はじめに
こんにちは。管理人のshigeです。
今回は岩手県で行われるヒルクライムレースについてまとめてみます。
これからレースに参戦してみたいという初心者のかた、または隣県もしくは県外の方で、今後岩手県内のヒルクライムレースに参加を予定している向けの記事になります。
開催時期とコースの難易度などを参考にしながら、自分の実力に合ったレースを見つけて是非チャレンジしてみてください。
県外サイクリストの皆様への情報収集にも貢献出来ればと思います。
●おおつち新山ヒルクライム【5月開催】
2018年大会で第3回を迎えた、岩手県の上閉伊郡大槌町(かみへいぐんおおつちちょう)で行われるヒルクライムレース。
三陸沿岸部では唯一のヒルクライムレースとなります。
大槌町役場から約9kmのパレードランにてヒルクライムスタート地点に移動。
町内の方が沿道で熱い声援を送ってくれる様は圧巻です!。
自治体と住民の方が本当に一生懸命で、大会を盛り上げようとしているのがすご~く参加者に伝わってきますよ。
9kmのパレードランですが、結構皆さん本気モードで走られるのでぼんやりしていると離されます.....笑。
(と言っても、時速30km/hペース程度ですのでご安心を。ウォーミングアップにはちょうど良いです)。
その後、クラス別にスタートして標高1,000mの新山高原頂上を目指します。
但し、スタート地点もそれなりに海抜が高いので正味の獲得標高は864mです。
初心者にはちょっとしんどいコースかも知れませんが、マイペースでゆっくりと登る方(自分です....笑)もいらっしゃるので、あまり心配しなくても大丈夫です!。
勾配がキツイので、初心者の方のバイクのリアスプロケは 11-28T(いや11-31もありかな....) を推奨いたします。
詳しくは、下記の記事も参照下さい。
おおつち新山高原ヒルクライム コース概要
項目 | |
---|---|
コース全長 | 13.1km |
獲得標高 | 864m |
平均勾配 | 7% |
難易度 | ★★★★★ |
2018エキスパート優勝者参考タイム | 0:40:49 |
募集定員 | 300名 |
クラス分け | あり |
開催時期 | 5月下旬【2018年実績:5月20日(日曜日)】 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | あり |
食料調達 | 近所にコンビニあり(徒歩圏内) |
大会HP | https://www.mspo.jp/otsuchi.shinyama/ |
おおつち新山高原ヒルクライム コースMAP
●きたかみ夏油ヒルクライム【7月開催】
2018年の開催で8回目となるヒルクライムレース。
岩手県内のヒルクライムレースとしては、最も歴史が古くて募集人員的にも規模の大きいレースとなります。
2017年までは大人気のタイムトライアルも行われていましたが、2018年は運営側都合により残念ながら開催されませんでした。2019年以降のタイムトライアルは未定のようです。
岩崎城運動公園内のいわさき小学校体育館脇がスタート地点。約6kmの平坦路を走行後、後半は山岳セクションに入る走り甲斐のあるコース。コース途中の入畑ダム付近の景観は見事!。
平坦地が6kmと長いため平均勾配は3%と低く見えますが、後半の山岳セクションはもちろん勾配7~9%の登りです。ですが、比較的初心者の方でも楽しめるコースです。
開先時期の7月の上旬、東北地方は梅雨の真っ只中なので、夏油のヒルクライムは毎年雨、もしくは路面ウェットに見舞われる事が多いです。
晴れていればとても景色のいいコースなだけに、開催時期がとても残念。
個人的には6月中旬か8月上旬にしてほしい。
詳しくは、下記の記事も参照下さい。
きたかみ夏油高原ヒルクライム コース概要
項目 | |
---|---|
コース全長 | 18.1km |
獲得標高 | 561m |
平均勾配 | 3% |
難易度 | ★★★ |
2018エキスパート優勝者参考タイム | 0:34:38 |
募集定員 | 900名 |
クラス分け | あり |
開催時期 | 7月上旬【2018年実績:7月8日(日曜日)】 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | あり |
食料調達 | 徒歩圏内に無し |
大会HP | https://www.geto-hillclimb.com/ |
きたかみ夏油ヒルクライム コースMAP
●八幡平ヒルクライム【9月開催】
2018年が記念すべき第1回大会となった八幡平ヒルクライム。
運営側都合でエントリー受付がレースの2ヶ月前というバタバタした状況でしたが、そんな中DNSを含めても200名近いエントリーがあったようです。2ヶ月という短期間で定員の2/3に当たる200名を集めるというのも、実はこれってスゴい事!。
岩手県内沿岸では はまゆりトライアスロン、隣県宮城県では 泉ヶ岳ヒルクライム と日程が丸被りていたので、選手を取ったり取られたりだったでしょう。
開催時期を1週間でもずらして、半年前から募集をかければ定員300名は確実に確保出来ると感じました。
コースは、八幡平アスピーテラインを頂上まで登るヒルクライムレース。
コースの全長・獲得標高・平均勾配、全てにおいて県内のヒルクライムレースとしては一番過酷です。
おおつちの勾配もキツいですが、同じようなキツイ勾配でありながらコース長もおおつちのプラス6kmです。
出来ることなら、エントリーする前に一度足を運んで試走してみる事をオススメします。
2018年のレースでは棄権された方も居たようですよ。
詳しくは、下記記事を参照してください。
八幡平ヒルクライム コース概要
項目 | |
---|---|
コース全長 | 19.1km |
獲得標高 | 1,083m |
平均勾配 | 6.8% |
難易度 | ★★★★★ |
2018エキスパート優勝者参考タイム | 0:54:09 |
募集定員 | 300名 |
クラス分け | あり |
開催時期 | 9月上旬【2018年実績:9月2日(日曜日)】 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | あり |
食料調達 | コンビニ無し(レストラン・産直あり) |
大会HP | http://hachimantai-hillclimb.com/ |
八幡平ヒルクライム コースMAP
まとめ
今回は岩手県で行われるヒルクライムレースについてまとめてみました。
国内のヒルクライムレースもまだまだ歴史が浅いですが、各地でヒルクライムレースを開催する自治体、運営さんはとても一生懸命です。
とかく岩手県内のヒルクライムレースは、まだまだ知名度が低いのか定員割れも顕著です。
このブログを通じて、少しでも多くの方に岩手県のヒルクライムレースを知って頂き、県外のサイクリストさんの参加が増えれば良いなと思っています。
もっともっと岩手のヒルクライムが盛り上がるように、いち岩手県人としても今後も宣伝していきたいと思います。