2020年5月19日発表のSTRAVAの有料化についての記事をまとめています。
同日AM9:00時点で把握している情報を箇条書きではありますがまとめています。
まだ完全にまとめ切れていいませんが、分かり次第、都度加筆していきます。
なので、この記事が完全な情報ではありませんので、その点をご理解のうえ参照ください。
目次
2020年5月19日発表 リーダーボードがとうとうサブスプリプション化
サイクリスト、ランナーなどのアスリートに人気のSTRAVA。
2020年2月現在での全世界でのユーザー数は5000万人を突破。
まさにアスリート向けログ管理アプリでは、シェア・人気ともにNo.1のアプリです。
そしてSNS機能がアスリート間でのコミュニティーを構築出来るのもSTRAVAの魅力のひとつ。
自分のライド・ランのログをGPSとスマホ、サイコンなどで管理し、地域または世界のアスリートとそれぞれの記録を競い合うことが出来ます。
STRAVAについて、詳しくはこちらを参照下さい。
そんなSTRAVAですが、各地域のアスリートが任意に作成した区間のタイムを競い合う、いわゆる セグメント機能 をはじめとする人気の機能がとうとう サブスクリプション化(有料化)してしまうとのこと。
いままで無料でここまで使えるの!?と半信半疑だったSTRAVAだけにショックも大きいのですが、決定事項のようなのでどうしようもありません.....泣。
しかし、いつものことですが、STRAVAって発表が突然すぎる。
前回のReliveとの交渉決裂のときもそうだった。
というわけで、本記事ではSTRAVAが発表したサブスクリプション化の詳細をまとめました。
サブスク化のメッセージは突然に.....
皆さんも今日の朝イチでSTRAVAを開いた時点でのメッセージを見てショックを受けたに違いありません。
創設者であるMark Gainey氏とMichael Horvath両氏のメッセージを目にしました。
今日のサブスク化発表に至るまでには、社内での討論もあったといいます。
おそらくサブスク化賛成、反対意見もあったのでしょう。
STRAVAの総意としては、これまでにセグメントリーダーボードなど高機能なサービスの提供には無理があったこと、これから有料化することでさらに充実した良いサービスが提供出来るとの見解を示しています。
確かに全世界5000万人が利用するSTRAVAですから、世界中のアスリートのログを収納するサーバーの管理に掛かるコスト、180名を超えるスタッフの人件費、新たな機能の企画開発に掛かるコストなど、これらの経費を差し引いても利益が残らなければ企業としては存続出来ません。
STRAVAが存続出来なければ、我々はSTRAVAのサービス自体に触れることも出来なくなります。
って、管理人が言うと、まるで私はSTRAVAの回し者か?的な感じで見られがちですが、管理人としての意見は後に書かせて頂きます。
つまり、良いサービスを提供するには
「もっと皆様からの投資がなければ、これ以上のことは出来ませんよ!」
ということらしい。
しかしながら、何故いまなの!?。
サブスクリプション向けに新たに加わった機能
- ルート機能が大幅にアップデート
- ライドマッチ:同一ルートでのライドのパフォーマンスを比較分析する機能
- iOSのトレーニングログですべてのトレーニングログ履歴をチェック出来る
- ワークアウト分析がすべてのアクティビティータイプで可能に
- Grade-Adjusted Page(GAP)がiOSとAndroidでもチェック出来るように
- 近日アップデート:セグメントの新しいランキング方法(詳細不明)
ルート機能について
ルート機能がサブスク化と聞いて発狂するユーザーさんが多いと思われます。
2020年3月でYahoo!が提供していたルートラボのサービス終了のアナウンスがあった時点で、サイクリストや市民ランナー、ツーリングを企画するライダー(二輪勢)たちは、こぞってルートラボからの代替が可能なサービスを模索したのでした。
Ridewith GPS、Garmin Connect、そしてStravaのルートビルダー。
ガーミンユーザーはGarmin Conecctのほうがサイコンと連動できるのでナビ代わりとしても重宝するので良いのですが、これはガーミンユーザーに限っての話。
そうなると、やはり当時(2019~2020年初頭)は Ridewith GPS を候補とする方が多かったように思います。
当初はRidewithGPSが代替の筆頭候補だった
当初はRidewith GPSがルートラボ後の最強ルート作成サービスだ!!なんて声もネットてよく目にしました。
管理人も Ridewith GPS のアカウントを取っていじくり倒していましたが、使い勝手も悪くなくて正直「これでもいけるかな....」と心に決めていたところで、なんと!STRAVAがルート作成機能の大型アップデート。
結局のところ、STRAVAでルートが作成出来ればSTRAVAアプリ内ですべてのことが出来るんですよね、だから Ridewith GPS は使わなくてもいい....ってことになりました。
しかも、Ride with GPSって、名前が長くて日本人にはちと言いづらい.....。略そうと思っても略せない....RWGとか?......意味不明笑。
また、Ridewith GPSのウェブ版もアプリ版も日本語化されていないので、これだったらGarminユーザーなら黙ってGarmin Connect使ってたほうが言い訳で...。
これについては、まだまだ発展途上中でしょう。
そんなこんなで Ridewith GPS はまだまだこれからだな~って印象です。
そこでSTRAVAのルート作成機能については、2020年に入ってから大型アップデートもありかなり洗練された印象です。
正直、マップもルートラボより見やすい!!。
