ロードバイクが人生を熱くする

私のロードバイクを紹介します。1991年製 NISHIKI FINISHER 105完成車 

2018年12月16日

愛着のあるバイク

誰しも記念すべき最初の1台となったロードバイクというのは必ずあるはずです。

 

なかには2台目を購入するためにスペースや予算の関係で1台目を売却することもあるかも知れませんが、やはり記念すべき一台目というのはなかなか愛着もあって手放せないのも事実です。

中にはロードバイクからマウンテンバイクまで数台持っている人もゴロゴロ居りますが、自転車好きにとっては原点となる1台目というのは感慨深いものがありますね。

 

今回の記事は自分の持っているバイクの紹介第1段目となります。

 

 

NISHIKI FINISHER 1991モデル

私のロードバイクデビューは今から26年前の高校3年生のとき、1991年でした。

当時は次世代の新素材となったカーボンフレームなどという高級品はまだ存在していませんでした。

フレームはクロモリかアルミしか選択肢はありませんでした。

当時私が最初に購入したロードバイクが、今はなきジャパニーズブランド カワムラサイクルのスポーツ自転車ブランド NISHIKI の 正確なモデル名は覚えてませんが、”FINISHER 105 ”完成車です。

Shimanoのコンポーネント105がこの世にデビューした当時に出回っていた、今ではすっかりレトロ感丸出しのロードバイクです。

 

 

上記の写真は2年前に撮影したものですが、一部デビュー当時のコンポも搭載したまま大幅なリニューアルをしていますが、ベースは初代105とも言える "1050系105" が搭載されていました。

今では見ることも無くなりました。

 

 

このバイクを26年前に購入したショップさんは今でもお世話になっていて、2年前の大幅レストアでもお世話になりました。その際、ショップ店主の判断で「ブレーキは状態も良いからこのまま使ったら?」ということでそのまま1050系のブレーキを暫く使ってましたが、26年前の105のブレーキの効きはお世辞にも良いとは言えません。と言うよりは、現在の7000系105が大幅に進化したという証でしょう。

しかし、使う気になればこの1050系も難なく使えます。ブレーキの効きさえ気にならなければ、26年前のコンポが今でも使えるって実はスゴい事だと思いませんか?。

でも背に腹は買えられません。止まらないブレーキは何の意味も成しません。7000系の105でしたら文句の付けようがありませんが....。

結果、いつもダウンヒルで怖い思いをするので、1年前に8000系アルテグラに換装、ここ最近諸事情により7000系の105で落ち着いています。

 

 

度々の仕様変更

遡ること20年前、社会に出てからというものロードバイクとはすっかり疎遠になってしまいましたが、2016年にロードバイクに再デビューしました。

先の画像が2016年のデビュー直後の仕様で、コンポも1050系の105が付いたままでしたが、さすがに時代の流れには逆らえませんでした。

一旦、5800系の105で統一しますが、フロントクランクとギア、ブレーキの前後をR8000系アルテグラに換装しますが、その後その2つはR7000系の105に落ち着きました。

 

 

 

 

リアスプロケの掃除をサボってるのでちょっと汚くてスミマセン。

11-28Tですが、斜度15%程度のヒルクライムだとこの仕様でも何とか登れます。コースによっては32Tが欲しいな~と思うところもありますが、そうこうしているうちに2台目のバイクを買ったので、このバイクは練習用バイクとなってしまいました。

 

デフォルトのステムはNITTOのアルミスレッドステムでしたが、周囲の反対を押し切ってアヘッド化しました。

クロモリはスレッドステムでなければ....という暗黙のルールみたいのがあるみたいですけど、ポジションの微調整も出来ないしその都度サイズの違うステムを買うのもバカバカしいと感じていました。

 

 

練習用としてまだまだ使える

2018年のヒルクライムレースは殆どこのバイクで参戦しました。

車体重量も10.8kgと重量級、乗っている本人も重量級です....笑。

 

レース会場にロードバイクを持ち込むたびに周囲のサイクリストさんは最新のカーボンバイクで悠々と走っていらっしゃる。一方の私は26年前の鉄のロードバイクでその方々と勝負をしようとしている訳です。

なんか引け目を感じましたし、周りからの目線が痛かったです。シーズン終了間際にはすっかりトラウマになってしまっていました。

なかには、

 

男性A
「おぉ~、NISHIKI懐かしい~!高校の時僕も乗ってましたよ~!」

 

って声を掛けられる事もありました。

動揺する気持ちを抑えながら軽く会釈をしつつ、

 

「スミマセン、私はまだ現役で乗ってますよ~!!」
管理人

 

心のなかでつぶやきながらその場を必死できりぬけてました。

 

そんな後ろめたさを感じつつの2018年でしたが、シーズン終了時には私も2台目のカーボンロードバイクの購入に至ったので良いんですけど、今思えば別にクロモリでも引け目を感じる事なんて無かったんですよ。

先日、こんな記事を書きましたが、

 

 

これは、そんな引け目を感じてきた自分に対して書いているようなものです。

 

26年前のクロモリでも良いじゃないか!と。

 

2台目のカーボンバイク購入のとき、お世話になっているショップの店主さんからは

 

「NISHIKIをバラして、カーボンのフレームだけ買ってそのパーツで2台目を組んだら?」

 

とも提案されましたが、このバイクがバラバラになるというにちょっと抵抗がありました。

 

結果、2台目はバラ完でほぼ一から組む事になり、こちらのクロモリは7000系の105て落ち着いた格好になりました。

 

 

まとめ

結局のところ自分が愛着があって乗っているんだったら、それで良いんじゃ無いですかね?。

ルック車でヒルクライムに出る方も居ますが、その人がそれで満足なら周りからどんな目線を浴びせられようが本人の自由です。

 

このクロモリもフレームはまだまだ健在ですが、将来的にはフレームを交換するかも知れません。しかし、そうなったとしてもこのフレームは大事に取っておくと思います。

クロモリは永遠に不滅ですよ。

  • B!