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Zwiftとは?
Zwift(ズイフト)とは、MMO形式(Massively Multiplayer Online)のサイクリング・ランニングトレーニングプログラムです。
もっとわかりやすく説明しますと、オンライン参加型のゲームでバーチャルの世界に自分が持っているロードバイクを実際に走らせるというもの。
オンラインゲームに近い要素を併せ持ちながら、自分が実際に所有するロードバイクやクロスバイクを固定ローラーやスマートトレーナーに設置し、ロードバイクのスピードセンサーやパワーメーターからの速度情報をもとにゲーム内の自分のアバターを実際に走らせることでバーチャルの世界でサイクリングをする事が出来ます。
インドアサイクリングと言う例えも出来ますが、私の身の回りで実際にZwiftをやっている人の殆どは、オフシーズン中に室内でトレーニングするための手段の一つとしてやられているようです。
オフシーズンのトレーニング
ロードバイクの冬場のトレーニング方法としては、固定ローラーもしくは実走感がより得られる3本ローラーが主流です。また、地道に筋トレやジョギングなどでも十分身体を動かして鍛える事も出来そうですが、ローラー系のトレーニングは、景色の変わらない室内でただただ地道にペダルを回すだけという言わば拷問罰ゲーム的な要素も持っており、なかなか続かないのが現実です。
しかし、それでも向上心の強い人であればトレーニングという前提であれば、どんな環境や機材であっても言い訳をせずに黙々とトレーニングするのでしょうけれど、万人向けでないのは事実です。
特に東北・甲信越・北海道などの雪国の場合、積雪や寒波の影響などで屋外を走るのが困難な状況下においては、オフシーズンの過ごし方も工夫しないと、シーズン開幕後すぐにレースなどが合った場合、トレーニングや調整が間に合わないという事態も起こり得ます。
マウンテンバイクなどで野山を走ってペダルを回すという方法もありますが、それがロードバイクのためのトレーニング目的であるとするのならば、どれだけのトレーニング成果が得られるか?というのは微妙なところです。ロードバイクとは純粋にギヤ比も違うので、同じ時間距離を走るのであれば固定ローラーや三本ローラーで回したほうがより高いトレーニング効果が得られる可能性が高いです。
最近。実際に私が冬場のトレーニングとしてマウンテンバイクを取り入れて屋外ライドした結果、単位時間帯当たりの消費カロリーも積算距離も大して稼げなかったという事実が裏付けされています。
だったら、安全な室内でZwiftなどでロードバイクのペダルを回したほうが、より高い運動強度でトレーニングが出来ます。
でも、そんな室内トレーニングに飽きたときには、マウンテンバイクは気晴らしには最高です!。
Zwiftの特徴
Zwiftはバーチャルの世界の中の自分のアバターを、実際のロードバイクをペダリングすることで進ませてライドします。
通常のゲームとは違い、実際に自分の脚と心肺を使用するので体力勝負です。
Zwiftはバーチャルの世界でロードバイクを走らせるMMOゲームである事はお分かり頂いたと思いますが、今や全世界約200カ国のプレイヤー(サイクリスト?)が参加する世界最大規模のオンラインゲームです。
バーチャルの世界では、架空の島であるワトピアやリッチモンド、ロンドンなどの仮想世界を走ります。
プライヤーはその中の参加者の皆さんと一緒に走り、その中でグループライドやロードレース、ワークアウトメニューなどをそれぞれこなすことが出来ます。
バーチャルの中で世界中の方々と走るのも一つの楽しみであり、一人で黙々とワークアウトメニューをするのもロードバイク乗りにとってはまたいいですね。
このように、Zwiftは様々な要素を併せ持った仮想空間でライド出来る画期的なゲームシステムなのです。
Zwiftのメリットとデメリット
メリット
ここまで書けばもうメリットはお分かり頂けたと思いますが、改めて。
