突然のメールでのお知らせ
タイトルの通り、ReliveとStravaの連携が終了したそうです。
残念。
まず、Stravaを知らないという方はまず、この記事をご参照ください。
わかりやすく言うと、ラン/ロードバイク/スイミングなどを愛するアスリートさんのためのSNS(FACEBOOK)のようなもの。
利用者は以外に多いです。
サイコンを持ち合わせていないビギナーのロードバイク乗りの方にとっては、一時的なサイコン代わりとして利用する事も出来ますし、何より自分が走った(泳いだ)ごとに記録を残してくれます。
そして、Relive。
Ririveについて、詳しい記事はこちら.......
と思ったら、わたくし、今の今までReveについてこのブログ内で全く触れていませんでした。
なんか昔記事を書いた気がするんですけど....書いてませんでした。
多分、これを見て頂ければ分かります。
自分がライドしたコースを写真とともに動画にする事が出来るサービスです。
なんかツール・ド・フランスのコース紹介に似ていてテンションが上がりますね。
このReliveの活用方法は、ライド後にその実績をStravaのデータを介してSNSやブログで紹介することが出来る事です。
実際に100kmのロングライドイベントに行ったとしても、Stravaでただただ数字データと静止画を見せられるよりも、こうして実際に走ったコースを動画で紹介する事が出来ると、見ている人にもまた違ったイメージでその日のライドを紹介することが出来ると思うのです。
<実例>Stravaのみの場合
<実例>StravaとRelibeの双方を使って紹介した場合
どうでしょう?。
ただただ距離、ライド時間、ケイデンス、獲得標高などの数値データだけ見せられるのと、また動画付きで見せられるのとでは説得力が違うと思います。
上記の動画はたまたまサービス期間でBGMが付いていますが、無料プランの場合はBGMは付きません。動画のみの再生です。しかも、一度作った動画の修正も出来ません。まさに一発勝負です。
とは言っても、慣れれば操作は以外に簡単です。
因みに、PC/MacのブラウザからもReliveにログイン出来ますが、動画の作成はスマホからのみ利用可能です。
これ、PCから動画が作成出来たりすれば、もっともっと利便性が向上すると思うのですが?。
もしかしたら有料会員だったらPCから出来たりして!?。しらべときます。
あ、因みにBGMを付けたり一度作成した動画を編集したりするには月額$10.99(日本円で約1,192円 レートにより変動します)。
ん~、月額で1,200円だったら黙ってZwiftに費やしたほうが良いような気もしますがね....。
だから私は基本無料プランで使ってます。
上記動画のようにたまたまキャンペーンなどで「無料でBGMを入れられればラッキー」程度に使うのが一番良いのではないでしょうか?。
1,200円は高い!。
Stravaとの連携終了
そんなReriveですが、昨日の7月11日、Stravaとの連携を終了するとの突然の発表がありました。
発表を受けたのはStravaからのメールでした。
Reliveとの連携について
この度、StravaはReliveアプリとの連携を終了致します。これまで多くの方がStravaを通じてreliveの利用を楽しまれてきましたが、最近のReliveのアップデートを受けて、今回のお知らせに至りました。Stravaは外部サービスとの連携を可能にするためのAPIを多くのパートナー様に提供していますが、Reliveの最新バージョンでは、その利用規約に抵触する項目がいくつか見つかりました。APIの利用規約は、みなさまのデータの取扱い方をはじめ、全てのパートナー様が平等に利用できる「遊び場」を提供すること、そしてStravaの独自性を守りために設けられているものです。Reliveの開発元とも競技を重ねましたが、残念ながら連携の継続に必要な修正は行わない意向でした。従いまして、本日よりStravaのアクティビティーをReliveに送ってプレイバックする機能が無効となります。ご不便をおかけしますこと、なにとご理解いただけましょう、よろしくお願いいたします。
今回の件で、外部パートナーによるStrava利用者の情報の取り扱われ方には一切変更はございませんので、ご安心下さい。また、みなさまのワークアウトやレースの体験がより素晴らしいものとなるよう、今後も多くのAPIパートナー様へのサポートを続けていく所存です。
いつもStravaをご利用いただき、コミュニティーのみなさまに心より感謝申し上げます。
The Strava Team
要約すると、「最近のReliveのアップデート後の仕様がStrava APIの利用規約に抵触していた」 という解釈で良いのだと思いますが.....。
一方のRelive側も英文で説明していました。
Strava Shut Down
Unfortunately, Strava have shut down our access to your activities. If you’re currently a Strava user then your activities will not appear on Relive anymore, and you will not be able to turn them into awesome videos. This was not our decision.
If you’re not currently a Strava user then you don’t need to do anything, Relive will keep on working as normal for you.
Solutions
The good news is that we have many other ways for you to track your activities and turn them into epic videos.
