2020年のGarmin
いやいや、師走です。
もう2019年が終わろうとしていますが、皆様今年のライドにおいては心置きなく走りきったところでしょうか?。
管理人は最近サボりがちです。
仕事が忙しいのもありますが、現在極端なロカボダイエット中につき、本来であれば有酸素運動をしなければならないところ、ロカボ回路が回りだすのをはたすら待っている状況です。
なんの事を言っているのか分からない方は、こちらの記事をどうぞ!
今回の記事はダイエットネタではなくてGarminのサイクルコンピューター(以下サイコン)なので、ダイエットの話はここまでにしておきますね。
2019年にはGarminからも安価なEdge130日本語版、ナビゲーション機能を強化した820J、そしてGarmin史上最上級モデルとなった1030Jの3機種が新たにラインナップに加わりました。
Garminの購入に迷っている人向けに実売価格に基づいた、予算別おすすめの機種を選定してみたいと思います。
Garminの現在のラインナップ
Edge25J【予算20,000円以内】
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Edge25JはGarminのサイコンの中で一番安価でリーズナブルなモデル。私の周りでも使っている人がそこそこいます。
画像を見ての通り画面は小さくて、最小限の項目しか表示されませんが、使っている知人曰く「必要にして十分」なんだそうです。
しかしながら侮ってはいけません。この小ささでありながら、GPS対応、GarminConnectにも対応しており、走行データのサーバーへのアップロードなどの機能は、上位機種と何ら変わりなく使う事ができます。
最低限の表示であっても、走行後のデータをPCでにらめっこするのが上位機種と変わらないのであれば、必要にして十分というのも頷けます。
Edge130日本語版【予算25,000円】
2018年にデビューしたばかりのモデル。
Edge25Jと520Jの中間に位置するモデルではありますが、機能的には殆ど520Jと変わらないほど安価でありながら高性能、高機能。
GPS搭載はもちろんのこと、STRAVAセグメントにも対応しており、各パワーメーターやセンサーなどにも幅広く対応します。
ディスプレーこそモノラルな部分は520Jに対して少々引けを取るかも知れませんが、炎天下の下ではモノクロディスプレーのほうがかえって見やすかったりしますので問題ありません。
一応、簡易的なナビ機能もありますが、この商品はナビ目的では買ってはいけません。ついでの機能だと割り切って購入したほうがよいです。
ナビ目的兼でGarminを買うのであれば、黙って820Jの一択です。
25Jの画面では情報が足りない、けど520Jはちょっと高すぎるという方向けにはちょうどよいサイズと手頃なお値段なのでは無いでしょうか?。
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Edge520J【予算35,000円】
私も愛用している520J。
この商品は価格的にも機能的にも最もGarminらしい機種であると断言します。
勿論、お金に余裕のある方は上位機種の820Jなどでも良いかも知れませんが、「サイコンに5万も出せないよ!」という方にはちょうど良いのでは無いでしょうか。
GPS搭載、気圧計も内蔵しているので、標高や勾配、気温などのデータはGarminがリアルタイムで計測します。データの正確性は申し分なしです。
勾配については少々のタイムラグがあります(8~10秒程度)が、十分許容範囲内と思います。
走行後のデータはスマホアプリのGarminConnect(要ダウンロード)を通じて自動的にサーバーにアップロードされます。あらかじめ設定さえしておけば、STRAVAにも自動的にアップロードされますので手間も掛かりません。
パワーメーターをはじめとするGarminの各種センサーを始め、社外のセンサーにもANT+であれば簡単にペアリング出来るのもイイですね。
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Edge530J【予算45,000円】
EDGE520Jの進化版で2019年7月に発売された新型モデル。
個人的には現在のGARMINサイコンのラインナップのなかで、一番コスパに優れた高機能モデルであると断言出来ます。
130jなどでは物足りない、しかしながら820jはちょっとばかり高すぎる.....これ、すごく分かります。
530jくらいが一番GARMINっぽいと個人的には思うわけです。
新型UPUを積んだこのモデルは、従来モデルよりも処理速度が大幅に向上。
Egde520jには基本的にはナビ機能は無く、ルートラボからデータをダウンロードして簡易的なナビとしても使用可能でしたが、本体メモリーを圧迫して不具合が出るなどの問題もありました。
