小学生は自転車のチョイスが大変
このブログをお読みいただいている方の中には、もしかしたら小学生のお子様を持つお父さんも何人か居るかも知れません。
当方は小学校3年生の男子が一人おります。
それ以降は鋭意製作中ですが、なかなか後続が難しいようで.....苦。
話が逸れましたが、今回は小学生用のバイクのチョイス、主に男の子用の自転車問題についてとりあげてみます。
本記事で端的に何が言いたいか?と言いますと、まず、小学生は成長が早いので在学中の6年間に多くて2回の自転車購入が迫られるということ。
そしてもう一つ、大きな問題が.....。
バイクのチョイスです。
シティーサイクルか?、マウンテンバイクか?、ロードバイクか?
になると思われます。
シクロクロス、BMXという手段もありますが、これらは完璧に自転車大好きお父さんのエゴになってしまうので現実的ではないような(個人的に私は乗らせたい.....)。
でも、シクロクロスとかグラベルはモデルは少ないですけれど大いにアリかも知れないですね。
そんな感じで記事を書いていきます。
問題1:小学生の自転車のアップデート頻度について
保育園幼稚園に入園して3輪車をめでたく卒業した子どもたちが次に与えられるのが初の2輪車自転車になるわけですが、保育園の年中から小学校低学年にかけては16~18インチ前後の補助付き自転車が一般的です。
16インチの適正身長は102cm~117cm(ブリジストンウェブサイトより参照)という事なので、乗れていいとこ小学校2年生くらいまでです。
問題はここからで、では平均身長が122.5cmの小学校2年生以降、どのタイミングで次の自転車を購入するか?になります。
下記に平成28年度の小学生男女別の平均身長を記します。
小学生の平均身長(平成28年度データ)
男子 | 女子 | |
小学1年生 | 116.5 | 115.6 |
小学2年生 | 122.5 | 121.5 |
小学3年生 | 128.1 | 127.2 |
小学4年生 | 133.6 | 133.4 |
小学5年生 | 138.8 | 140.2 |
小学6年生 | 145.2 | 146.8 |
(※データ参考:文科省 学校保健統計調査より)
小学1年生と小学6年生の身長差は約30cmです。さすがに買い替えなしで6年間は過ごせませんので、どこかのタイミングで1サイズ~2サイズアップのフレーム(タイヤ径)の大きいサイズに変更してければなりません。
お世話になっているロードバイクショップのマスターに聞くと、個々の成長度合いにもよるそうですが、やはり3年生から4年生あたりで買い替えになるんだそうです。
次にタイヤサイズに対する適正身長をみてみます。
小学生のタイヤサイズに対する適正身長
タイヤサイズ(インチ×幅) | 適正身長範囲 |
26×1.75 | 128cm~148cm |
24×1.75 | 123cm~142cm |
22×1.75 | 117cm~137cm |
20×1.75 | 112cm~131cm |
(※データ参考:ブリジストンウェブサイトより)
適正身長のグラフを見る限り小学校3年生から4年生のあたりで22~24インチの自転車に乗り換えが必要になりそうなのが分かります。
例えば、小学校3年生の子供の身長が125cmと仮定します。その子が小学校6年生になった時点で身長が145cm以内であれば、小学校のうちの買い替えはもう無さそうですが、万が一成長の早いお子さんの身長が150cmをオーバーしているようでしたら、さらに買い替えが必要になるのかも知れません。
問題2:小学男子のバイクのチョイスについて
ブリジストンのウェブサイトから小学生の男子のお子様向けの自転車の種類をピックアップしてみます。
ジュニア用マウンテンバイク 24インチ(参考価格¥34,800-)
オンロードもオフロードも太いタイヤと頑丈なフレームで走破性抜群。野山を駆け回る子どもたちにはベストなバイクです。
よく、近所の公園に同型のバイクが10台くらい並んでいるのをよく見かけますね....笑。
恐らく、小学生の間では人気NO.1のバイクになるでしょう。
ジュニア用クロスバイク 24~26インチ 参考価格(¥28,800-)
ジュニア用のクロスバイクです。完全なクロスバイクではありませんが、オンロードに適した路面抵抗の少ない走破性の高いタイヤと7段変速ギアで遠いところにもスイスイ行けます。扱いはシティーサイクルと同等の感覚で問題ないと思います。オフロードに関してもマウンテンバイクほどの走破性はありませんが、一応走れます。どちらかというと街中メインで乗られる環境でしたらクロスバイクのほうがいいかも知れません。
小学生からアスリート教育!?
