蔵王のヒルクライムについて
蔵王と言えば宮城県側の宮城蔵王と山形側の山形蔵王が存在し、これらを総称して蔵王連峰と呼ばれています。
その宮城県側で毎年5月に行われる 日本の蔵王ヒルクライム・エコ2019。
以前から参加してみたいなぁ~と思っていたものの、地元岩手県の おおつち新山高原ヒルクライム と毎年毎年日程が丸かぶりのため断念せざるを得ません。
このような隣県同士での”日程かぶり”って、どうにかならないのでしょうか!?。
2019年に至ってはサイクリスト友達のなかでは岩手県より宮城蔵王のヒルクライムに参加する方も居て、おおつちヒルクライム組と蔵王ヒルクライム組と分かれたりすることもありました。
しかしながら、おおつちヒルクライムも獲得標高860mとキツいコースですが、蔵王を走った方に聞くと宮城蔵王はおおつちの比にならないとか....。
(宮城)蔵王ヒルクライム コースデータ
標高差 :1.334m
距離 :18.7km
最大斜度 :12.0%
平均斜度 :7.1%
平均斜度で7%超ってあまり想像したくないですね....。
蔵王坊平ヒルクライムinやまがた
でもって今回記事にするのは、蔵王エコーラインでも山形側のエコーラインを使用した山形県での開催となる 蔵王坊平ヒルクライム2019 について。
坊平= ”ぼうだいら” と読みまです。
坊平とは地名のようで、近くには有名な蔵王坊平高原もあります。
募集要項のエントリー締切は2019年7月31日だったようですが、ネットエントリーは8/31(土)まで継続しているようですよ。
公式サイトはこちらです。
https://www.mspo.jp/zaouboudaira/
つまり、宮城県側の蔵王エコーラインを使用したヒルクライムは毎年5月開催、今回の山形側のエコーラインを使用したヒルクライムは今年が初開催となる.....という事のようです。
この初開催って、なんかそそられてしまうのは私だけ!?。
蔵王坊平ヒルクライムについて
お恥ずかしながら、このヒルクライムイベントを知ったのは正式なエントリー締切7/31を過ぎた8月のお盆過ぎでした。
イベントを検索したきっかけですが、岩手県のヒルクライムレースは8/25の八幡平ヒルクライムで今シーズンはすべて終了となってしまいます。
8月でシーズン終了ですよ。ちょっと早すぎませんかね?。
まぁ、あくまでも岩手県内のヒルクライムイベントに限定した話なんですけど。
しかしながら、来年のシーズンスタートまで9ヶ月も目標無しでどう過ごせと!?。
で、わたくし、必死に東北隣県のヒルクライムレースの開催地を探しました。
うろ覚えですが、福島県でも磐梯山のヒルクライムがあったような無かったような.....(ホントうろ覚えです)。
今年はツールド三陸も8月開催で八幡平ヒルクライムも同じく8月開催。
みんな9月の台風直撃を避けての8月開催だと思うのですが、今年に限っては8月のほうが台風の被害が多いような気がします。
(所詮結果論みたいなもんですけど)。
やはり8月でシーズンオフというのはちょっと切ないです。
まぁ、ロングライドや練習ライドなど、寒くなるまで一人黙々とやるのも良いですけど、やはり貧脚ヒルクライマーはレースに出る事での刺激を求めてしまいます。
で、9月開催のヒルクライムレースを必死に探した結果、この山形県の”蔵王坊平ヒルクライム”を知りました。
しかも今年が初開催。
気になるのはコースがあまり可愛くないことぐらいでしょうか?。
<蔵王坊平ヒルクライムコースデータ>
全長 :28.2km(計測区間は約25km)
標高差 :1,529m
平均勾配:5.8%
宮城県側のエコーラインと比べれば標高差は高いものの平均勾配はこちらのほうが緩いようです。
しかし、全長が28.2km......。
な、長ぃ.......。
おおつち新山の13.1kmの倍の距離です。
圧巻は標高差1,529m。
さすが蔵王連峰...。
参考情報
このブログの読者でSTRAVAでもフォローさせていただいているYoshimotoyaさまより、山形蔵王の平均勾配の5.8%にはちょっとした疑惑がるとの情報を頂きました。
YoutubeでもおなじみのFRAMEさんで掲載されいる記事をご紹介頂きましたのでリンク貼っておきます。
こちらです。
そう、若かりし私がまだ仙台在住の20代の学生時代、250ccのホンダのCBRで宮城蔵王で膝スリ小僧をしていたあの頃。
右コーナーでコケてブレーキレバーと右のステップを破損して仙台市内までブレーキ無しで帰ってきた事を思い出しますな。
今考えるとゾッとしますが....ゾッとするどころか、整備不良で捕まるって!!。
しかしながら山形蔵王側は走ったこともないので興味深々。
出たいんですけど、標高差1,500mはちょっと自信がないです。
事実、先日岩手県で行われた八幡平ヒルクライムの獲得標高1,100mで管理人はイッパイ×2です......。
試走はしてみたいと思うものの、ネットエントリーの締切が8/31(土)。
出来る事ならエントリー前に試走してみてそれから出走するか否かを判断したいが、既に日程が......。
今年は諦めますかね.....。
コースについての情報が.....
