
VOLT400と同様でカートリッジ式の充電池なので、予備があれば交換が可能。しかも急速充電機能も備わっており、1A以上の入力で約5時間で充電が完了する。バッテリー容量は3400mAhでGVOLT70と同じ大容量となる。
ローモードの200ルーメンでも約8時間の使用が可能なので、単純にVOLT200の4倍の能力がある。但し、価格も然り。
メーカー型式 | VOLT800 HL-EL4711RC | |
本体サイズ | 116×31.2×43.2 | |
重量(本体・乾電池含) | 140g | |
光源 | 高輝度白色LED1灯 | |
明るさ | 50ルーメン ~ 400ルーメン | |
バッテリー | リチウムイオン充電池 USB充電式(3.6V-3400mAh) | |
充電時間 | 5~9時間 | |
点灯時間 | ハイ (800ルーメン) | 約2時間 |
ミドル(400ルーメン) | 約3.5時間 | |
ロー (200ルーメン) | 約8時間 | |
デイタイムハイパーコンスタント | 約7.5時間 | |
点滅 (200ルーメン) | 約100時間 | |
実勢価格(Amazon) | 10,700円(2020年4月現在) |
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VOLT1700
価格:19,300円(2020年4月現在)
※価格は常に変動します。
用途:ロードバイク、ロングライド、ブルベなど
VOLT1600の後継モデル。
現キャットアイのサイクルライトの中で、間違いなく最強輝度を誇るモデル。
マウンテンバイクやクロスバイクで夜間の林道ライドなどでは間違いなく頼もしい見方となってくれそうです。
ロードバイクのハイスピード夜間ライドにもこの光量は十分すぎる性能。
但し、ライトの上向き加減を間違えれば車からのパッシング祭りに遭うので取り付け角度は慎重に。
こちらも充電池はカートリッジ式なので、予備があればライド中でも交換可能となります。
メーカー型式 | VOLT1700 HL-EL1020RC | |
本体サイズ | 119.3×56.0×47.3 | |
重量(本体・乾電池含) | 256.3g | |
光源 | 高輝度白色LED1灯 | |
明るさ | 200ルーメン ~ 1700ルーメン | |
バッテリー | リチウムイオン充電池 USB充電式(6800mAh) | |
充電時間 | 6時間 | |
点灯時間 | ハイ (1700ルーメン) | 約2時間 |
ミドル(500ルーメン) | 約5時間 | |
ロー (200ルーメン) | 約15時間 | |
デイタイムハイパーコンスタント | 約12時間 | |
点滅 (200ルーメン) | 約150時間 | |
実勢価格(Amazon) | 19,300円(2020年4月現在) |
ハイ 1700ルーメン(約2時間)
ミドル 500ルーメン(約5時間)
ロー 200ルーメン(約15時間) 画像出典:Amazon
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Amazonでのレビュー順位
Amazonでのビュー件数=人気商品....では決してありませんが、レビューの件数と商品の売れ筋って少なからずイコールに近いと思うのは私だけではないはず。
つまり、レビューの多い商品は売れているという管理人の勝手な解釈!?により、下記のような順位表を作ってみました。
性能・価格・条件度外視で単純にレビューの多い順に並べてあるので、ざっくりですが売れ筋の度合いが分かると思います。
型式 | 発売時期 | レビュー件数 ▼ | 星の数 |
VOLT200 | 2018/ 9 | 530件 | |
VOLT400 | 2015/10 | 478件 | |
VOLT800 | 2015/ 9 | 368件 | |
UABAN HL-EL-145 | 2018/ 9 | 239件 | |
VOLT1700 | 2017/ 8 | 100件 | |
GVOLT70 | 2019/ 2 | 71件 | |
VOLT100 | 2014/ 9 | 27件 |
※2020年4月現在でのAmazonのレビューを参照
ご覧の通り、発売時期も価格も性能も違う者同士を単純にレビュー件数だけで並べ替えた何の意味も成さない表ではありますが、レビュー件数の多さ=人気の高さで捉えてもあながち納得のいくような順位になった気がします。
もちろん、性能と価格のバランスによる売れ筋モデルに対してレビューが集中するのは当然といえば当然ですよね。
なかでもGVLOT70は2019年の2月に発売して間もないモデルであるのにも関わらず、1年で70件もレビューが集まっているのには注目です。
さらに、お値段20,000円クラスのVOLT1700が100件のレビューで支えられているというのもすごい!。
そりゃ、管理人も欲しいですけど、ライトに20,000円は出せません。そこそこのサイコンが買えてしまいます.....汗。
確かに上記のランキングを見ると、価格も手頃で200ルーメンのそこそこの明るさと誇るVOLT200に人気が集中し評価もと上々の評価ではありますが、同製品を所持している管理人から言わせて頂くと、ロードバイクでの夜間ライドにはちょっと光量が足りません。
夜間ガチで走るときはVOLT200を2灯体制で山中をトレーニングで走るときもありました。2灯だと、かなり明るい(ほぼ400ルーメンになるから当たり前だ......)。
予算が許すのであれば文中でも記述したとおり、ガチ勢もしくは確実なライティング性能を求めるライダーなら、VOLT400以上かGVOLT70を推奨したいところです。
まとめると、VOLT200クラスは通勤通学向き、夜間ライドを中心にトレーニングや今後ブルベの参加予定があるのであればVOLT400以上を選んでおけば間違い無いと思われます。
因みに、VOLT1700クラスは殆ど車のヘッドライドですよ!!。
まとめ
キャットアイのおすすめライトについてまとめてみました。
前項のレビューのランキング表は異種格闘技過ぎて、なんか批判が来そうです......怖。
普通こんな比べ方しないですからね。でも人気ランキングっぽくて参考になりませんでしたか?。
管理人は仕事的に夜間走ることはあまり出来ないのですが、夏に近くなれば早朝からロングライドに出向くことも多いので、現在VOLT200以上のクラスのライトを物色中です。
買ったらレビューしますね。
それでは。
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