そしてルートラボほど(ブラウザが)重くない。
まぁ通信速度や時間帯の影響もありますけど、ルートラボは夜8時以降はホント重かったことしか覚えてません。
ルート作成機能が使えないSTRAVAはユーザーが離れるのでは!?との懸念
つまり、ルートラボのサービス提供が終了したことでSTRAVAのアカウントを取得したユーザーさんも多いはずなんです(少なくとも日本国内では)。
それが5月になっていきなりサブスク化しますよ~なんて言ってきたら、それはユーザーさん激怒するのではないでしょうか!?。
しかもこのコロナ禍のさなかにサブスクにしなくとも....。
これって行政よりもたち悪い!!って思うのも必然かと。
と怒り狂う管理人でしたが、管理人実は今年の3月から課金にしていて既にに1年分の決済が済んでいるので、使い勝手等は特には変わっていません。
しかし、「課金するのは今年だけ」というつもりだったので、これから毎年6,000円が掛かるか....と思うと、ちょっとげんなりしますね....。
無料からサブスクリプション(課金)に変更になった機能
- セグメントのリーダーボード(トップ10以降の閲覧)
- セグメントエフォート比較、フィルタリング、分析機能
- strava.comでのルート作成機能(改良されたマップとセグメント対応)
- ランニングマッチ(同一ルートでのランニングのパフォーマンス分析)
- Androidとウェブのトレーニングログ
- 月ごとのアクティビティーの傾向チェックと比較
サイクリストにとっては特に、ヒルクライムなどでのセグメントのリーダーボードを利用することが多いと思います。
リーダーボードで地元ガチ勢10位までの優劣が決りますからね。
おそらくSTRAVAを利用する人が一番楽しみにしているのが、このリーダーボードでの自分自身の順位ではないでしょうか?。
リーダーボードについては、10位までは無料で参照出来るとのことです。
しかしながら、関東圏や関西圏など人口が密集している地域、特に関東圏のヒルクライム聖域とも言われるヤビツ峠や栃木の日光いろは坂などでのセグメントともなればベスト100に入るのにも大変なはず。
10位以降に順位を確認するにはサブスクリプションに加入しないと閲覧出来ないということになります。
STRAVA SUMMITは廃止
これまで、
- トレーニングパック
- セーフティーパック
- アナリシスパック
と3つのパックでそれそれ月額500円程度でサブスク提供されていたSTRAVA SUMMITですが、このパックシステムを全廃止するとのこと。
廃止と言ってもこれらの機能が失われるということではないようで、全て月額のサブスク化するとう事のようです。
SUMMITユーザーからするとこの3つのパックを年間課金すると税込6,300円程度の痛い出費となりますが、これが例えば月額300円などで使用出来たほうがかなり割安感があります。
まとめると、今後のSTRAVAは無料プランでそのまま使用するか、サブスクリプションで使用するかの二択になるということです。
気になるサブスクリプション料金
2020年5月19日現在、STRAVAに確認中です。
下記のページの一番下の記事に料金について軽く触れています。
その記事を抜粋したのが下記のスクショですが、文面には「価格は今までと同じ!」との記載があります。
STRAVAに限らずこの手のサブスクアプリやサービスは、料金体系をあやふやにすることが多いですよね?。最後までサブスク料金を明かさないとか。
もしも上記のスクショの説明の通り価格は今までと同じであるとすれば、現在の価格に置き換えて考えてみます(管理人の憶測です)。
いままでのSTRAVA SUMMIT の料金体型は、トレーニング、セーフティー、アナリシス、それぞれのパックが月額500円で利用できました。
1ヶ月だけ3つのパックを利用するとなると500円×3=1,500円ということになります。
しかし、3つのパックを年間契約すると料金は6,300円でした。
つまり、価格は今までと同じということであれば、この年間の料金6,300円を12で割った金額が月額料金ということになりますが.....。
6,300÷12=525円(年間契約での1ヶ月あたりの料金)
現時点で言えるのは、年間で6,300円(おそらく税込み)の一括課金ということです。
月額に換算すると一月あたり525円という計算になりますが、果たしてどうなのでしょうか?。
現在、STRAVAに確認を取っていますので、分かり次第更新します。
2020.5.19 PM14:00追記
【正規の料金確認】
年間契約の場合のサブスク料金は6,300円(税込み)、1ヶ月のみの場合の料金は800円とのことです。
まとめ
60日の無料プランが付いていますので、今まで無料で使っていたユーザーさんはとりあえず無料で60日使ってみて、60日経過の直前に課金サブスクにするかしないか?の判断をしてはどうでしょうか?。
今日(5月19日)から無料トライアルをすると、7月17日(の数日前くらい)にクレジットカードで年間使用料が一括で決済されると思われます。
月額525円を高いと思うか、安いと思うか。
管理人はそれまで、スマホアプリのマネーフォワードという口座や投資信託などの残高を管理するアプリにサブスク課金してましたが、投資信託などを全て解約したのでそのサブスク料金をSTRAVAに移行したようなものだったので、精神的金銭的ダメージは無い?!ような感覚でした。
正直、投資信託なんかで稼げませんよ。ちょっとだけ 利益出ましたが.....。
ロードバイクで野山を駆け回ってもお金は儲けられません(笑)が、STRAVAのサブスクにはそれなりにメリットもあります。
下記記事は、今は無き STRAVA SUMMIT とSTRAVA無料版との比較記事です。
内容はこれからサブスク化で利用出来る機能とほぼ変わりませんので参考になると思いますのでご一読ください。
それでは。