まぁ走るにしろ走らないにしろ、この日本最大級のヒルクライムコースは興味深々。
当方はこうしてヒルクライムのブログをやってるもんですから、あちこちのコースを実走してレビューするだけでも読者さまのお役に立てるってもんです。
そのためにブログ運営しているようなもの。
で、公式サイトにも大体のコース図の切り抜きが掲載されていますが、ちょっと情報不足。
しかしながら、公式サイトではコース紹介動画が掲載されていました。
このコース動画をもとに土地勘も無いながら、スタート地点であるリナワールドからタイム計測地点までのルートと距離、計測区間全体の距離などをシュミレーションしてみました。
下記の通り、ルートラボ、GoogleMap、ガーミンコネクトなどでそれぞれコースを作成してみました。
STRAVAでも作ってみたんですが、ちょっと不安だったので却下しまひた。
それからGoogle Mapとにらめっこすること1時間。コース動画の画像をもとにGoogle Mapでルートの確認をします。コース全長が28.2kmということですが、このうちの約3kmはパレードランのようで、実際の計測区間はスタート地点のリナワールドからおよそ3km地点という事がわかりました。”高野”という交差点の手前からスタートのようです。
動画では赤線が引かれています(動画:1分41秒付近)。
つまり、計測区間の距離は25.2kmということになります。
恐らくこのルートで間違いないと思うのですが(責任は取れません)。
特にヒルクライムスタート地点(計測区間)の地図上の落とし込みが曖昧と思われますのでご容赦ください。
パレードラン含む全コース
★GoogleMap
パレードランのコースですので、間違っていてもご愛嬌ということで...。
★Garmin Connect
GARMINをお使いの方なら下記データが役に立つと思います。
地図をクリックしてGARMIN CONNECTで開けば端末へのダウンロードも可能です。
計測区間
GoogleMap
★Garmin Connect
★ルートラボ
計測区間は上記の通りと思われます。
あくまでもコース紹介動画をもとに地図を起こしでますので、間違っていたらゴメンナサイ。
上山市の土地勘もありませんので、あしからず......です。
因みに、ルートラボ上での想定所要時間は自転車で1時間41分との表記になりました。
実際にこの距離25.5km、獲得標高1,500mを1時間41分で登りるとすると、平均時速は19.2km/hで登らなければなりません。
おっ!結構なハイペースですね.....。
勾配9%を時速20km/hペースで登るとなると、パワー的には250W程度必要なのでは?。
まとめ
蔵王坊平ヒルクライムについて、コースの概要などまとめてみました。
ちょっとこのコース、ヘビー級過ぎて私には完走すら難しいかも知れませんね。
因みに、試走に行く際の駐車場についてですが、事務局に問い合わせたところ下記の駐車場を推奨しているそうです。
上山市生涯学習センター
ZAOたいらぐら
ZAOたいらぐらについては、ヒルクライム計測区間の途中にあるので、試走でタイム計測する際は一旦下山してからの計測になります(当たり前ですが)。
山形に試走と言っても、岩手の当地方から上山に行くとなると距離にして330km、5時間の陸の旅となりそうです。
一日仕事となりそうですが、始めて走るヒルクライムレースとなれば無理してでも一度は試走してみるべきでしょうね。
エントリー締め切りまであと数日。
管理人は迷ってます。
今の自分の実力じゃ無理かな....。
参考になれば幸いです。