530jは最初からナビ機能を有していますので、その心配は皆無になりました。
530jの新機能として私が一番注目しているのが、ClimbProという機能。
ヒルクライムをする時点で、予め登録しておいたコースを登る際、頂上(ゴール)までの距離、勾配をルアルタイムで表示してくれる機能。これってレースの時のペース配分に絶対に役立ちます。
走り慣れているコースであったとしても、レース中は心拍やパワーの事で頭がいっぱいなわけで、「頂上まであとどのくらいだっけ!?」と憶測で計算するしかなかったのです。
520jも使い方次第ではそれに近い事は出来ることは出来ますが、ちょっと手間が掛かります。が、530jはデフォルトでこの機能があるという便利さ。
クライマーには秀逸の商品ではないでしょうか?。
自分も欲しいですもん。
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Edge820J【予算60,000円】
予算が許すのであれば、是非820Jをお手元に置きたいところです。
私が520Jを購入した2018年5月時点で、既に820Jもラインナップに加わっていましたのでホントに迷いました。
結論としては、「殆ど地元しか走らない自分にはナビは使わない」という決断でした。
しかし、市外・県外のサイクリングイベントに参加する機会が増えると、ナビの重要性も再認識しました。「無いよりはあったほうが良いかな?」という考え方になったのも事実ですが、かと言って520Jの購入は失敗だったか?というとそうでも無いです。私は十分520Jで満足しています。
無いよりはあったほうが良いというのがサイコンのナビ機能だと思います。
それ以外のモノは全て機能として入っています。
無いよりはあったほうが良い....というのはお金も一緒ですが、お金がある人は是非820JでGarminを満喫して下さい。
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Edge1030日本語版【予算85,000円】
ん~サイコンに85,000円も掛けられるか?。
1030Jは、まさに究極のサイクルコンピューターです。
1030Jを購入する人は一体どんな人なんでしょうか?。
この製品、機能的には殆どどスマホの領域にあって、サイコンとしての機能をとっくに通り越しています。
サイクリングに最適なルートをサイコン自らが提供してくれたり、STRAVAアプリが既に内蔵されているためSTRAVAの機能もサイコン内で使えます。
製品単体でも約20時間の稼働時間はGarminシリーズの中でも最強、さらに拡張バッテリーパックを使用すると最長で40時間使用可能だそうです。という事は夜通し走るブルベなどで利用される方が多いのかな?という印象を受けます。
サイズ的にも機能もバッテリー駆動時間もシリーズ最強であるのは言うまでもないですが、その分値段も最強です.....笑。
バイクから軽量ホイールから全てのパーツを買い尽くしても、まだお金がまだ余っているそこのあなたに是非買って頂き、仲間のサイクリストの前でドヤ顔してほしい一品です。
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Garminを買うことの意義
かれこれこのブログでもGarminについてはいろいろと記事にしてきました。
POLARとかFitbitとかCATEYEとか色々なメーカーからサイコンが出てますが、GPSを使ってサイクリングの全活動を記録するという製品を世に送り出したリーディングカンパニーがGarminであり、GPSを追跡によるデータの有用性を示したのもGarminが本家であります。
その点はやはり、使ってみると業界第一人者なんだな~っていうGarminのプライドみたいなものが製品から溢れかえっているのが感じ取れます。
とにかく使い勝手が良くて、将来的な拡張性にも十分対応するので、自分を更に追い込むトレーニングの際にはあなたの良い相棒になってくれるはずです。
「Garminを買って後悔した」という人が私の周りには居ません。
確かに、数の中には不具合に見舞われて苦労した方も居るのかも知れませんが、サポートも充実しているのでその点は心配ないかと。
まとめ
今日はGarminの2018年モデルについてまとめてみました。
私は長らくCATEYE派でしたが、Garminに変えてからトレーニングの仕方が変わりました。
少々寒い日でもGarminをバイクに付けてライドしたくなるのは、購入後半年が経過した今でも変わりません。
Garminはきっと、あなたをさらに速い領域へといざなってくれる最良もパートナーとなるべきサイコンなのかも知れません。
是非、時期サイコンの購入を検討サれている方、Garminも候補の一部に入れてみてはいかがでしょうか?。
この記事が皆様のお役に立てられれば幸いです。
それでは、よいライドを!。