体重が重いヒルクライマー
いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。
管理人の2018シーズンは全て終わった訳ですが、今年を振り返って見て一番の後悔は体重をコントロール出来なかった事でした。
身長160cmでありながら、現在体重が66kgという小太り体型でございまして.....汗。
それでも今シーズン、25,511mの獲得標高を獲得?致しました.....笑。
25,000mも山に登っていながら、全く体重がオチていません。
いや、最近ロカボダイエット効果でみるみる体重が落ちてます。
そっちはまた、近々報告します。
ただ、今シーズンを振り返ると、もう少し自重をコントロールしたかったというのが悔やまれるシーズンでした。
まぁ、今シーズンはロカボダイエットなる新しいダイエット法にも出会えたので、いま現在糖質カットダイエットを実践している最中です。
今回のテーマは、ヒルクライマーのダイエットについてなのですが、特に科学的根拠も数値的証明も何もございません。ただただ、管理人の哲学だけがはびこる記事になりそうでございます。
ヒルクライマーの自己管理について
ヒルクライムとは、その名の通り坂上がりとでもいいますか、山登りとでも言いますか....まぁ捉え方はいろいろなんですけど、ヒルクライムという表現をするスポーツと言えば、モータースポーツかロードバイク、マウンテンバイクくらいになるでしょうか?。
モータースポーツの場合はパワーウェイトレシオ、つまり、クルマの総重量をエンジンのパワーで割った数値で算出される、クルマのポテンシャルの高さを表す数値が存在します。
一方の我々ロードバイクの場合、勿論エンジンは我々のフィジカルのパフォーマンスに依存されている訳ですので、日々のトレーニングを怠らず、そして何よりベストなパフォーマンスが出来るようレース前は特に調整というものが必要になってきます。
調整という意味では、フィジカル、メンタル、いろいろな調整が必要になりますが、もう一つ忘れてはならないのがウェイトコントロールです。
いくら、フルカーボンの完成車重量7キロ台のロードバイクに乗ろうが、自分の体重が重ければヒルクライムは地獄と化します。
二人のヒルクライム選手がいます。
二人の脚、心肺能力、体力が殆ど同じだとした場合の能力を考えてみます。
Aさん: 身長170cm、体重70kg
Bさん: 身長170cm、体重85kg
つまり、違うのは体重だけです。
全く同じ機材を使用してヒルクライムをした場合、パフォーマンスが良いのは果たしてどちらでしょうか?
言わずもがな、もしも自分がどちらの選手になりたいか?と聞かれれば、答えはAの選手ですよね。
B選手はA選手に比べて15kgも重い鎧を背負ってヒルクライムをする訳です。
スーパーで売られている上白糖1kgを15個分、ご丁寧に体にも体にまとって山頂まで運んで下さっている事になります。
上白糖15個ですよ!!。
もしくは....
って、いやいやそんなのどっちでもいいや.....。
すみません、仕事が飲食関連なもんでついつい....。
全ては自分の経験からの話なのです
この砂糖15kgの話は、常々自分がレースを迎える度に「今回も自重をコントロール出来ずにレース日を迎えてしまった」と、自分に対しての ”戒め(いましめ)” として噛みしめながらヒルクライムをしていたのが始まりです。
ロードバイクで有酸素運動をしている割に、炭水化物もたっぷりと食べてしまう自分。
2018年岩手県大槌町で行われた、シーズン幕開け最初のレース「おおつち新山ヒルクライム2018」では、前日にお好み焼きを1kg近くたいらげてしまい、しかも出すものも出さずにレースに出たもんですから、ただでさえ貧脚なライダーのパフォーマンスはさらに最悪なものとなったのは言うまでもありません。
まさに、
「おなかの〇〇〇は重いけど.....」
と、「およげ!たいやきくん」状態です。
知らない世代の方、すみませんスルーしてください。
ウェイトコントロールどころか前日の食事管理まで出来ていない。しかも、半年前の当時はまだ喫煙者でもありました。
これも、今年の1シーズンを終えた時点での反省点という事で、来年のレースには確実に活きると思います。
ヒルクライムで体が重い事で起こりうる事態を考える
- 心拍数
- 脚の売り切れ
- パフォーマンスの低下
- カロリーの過剰消耗
- ハンガーノック
- 脚つり
- 腰痛
頭に思い浮かんだことを上記にざっと記してみました。
自重が極端に重いとパフォーマンスの低下に繋がることは言うまでもありません。
特に心拍数や脚の売り切れなどは、自重が重ければ重いほど負担が掛かるのは心肺と筋肉です。