お父様がロードバイクに乗っていらっしゃるのなら、もしかしたらこの選択肢もありかも知れませんね。
小学生のうちからロードバイクです!。
実は私がこれをやりたいのです。
お子様が小学生のうちからロードバイクを教えておくと、将来的にスゴい選手に成長するかも知れません。
下の写真はブリジストン繋がりでブリジストンANCHORのジュニア用ロードバイクを掲載してみました。ご紹介したいキッズ用ロードバイクは沢山ありますが、それはまた別の機会に紹介したいと思います。
ジュニア入門用ロードバイク 24インチ ANCHOR RJ1 参考価格(\95,000-)
地元のヒルクライムレースなどで親子(父と息子)で同じジャージを着てレースに参加している光景を見かける事がありました。
凄く憧れます。
お父さんがロードバイクが好きでレースなどに出ているのなら、親子でその趣味を共有するのもアリなのかも知れませんね。
親子でロードバイクトレーニングをする場合は、やはりお子様用のロードバイクの購入は必須となります。しかし、さすがに子供用のロードバイクと言えども先に紹介したマウンテンバイクやクロスバイクに比べると、お値段がちょっと高めですね。やはり子供の世界であってもロードバイクは高級品という事でしょう。小学生の子供に対して与える自転車は基本1台ですが、ロードバイクとなると話は別です。普段、友達と公園で遊ぶ自転車とは別に”トレーニング用・レース用”として、新たにロードバイクを買い与えなければならなくなりますね。
しかしながら、親子で共通の趣味を持つという事はとても良いことです。
何よりお子様と過ごす時間が増えます。
親子の絆を育むためにもいいでしょうし、なにより最高の教育であると考えます。
どちらを選ぶ?
ロードバイクは別格として、一人のお子様に対しておマウンテンバイクかクロスバイクタイプのどちらを買ってあげるべきか?。
先述したように、私が住む町のご近所でよく見る風景は公園の入り口に同じようなマウンテンバイクが10台も並んでいるというもの。つまり、それだけ小学生男子にはマウンテンバイクの需要が多いという事なのでしょう。
確かに、小学生男子となると、モノを大切に扱うとか丁寧に扱うという意識が乏しいものです。自分もそうでしたし。だからクロスバイクに比べると多少手荒く扱っても気兼ねなく段差を乗り越えても頑丈なマウンテンバイクのほうが良いのかも知れません。
親のエゴで選んで買ってあげてもいいと思いますが、子供に選ばせてあげたほうが自転車を大事にしてくれるような気がします。
まとめ
小学生男子の自転車購入のタイミングについて書いてみました。
小学生の平均身長と自転車の適正サイズから計算しても、小学3年生か4年生あたりで11~24インチの自転車にレベルアップするのが一般的なようです。
保育園幼稚園入園時に1台、小学校中学年で1台、中学校で1台、高校で1台、お子様が親離れをするまでの間、最低でも4台は自転車を購入する計算になりますね。勿論、盗難などのリスクに備える必要もあります。
ロードバイクに乗る親としては、親のエゴと言われてもいいから是非、ロードバイクをやらせたいんですけど、息子の心境や如何に!?.......。
興味はあるみたいですけど、本人から「やりたい!」と言われるまでは無理強いはしません.....笑。
それでは。