日本語に変換します
Stravaとの連携終了
残念ながら、Stravaはあなたの活動への私達のアクセスを遮断しました。
あなたが現在Stravaユーザーであるならば、あなたの活動はもうReliveには表示されません。そしてあなたはそれらを素晴らしいビデオに変えることができないでしょう。
これは私たちの決断ではありませんでした。
現在Stravaユーザーではない場合は、何もする必要はありません。Reliveは通常どおり作業を続けます。
ソリューション
良いニュースは、あなたの活動を追跡し、それらを壮大なビデオに変えるための他の方法がたくさんあることです。
google翻訳を若干修正して掲載しました。
両者の言い分を見ると、Stravaからの利用規約の遵守の要請にRelive側が応じる事が出来ず、一方的に連携を解除する通知が届いたというなニュアンスです。
StravaのAPIを利用しているのならRelive側は当然Stravaの利用規約を遵守しなければならない訳ですから、これについてはRelive側がStravaの規約に対応出来なかったという事なのでしょう。
上記のReliveのメッセージはReliveのウェブサイトから拾ったものですが、Relive側から直接届いたメールによるとこうです。
StravaとReliveとの関係が終わりました
非常に残念です。Stravaが当社との提携を断つことにしたのです。 当社がソーシャルネットワーク機能を最初に開始した後、支援を止めるという予想外の脅威的なメッセージを受け取りました。
そこで、電話やメールでStravaと何とか話し合いを持とうと努力しましたが、 返答がありません。 突然このような結果となり困惑しています。
このようになっても、Reliveがどうお客様のデータを保護するか、また当社がどう先方のAPIを扱うかについては何も変わりません。 これがお客様のデータであることに疑う余地はありませんが、どう扱われるかについては、お客様自身が決めてくださって結構です。 結局のところ、あなたの脚がすべてですからね!
API(アプリーケーションプログラミングインターフェイス)とは
あるコンピュータープログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約のこと。
※IT用語辞典より抜粋
発端はRelive側が最近始めたSNS機能にあったらしい
先述している通り、最近Reliveアプリは大規模なアップデートがありました。
SNS機能の追加です。
フォロー、フォロアーの機能を設け、ユーザー間でお互いをフォローし合ってコミュニケーションを図る、いわゆるSNS機能を導入したのがStravaのAPIを利用する事に際して抵触する可能性がある....という事なのでしょう。
Stravaは言わずもがな、アスリートさん同士でお互いをフォローし合いながら繋がってやり取りをするSNS機能を持つアプリケーションです。
StravaのAPIを利用しているReliveで同様の機能を持つという事自体、SNSアプリとしての機能面で言えばStravaと被ってしまいます。
先のReliveからの文面を見ますと、Strava側から一方的に「支援をやめる」との申し出がメールで入ったとの事ですので、両者の間で協議や話し合いも無いままStrava側から一方的に連携を解除するという通知を受けたという事です。
Strava側が話し合いに応じなかったということなので、Stravaとしてはかなりお怒りという事なのでしょうね。
Relive単独でも使用できるが.....
StravaのAPIを利用している、つまり、StarvaのGPS軌跡などのログを利用してRelive側ではルートを作成して動画にしているわけですが、StravaとReliveが連携出来なくなった事で今後はReliveが利用出来なくなるか?というとそうでも無さそうです。
もちろん、Relive単体でログを記録することだって可能です。もちろん、Reliveのアプリがスマホにインストールされていてアカウントを取得していることが前提ですよ。
ただ、これにはライド中は常にスマホを持ち合わせReliveをバックグラウンドで起動し続けなければなりません。
やったことがないですがスマホの電池持ちがちと心配です。
ガーミンなどのサイコンを使用していればGPSをのログはサイコン自体が取得し、それをStravaやReliveが共有しますので、スマホの電池持ちの心配などしなくても良かった訳です。
しかし、サイコンを介さずにReliveで直接ログを取ろうとすると、スマホのGPS機能を使用する訳ですから、バッテリーの消費がめっちゃヤバいでしょう。
低電力で知られるiPhoneXSであっても、恐らく2~3時間が限界では!?。
1~2時間のヒルクライムレースならまだしも、100kmライドとかではキツいでしょうね。
Strava以外との連携は継続
Relive側の公式発表では、
「Stravaとの連携は終了してしまうが、GARMIN、Suunto、Polarのいづれかのデバイスを使用する場合であれば、それぞれのデバイスとReliveのアカウントを結びつける事で以前のように動作する」
としています。
つまり、GARMIN、Suunto、Polarのいづれかのデバイスを使用しているユーザーであれば、Reliveの連携先をStravaからそれぞれのアプリに変更すれば今までどおり使用出来るという事なのでしょう。
ログを取るという意味では、若干のGPS精度の問題はあれど各デバイス同士どれでも同じことと思います。
そんなサイコンとの同期ですが、これについてはまだ試してないので何とも言えません。
もしかしたら何らかの不具合があるかも知れませんが、どうなのでしょう?。
実際に使ってみないと分からないですね。
まとめ
StrabaとReiveの連携の終了についてまとめてみました。
7/11発表の事なのでどのサイトでもこの情報に触れいてるところはなく、当サイトとしてもStravaとRelive双方のサイトを覗いて調べた結果と、そして個人的な想像でしか情報を載せられていません。
今回の記事で間違ってる部分などありましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
適宜修正します。
Reliveも紹介した通り、ロードバイクなどで走った軌跡を動画にしてくれるという活気的なサービスであるものの、如何せん月額料金が掛かるのとPCからのアクセスに制限があるなど、今ひとつというところはありますが、どこでもやっていないサービスなので、有料でやっているとなかなか素晴らしい動画が作れると思います。
実際のところ、無音声の動画のみReliveで作成しておいて動画編集ソフトなどで後から音を被せても面白いかも知れません。手間掛かりますけど。
月額300円くらいなら考えても良いかな?と思います。
それでは。