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サイコンのセンサーは純正にこだわりますか!? 格安センサーXOSSのレビュー

2018年12月12日

ガーミンのセンサーについて

ガーミンやPOLARなどのサイコンは他のサイコンに比べて若干高いイメージがあります。

いや、イメージだけじゃなく実際に高いんですけど、いわば高級サイコンとでも言いましょうか!?。

 

国内ではまだまだ圧倒的にCATEYEユーザーさんのほうが多いようですが、最近ではロードバイクイベントやヒルクライムレースなどでもガーミンやPOLAR、レザインなどの舶来サイコンの装着率が高くなって来たようにも思います。

国内メーカーであるCATEYEと舶来物のサイコンの違いは値段にも現れていますけど、CATEYE製品は機能こそ最低限ですが、スピードセンサーやケイデンスセンサーがセットになっても2万円を切るモデルでもそこそこ使います。一方のガーミンはせんさ^が別売りでサイコン本体だけでも2万~5万円とか。

ただ、両者を単純に金額だけで比較してはいけません。機能が違いすぎます。

ガーミンのサイコンについてのレビューなどは下の記事を見ていただくとして、

 

 

今日はガーミンのサイコン用のセンサーは何を使うか?という話です。

通販最大手Amazonさんを覗いてみると、ガーミンの純正センサーが結構なお値段で売っているのが分かります。

ガーミンの場合は個々の端末にGPSが付いているのでスピードセンサーを装着しなくてもGPSシグナルを用いて速度の計測は可能です。しかしながらGPSでの計測になるので誤差は相当出ます。トンネルの中や深い山(森)の中ではGPS受信不可の場所もあります。

個人的にはせっかくガーミンを使うのであればスピードセンサーとケイデンスセンサーは是非とも付けて頂きたいところ。

しかし、ガーミンの純正センサーは、スピードとケイデンスセンサーセットでも1万円弱とか結構なお値段がします。

どうして純正って高いんでしょうか?。

で、今日は「センサーって別に純正じゃなくても良いんじゃね.....」という話です。

XOSSというメーカーのセンサーについてレビューしてみたいと思います。

 

 

XOSSの格安センサーとは!?

XOSSというメーカーをご存知でしょうか?。

中国の上海に本社を置く、れっきとしたサイコンのメーカーです。

Amazonのウェブサイト内では、同社製品のセンサーばかりが突出して目立っていますが、ちゃんとしたサイコンも製造販売するメーカーさんです。

出典:https://www.xoss.co/

 

XOSS公式ウェブサイトはこちらから。

単刀直入に申しますと、安くてイイです!。

ガーミン純正でスピード・ケイデンスセンサーを買おうとすると8,000円~9,000円しますが、XOSSは1個のセンサーでケイデンスかスピードのどちらにでも対応します。

つまり、スピードセンサーとケイデンスセンサーをそれぞれ一個づつ欲しい場合、XOSSのセンサーを2個買ってそれぞれにスピードセンサー用、ケイデンスセンサー用として登録することになります。

ちなみに、XOSSセンサーはAmazonさんで2個買っても5,000円でお釣りがきます。純正の約半額です。

あと気になるのはレビューですね.....。

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私の使用環境

因みに私はロードバイク2台とマウンテンバイク1台を所持していますが、サイコンはガーミンのEgde520jの1個だけです。

3台のバイクにはそれぞれセンサーが付いていて、ガーミンの心拍計を含めた全てのセンサー(3台分計6個)をガーミンに登録しています。

バイクは複数台あると、それぞれライドで使用するときにいちいちセンサーを付け替えなければならないのでとても面倒です。そこでバイクの数だけセンサーが欲しいとなるわけですが、純正のセンサーを3台分も買うと3万円近く掛かってしまいます。下手したら520jがもう1台買えてしまいますね。

で、「メインバイク以外のバイクはセンサーくらい安いのでも良いか?」となりXOSSの選択に至ったわけです。

 

 