クルマで言うところの、重い車は基本的に燃費も運動性能も悪くなりますが、ロードバイクの場合はそれら全てがパフォーマンスに現れてしまいます。
余計な重量を頂上まで運ぶのですから、カロリーも余計に消耗してしまいます。カロリーの消耗が度を超えてエネルギーの全てを使い切るとハンガーノックが発生します。
そして、夏場のヒルクライムで一番怖いのがあしつりです。
あしつりは体内の水分が極端に低下した際、また、筋肉に過度な負荷を掛けた場合に起こり得ます。
自重が重い分、筋肉には想像以上の負担が掛かってしまいます。
腰痛については、お腹がポッチャリの方がロードバイクで前傾姿勢を取ると、どうも腰にも負担が掛かってしまうようです。
私は整体の専門家でも何でも無いので無責任な事は言えませんが、「お腹が重い人間が前傾になることで、背筋でそのバランスをとるため腰筋や腰自体にも要らぬ負担を掛けているのかな?」とも考えました。
いずれにしても、太っている事で体にとって良いことは1つもありません。
ただ、風に飛ばされにくいだけです。
やはりヒルクライムで結果を出したい場合、ロードバイクの減量よりも先にすべきは自分の軽量化です。
ロードバイクの軽量化はとにかくお金が掛かります。
金にモノを言わせてフルカーボン、デュラエース、軽量ホイールでも良いかも知れませんが、お金を掛けだだけでは決して速く走れないのがロードバイクの世界。
ロードバイクに金を掛けてバイク重量を軽くするのは本人は金銭面の努力だけかも知れないけれど、フィジカル的な努力は一切していない訳だ。
でも、自重を軽くするためにロカボダイエットに取り組んだり、有酸素運動で脂肪を燃焼させたりという行為は、少なからず自分の総合的なパフォーマンスの向上が期待出来る!。
しかも、それが成功して結果が出でば、それ自体がその人の貴重なノウハウになる。
自転車にお金を掛けるのではなくて、ワークアウトに時間を掛けて自重コントロールに全神経を集中する。
勿論、そのためには知識習得の為にも多少の勉強も必要かも知れません。
これでレースで結果が出ないほうが不条理というものです。
努力は報われなければ意味がありません。
いや、報われるために努力という言葉があるのだと思います。
これぞ哲学の世界ですけどね。
哲学、キライじゃないです。
体重を減量するのは並大抵の努力では出来ないけれど、減量に成功した先に見えるのは、去年よりも軽々とヒルクライムでペダルを回す自分自身かも知れませんね。
表彰台を狙う事だけが全てではない
表彰台を狙うにしろ、表彰台なんて程遠いにしろ、ヒルクライムのいいところは自分の目標を自分で設定出来るというところ。
いや、これは全てのスポーツに言える事ですね。
マラソンにしろ、水泳にしろ、自己ベストを更新する事が最大の目標なのでは無いでしょうか?。
その自己ベストが他の競技者と比べて勝っていれば表彰台に登れるというだけの話です。
だから全ては自己ベストの更新を目指す、つまりはスポーツとは 「自分との戦い」 なんですよね。
だからスポーツって面白いんだと思います。
頑張るだけ頑張って、その頑張り方が間違っていなければ「結果」として成績や表彰に結びつくものです。
表彰台に登れなくても自己ベストを叩き出してそのシーズンを終えられたのなら、そのシーズンは自分に勝った事になるのでは無いのか?。
そう思います。
まとめ
今日はヒルクライムでタイムを短縮するためにひつような「減量」について書いてみました。
ほんとに医学的、科学的根拠もないまま、自分の思いだけでキーボードを叩いてしまったので、ただのオッサンの哲学になってしまいました。スミマセン。
あ、そうそう、いつもこのブログをご覧に来ていただいている方でしたらおわかりになるかと思いますが、最近は毎朝6時ごろに新しい記事を更新しています。
これは早起きして記事を書いている訳ではありません。
この時間は既に仕事をしているので、PCになんて向かっても居られません。
実は前日のうちに記事は仕上げておいていて、当日の朝に予約投稿にて公開するようにしていますが、本日11月26日は記事の下書きが間に合いませんでした。前日の11月25日、家族サービスで一日が潰れてしまったので、記事を書いている暇がありませんでした。
よって、今頃の更新となりました事、申し訳ございません。
毎日150名くらいの方にこのブログを見ていただいています、本当に感謝感激です。
ただのオヤジの日記的なブログにだけはしたくないのですが、たま~にこんな記事も書いてます。
もっともっと、皆様の参考になるようなレビュー記事が書けるように品定めとかもしていますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。
あ~明日も朝イチの更新は無理です.....。
この記事、まさに今書いてますから。
それでは。