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ロードバイクメーカー Cervelo【サーヴェロ】を徹底解説

投稿日:2018年11月21日 更新日:




Cerveloサーヴェロ

カナダのトロントに本社を置くロードバイク、トライアスロン用ロードバイクのフレームメーカー。

創業はタイムトライアル用のバイクの開発がきっかけになったと言われています。

タイムトライアル用のバイクの開発コンセプトは、軽く、空気抵抗に優れていて、しっかりとした剛性を出すこと。

この3つのコンセプトは、2018年に至る現在においてもしっかりと製品にフードバックされている事が分かります。

 

まさにエアロロードバイク開発の先駆けとなったとも言われているサーヴェロ。

空気抵抗を徹底的に研究して造られたそのバイクは、製品をひと目見るとその拘りが随所に現れています。

 

ロードバイクの人気アニメ ”弱虫ペダル”では、総北高校のライバル 箱根学園 の新海兄弟が乗っていた事でも有名です。

新海兄弟と言えばスプリント選手なので、やはりサーヴェロはスプリントやレース向きという印象が強い感は否めませんね。

 

自分の愛車もサーヴェロです(笑)。

 

 

Cervelo商品のラインナップ

ロードバイクを使用するシチュエーション、レースカテゴリーに応じて、明確なモデル分けがなされているサーヴェロ。

全てのモデルが炭素繊維のカーボン仕様なので、その価格もまた高額な部類に入ります。

通常のロードバイクメーカーであれば、10万~20万円程度で手に入るアルミロードバイクにシマノの105仕様をラインナップに加え、初心者や女性ユーザー用サイズを用意していることが多いですが、サーベロはフレームセット(フレームとフロントフォーク・シートポストのみの単体販売)のみでも40万円前後からのスタートとなります。バラ完でバイクを制作するとなると、コンポ、ホイール、タイヤ、ハンドル、シートを別途購入しなければならないので、結果乗り出しまで50万円程度の出費を要してしまう、言わば高級自転車の部類に入ります。

ビギナーの方にはちょっと敷居の高い価格帯とネームバリュー感があるのが否めませんが、バイク自体はとても乗りやすくて闘争心を掻き立ててくれるスグレモノ。

その価格の高さから、日本ではまだまだ普及に至らない現状もありますが、レース会場においてもそうそう見ない希少な高級バイクなので、周囲からの注目度も高いですよ!。

モデルのラインナップは、グラベルロードのRシリーズ、耐久ロードのCシリーズ、エアロロードのSシリーズ、タイムトライアルバイクのPシリーズ、トラック競技専用のTシリーズに分けられます。

 

Rシリーズ

https://www.cervelo.com/r3

これ1台あれば何でもこなせるオールラウンダーのバイク。

その軽い車体は、スプリント、ヒルクライム、グラベルなど、どんなシチュエーションにも柔軟に対応出来るバイクです。

その根拠は、フレーム重量が800g台という驚異のフレームの軽さが全てを証明しています。

ダウンチューブが異様に太いサーヴェロ独特のフレーム構造で、Cerveloのロゴがデカデカと目立つ位置に陣取っています。

 

最新の2019年モデルは正式に9月に発表がありました。

コンポはアルテグラとアルテグラDi2の2種、カラーはオレンジ&ブラックと、ブラック単色の2種。

サーヴァロお得意の大人チックでシックな色合いですね。

2019年モデルからはフレーム選択の際に、リムブレーキとディスクブレーキの2種から選べます。

今後はこのようなリム・ディスク選択型のラインナップが主流になるでしょう。

リム一択というのは、最安モデルか最上級モデルのみのラインナップになるのでは?という予感もします。

フレームサイズは、48,51,54,56,58,61の6種。残念ながら女性モデルの設定はありません。

 

 

Cシリーズ

https://www.cervelo.com/c3

ロングライド、グランフォンド、センチュリーライド向けのCシリーズ。

長距離を楽に、速く移動する事に特化したフレーム設計のバイクです。

完成車には、今後主流になるとも噂される幅広の28Cタイヤが装着されてのラインナップです。最大で32mmのタイヤを装着出来るのもメリットの1つ。

グラベルロードとしてタイヤの選択肢が多岐に渡るというのも、楽もしいスペックの1つとなり得ますね。

 

まさに時代の最先端を走るサーヴァロらしい2019年モデルのCシリーズと言えます。

 

ロングライド用途をメインとして開発されたCシリーズのフレームは特に、振動吸収性に優れています。

完成車、フレームセットともにフレーム設計はディスク仕様のみとなっています。

リムブレーキ仕様の設定はありません。

 

 

Sシリーズ

https://www.cervelo.com/s3

エアロロードの先駆けと言っても過言ではないSシリーズ。

用途はもちろん、スプリント、クリテリウムなどのロードレイス。

しかしながら、フレーム重量も1kg前後なのでヒルクライムも難なくこなしてくれる、実は隠れたオールラウンダーでもあります。

エアロロードと言うだけの独特なフレーム形状、厳しいスプリントを制するために必要な強剛性が備わっているフレームは妥協を一切許さない構造になっています。

2019年モデルから、リムブレーキ、ディスクブレーキが選択出来るようになりました。

 