XOSSセンサーの性能

通信規格はBluetooth4.0およびANT+が使用出来ます。

この2つが揃っていれば、現在出回っている殆どのサイコンとペアリング出来ると思います。

普段はANT+でガーミンEdge520jとつないでいますが、BT接続でスマホのアプリともペアリングは出来るはずです(当方は未確認)。

電池はボタン電池のCR2032を使用しますが、メーカー公表値では約400時間接続可能とのこと。当方はまだ4ヶ月の使用で現在も問題なく使用出来ていますが、400時間はちょっと盛りすぎのような気もしますが....。400時間とは16日連続使用しても大丈夫ということになりますが、現実的では無いですね。もしそれが現実だったとすると、1日2時間トレーニングしたとしても200日は持つ計算.....ということは、少なくともワンシーズンは電池交換の必要が無いという事になります。

ガーミンとのペアリングはとてもスムーズです。

一度ペアリングすると次回から自動的にペアリングがされるのでとても楽です。まぁ、この辺はどのセンサーも一緒です。

4ヶ月使用してみてガーミンの純正との性能や誤差は殆ど無いと思います。

一つのロードバイクには以前使用していたCATEYEのサイコンが付いていてキャットアイ純正のスピードとケイデンスセンサーが今でも稼働していますが、CATEYEとスピード、ケイデンスの誤差を比べても殆どありません。強いて言えば、ケイデンスの計測に若干のラグが確認出来ましたが許容範囲内であると思います。

先述しましたが、XOSSセンサーのメリットは一つで二役、ケイデンスとスピードの双方を図れるということ。スピードとケイデンスの両方を計測したい場合はXOSSを2個購入すればいいです。3台バイクがあるなら6個....という事になります。

6個買たとしても15,000円程度です。

 

 

センサーの設定

取り付けの前にセンサーの設定をしなければなりません。

電池もCR2032が付いてきますが、必ず新品に交換したほうが良さそうです。電池製品でこれは常識です。

すべての製品に言えますが、付属の電池は動作確認程度の残量しか入っていません。トレーニング中に電池が切れるとこっちもキレそうになります。

 

一つのセンサーでスピードとケイデンスの双方に対応しますが、使用前にこの設定をしなければなりません。

 

まずは小銭で電池ボックスの蓋を開けます。

電池を新品に入れ替えて蓋をすると表面が赤か青色に光ります。

 

 

 

 

 

 

青く光ればケイデンスセンサー

 

 

 

 

 

 

 

赤く光ればスピードセンサーになります。

ケイデンスセンサーにしたいのに赤く光ってしまったら、もう一度電池を抜き差しして青く光らせればケイデンスセンサーに戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

XOSSセンサーの取り付け

スピードセンサーはリアのハブに巻きつけるように取り付けます。ツールは全て同梱されています。ゴムのOリングで括り付けるように止めます。取り付けはガーミンの純正と変わりません。

 

 

 

 

 

 

 

ケイデンスセンサーは左クランクの内側に取り付けます。

この際フレームと干渉しないか注意して見て下さい。

 

 

 

 

実際の使用感はガーミンの純正と全くと言っていいほど変わりません。

当方のものでは今のところ不具合も出ていません。

とすると、純正との値段は何なんだろう?ってなります。

まぁ、純正の場合は間違いやミスが許されないので製品づくりも慎重に成らざるを得ないのでしょう。価格を高く設定してもいい製品を出荷しなければなりません。

一方の大陸製はコストを下げて大量に売りさばき利益を取る手法です。製品の中には不具合の出る製品もあるのかも知れませんが、それはいくらコストをかけた純正だって同じこと。

センサー類は消耗品と考えたほうが良いと思います。

 

下記は直近の40kmのライドの際のスピード&ケイデンスのデータですが、計測も非常に安定しています。

ケイデンスがところどころガクッと落ちてますが、ご承知の通りペダルを回していない区間になります。

 

まとめ

それでも大陸製は信用出来ないと思われるかたもいるかも知れません。

黙って純正の購入をおすすめします。

しかし、消耗品と考えた場合、そして純正の半分の値段で購入出来るのであれば、練習用のバイクには安価な大陸製などのチョイスでも良いのでは無いでしょうか?。

私はメインバイクにこの製品でも十分な仕事をしてくれると思います。

 

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