固定ローラーなど、一人で黙々と何の変化もない室内でトレーニングすることに抵抗があったサイクリストが、バーチャルの世界で世界中の人とロードバイクを通じてコミュニケーションを取る事が出来ます。
画面上の仮想空間に設置されたコースを実際のロードバイクをペダリングする事で進み、タイムやパワーなどの参考値を得ることも出来ます。
オフシーズン中のトレーニングとしても画期的ですし、またシーズン中の雨天時や台風時など天候が優れないときの緊急用トレーニング方法としても活用出来そうですね。
デメリット
メリットばかり書いるようですが、デメリットが無い訳ではありません。
ここまで読んで頂ければすでにお察しかとは思いますが、Zwiftは有料のサービスになります。
1ヶ月\1,500から\1,700の料金が掛かります。
1年間利用したとすると、
¥1,500×12ヶ月=¥18,000
いや、これ結構な料金ですよね。
ユーザー数が増えれば採算も取れるでしょうに、もう少しお安くして頂いても良いような気もしますが.....。
確かに年間トータルで見れば18,000でお高く見えますが、実際にシーズン中は外で走ることが多い訳ですから、例えばZwiftはオフシーズン中専用の期間限定ワークアウトツールとして運用すれば、12月から3月までの4ヶ月間だけ有料でお世話になるとする。
そうすれば、
¥1,500×4ヶ月=¥6,000
これなら、有効なオフシーズンを楽しいライドトレーニングとしてZwiftをお手軽に楽しめるような気がします。
しかしながら、それも月1500円って結構な金額ですよね。テレビのCSなんかの有料放送よりも高い.....。
ウィキペディアによると、2018年1月現在でZwiftアカウント数は既に55万人に達したとの事ですが、Zwift自体が正式にアカウント数を公表していない事から、この数値は正確性に欠ける情報のようです。
しかし、それが事実だとすると、この記事を書いているのは2019年の1月なのでもう60万人を突破していてもおかしくない、いや、70万人!?、だって2018年中にもあちらこちらでZwiftZwiftって盛り上がってましたから、加入者数は2018年が過去最大だっだのでは?という推測も頷けそうなものですが....。
お願い、もうちょっと月額料金安くして~。
7日間の無料トライアル、その後も25kmまで無料!
そんなZwiftですが、試しにZwift体験してみたいというユーザーさんのために無料トライアルも設けてあります。
ログインしてアカウント開設後の7日間は無料でZwiftが楽しめます。
その7日間が過ぎてからも25kmの走行までは無料で楽しむことが出来ます。
ただ、注意して頂きたいのが1点。
Zwiftを始めるには、自分の環境に合った機材が必要になります。
必要な機材等については当サイトでも近々記事をUP予定ですが、機材が揃わないとZwiftは楽しめません。
つまり、機材が揃わないうちにアカウントを取得してしまうと、何も出来ないままあっという間に7日間が過ぎてしまいます(私がやってしまいました.....)。
<2019.01.12追記>
先日記事をUPした際、「アカウント取得後から7日間でお試しが終わる」と記載しましたが、実際にライドが始まるまでは日数のカウントは始まりませんでしたので訂正します。スミマセン。
実際に機材が揃ってZwift内のアバターが走り出さない限りお試し期間はスタートしませんので、機材が揃わないうちにアカウントを取得しておいても問題ありませんんでご安心ください。
取り急ぎ、Zwiftを始めたいというかたは、「Zwift 始める」などで検索していただければ、相応の記事を書いているサイトがヒットするはずです。
当サイトも現在、記事を執筆中ですので少々お待ち下さい。
Zwiftのアカウントはこちらから作成できます。
まとめ
今回はZwiftについて紹介してみました。
私は機材もろくに揃えないうちにアカウントを取得してしまったので、あっという間に無料の7日間が終わってしまいました。
もう機材は手元にありますが、リアル多忙によりなかなかZwiftを始められずにおります。
その模様も近々UPしたいと思っていますのでお楽しみに!。
それでは。