私のは2018年モデルのS3バラ完でリムブレーキ仕様なので、ディスクブレーキ仕様がちょっとうらやましいですね。

勿論、2018年からディスクの選択も出来ましたが、ヒルクライム特化仕様にしたかったので、敢えてリムブレーキを選択しました。

でも、リムもディスクも重量差はほんの微々たる300g程度です。だったら黙ってディスクを選択していても良かったなぁと感じています。

もうちょっと待てば良かったかな~とちょっと後悔もしつつですが、2018モデルでも十分過ぎるスペックを誇ります。

 

 

Pシリーズ

https://www.cervelo.com/p3

サーヴァロのお家芸でもある、タイムトライアル(TT)専用バイクです。

タイムトライアルバイクは徹底した空気力学的な利点、フィット感、ポジショニングの柔軟性に特化して造られているので、手にしたその日から最速タイムを叩き出せる可能性を秘めています。

サーヴェロシリーズラインナップの中でも、特に剛性と空気抵抗を重視して造られるPシリーズ。特に2019年モデルはボトムブラケット付近の剛性を大幅に見直しており、少ないパワーでリアホイールを回すことが出来るよう、徹底して造られています。

基本的にTTバイクは、タイムトライアル以外の競技では使用禁止とされる事が多いというのも、その性能は通常のロードバイクとはかけ離れている.....というのがよく分かりますね。

 

 

PXシリーズ

https://www.cervelo.com/p5x

トライアスロン専用バイクPXシリーズ。

モデルはこの1択のみです。

とても素人やホビーライダーが購入出来るような代物ではないです。

PXシリーズの全てはトライアスロンで勝利するために造られました。

サーヴァロが最も得意とする空気力学を駆使した風洞実験を繰り返す事で実現したこの特徴的なフレームが、トライアスロンで勝利を導くためのサーヴェロの拘りである事が感じられる個性的なバイクです。

 

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Tシリーズ

https://www.cervelo.com/t5gb

トラック競技専用のTシリーズ唯一のラインナップのT5GBモデル。

まさに世界最速の自転車にふさわしい風貌をしています。

全てはオリンピックで金メダルを取るために開発されているので、他のバイクラインナップとは一線を画すかのような異様な存在感を放ちます。

トラック競技用バイクは、フレーム設計において、剛性か、空気力学か、どちらかが犠牲になりがちです。

T5は高次限でバランスよく組み合わせられて造られており、トラック内での空気抵抗、ゴール直前の激しいスプリントにも耐えうるる強靭な剛性が絶妙なバランスで実現しています。

個人的に感じるのが、TTバイクやトラックバイクをラインナップの頂点に君臨しているメーカーは、その下のバイクの設計にもそのノウハウがフィードバイクされているのがよく分かります。

各カテゴリーのバイクを多数のラインナップで設計・販売するフレームメーカーのバイクは、上位カテゴリーのバイクのノウハウを下位グレードの設計にもフィードバックされる事も多いため、このような充実したラインナップを抱えるメーカーのバイクは、基本的にどのモデルを買っても後悔が少なくて済むと言えます。

 

 

サーヴェロは戦うバイクのメーカー

どのモデルを見ても思うんですけど、「サーヴァロと言うメーカーはどんなメーカーですか?」と聞かれたら、間違いなく「戦うロードバイクを作っているメーカー」と私は言います。

確かにRシリーズのようにグラベルロードというカテゴリーのバイクも作っていますが、先述したようにRシリーズも基本的にはオールラウンダーで使えるバイクです。

ヒルクライムもよし、スプリントもよし、ロングライドも良し。

実はこのような汎用性の高いバイクを作るほうがメーカー側は大変なように思います。フレームの剛性感を出そうとすると硬くで乗り心地が悪くなるし、剛性を減らすと今度は前に進まなくなるバイクが出来上がってしまう。このほどほどの加減が求められる汎用性の高いバイクこそが、実はレースでも速いのかも知れません。

私の所有しているSシリーズは、基本的概念は徹底した空気抵抗値を低く設計されたエアロロードで剛性も高めのガチガチロードなので、お世辞にもロングライド向きとは言えません。

はやり、サーヴェロは戦うバイクのメーカーなんだな....って思います。

レースに出て表彰台を狙うために購入するためのバイクという印象が強いです。

 

 

だからってサーヴェロでロングライドに出ないのか?と聞かれれば全然そんな事はなくて、週末には100kmのライドにも出かけます。

フレームの剛性が硬くて気になるのだったら、ホイールで補えば良いだけの話です。

硬いのはレースで勝つため....って考えれば、ロングライドで多少体が痛くなっても大して気になりません。

 

サーヴァロは戦うためのロードバイクです。

 

 

まとめ

今回はサーヴァロについて書いてみました。

ロードバイク系のブログを運営している以上、各ロードバイク・フレームメーカーについて自分でも多少の知識があったほうが良いんじゃないか?という事で、これでもいろいろと調べながら記事を作成しています。

サーヴェロが一番最初になってのは、やはり自分が所有しているから...という理由からですが、今後も各ロードバイクメーカーを定期的に取り上げて記事にしていきたいと思います。

私は初心者の方の目線で記事を書いていますので、上級者の方から見れば物足りない情報や、私の間違った解釈で記事を書いていることもあるかも知れません。そんな時はどうかコメント欄かお問い合わせでご一報下さいませ。適宜修正してまいります。

皆様から愛されるウェブ・サイトとなれるよう、これからも良質な記事の作成に向けてがんばります。

今後とも、よろしくお願いします。

それでは。




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