- 悲報は突然でした
表題の通り、海外の自転車用品通販大手 Wiggle と Chain Reaction Cycles(以下CRC)からの突然のメール。
2019年1月1日、つまり来年よりShimano製品の取扱いを全て中止するとのこと。
どして!?。
全貌も何もわからずに記事を書いてます。
以下、メールの内容の一部です。
Wiggleでは1月1日より日本向けのSHIMANO製品の販売を中止いたします。
大変心苦しい決断ですが、何卒.......
という内容でした。
同様の内容がCRCのストアからも。
これはセールスメールではなくて別件で入った情報でした。
WiggleとCRCと言えば先日記事を書いたばかりでしたが、
数年前まではお互いに世界シェア争いでライバル関係であった両者、2016年からは合併することで世界最大の自転車通販グループと化しました。
私は両者の商品を販売するお手伝いをさせて頂いている都合上、そのようなメールを頂きました。
動揺が隠せません。
グループ全体でのSHIMANO製品 取扱中止
Wiggle、そしてCRC両社でSHIMANO製品の販売を中止するとのこと。
”見合わせる” ではなくて” 中止する” のだそうです。
中止するとはつまり、今後販売を再開する予定は一切ないという決定的な宣言でもあります。
日本国内でSHIMANO製品をグループセットで購入すると結構な出費が必要ですが、この両者のウェブサイトから購入すれば国内の売価より1割~2割ほど安く購入出来るだけに、いち消費者としてもショックが大きいのです。
もちろん、Wiggle、CRCともども取り扱っている商品はSHIMANO製品のみならず......ですけど、それにしてもSHIMANO製品の取扱をやめるということは企業間での取引に関わる何かの折り合いが付かなかったからでしょうか?。それしか考えられません。故に、先程のメール本文にも 「大変心苦しい決断ですが....」 との文言が書かれていたのが気になります。
心苦しい決断をされたという事は、「販売を中止するかどうか今の今まで社内またはグループで協議を繰り返してきたが断念せざるを得ない状況に追い込まれた....」という解釈になるかと思われます。
「SHIMANO側が納入単価を上げてきた」
「Wiggle、CRC側の納入単価値下げ交渉にSHIMANO側が難色を示した!?」
「コンプライアンスに反する取引・行為があった!?」
もしくは、他の取引メーカーからの圧力的なものが加わったのか!?。
素人であって第三者の私が妄想したところで机上の空論にしか過ぎませんが......。
その真相が消費者としても知りたいと思うわけです。
消費者として
消費者としても日本人としても、海外の通販サイトが日本が誇る大企業SHIMANOの製品を取り扱ってくれるというのはとてもありがたい事であり、日本国民としても名誉な事でもあります。
私が言う事でもないですけど。
それが販売をしなくなるというのは、日本国内に留まらず世界中のマーケットでも困るユーザーさんは多いハズです。SHIMANO側としても世界的に広がる大規模販売網を失うわけです。この二者が全世界の数十%のシェアを賄ってくれいているはずですので、売上の低下は避けられないのではないでしょうか?。
ただ、SHIMANOはコンポーネントのグループセットの小売だけで売上を伸ばしてきている訳では無いですが、それでも世界的な販売網を失う事でのダメージはただ事では済まされない事態になるのでは?と感じます。
消費者としても本当に悔しいばかりです。
私自身、まだSHIMANO製品をWiggle、CRCで購入した実績こそないものの、もしも今使っているコンポにもしものことがあったらWiggleかCRCで購入すれば....的な保険的安心感とでも言いましょうか?、国内のどこぞのショップで購入するよりも安くコンポやホイールを調達できるという安心を抱えていました。
値段さえ気にならなければ国内大手通販二社でも良いんですけど、予算的な都合を優先すると時間が掛かってもいいから海外通販で安く....という時って必ずあります。
ましてや、今やこの記事を書いているのは12月、シーズンオフで外でロードバイクには乗れませんので皆様もきっと、来る来シーズンに向けてバイクのパワーアップに余念が無い事でしょう。こんなオフシーズンは納品に1週間掛かろうが2週間待たされようがいいわけですよ。
しかし、もうそれが出来なくなる、あの値段で仕入れられなくなると思うと、本当に残念でなりません。
公式発表はまだなのでしょうけれど、何かの間違いであった欲しいと願うばかりです。
まとめ
Wiggle、CRCの二社は年内をかけてSHIMANO製品の5%オフを実施するそうです。
お願い!何かの間違いであって欲しい.....。