ロードバイクが人生を熱くする

バイクショップの常連になる! ロードバイクは地元で購入したほうがいいという話

2018年11月11日

これからロードバイクを購入するあなたへ

これからロードバイクを始めようとしている初心者の方のための記事です。

地元のショップさんとのお付き合いの見つけ方から、お付き合いの仕方などを綴っていきます。

 

ロードバイクをはじめようとする場合、まず最初にロードバイクの購入から始めなければなりませんね。

皆さんはどこで買いますか?。

 

ロードバイクと言ってもメーカー、値段、種類までピンきりです。

既に欲しいモデルが決まっている人であれば問題無いかも知れませんが、事前知識が無いまま初めてロードバイクを購入しようとしている方は、ちょっと待ってください。

 

ロードバイクの購入はどこで購入したほうがいいのか?。

 

今日はそんなお話です。

是非、最後までお付き合い下さい。

 

 

700Cの取扱いをしている自転車屋さんを見つけるところから?

皆さんの住んでいる街にも必ずや1つ2つの自転車やさんがあると思います。

自転車屋さんと一言で言っても、得意とする分野がそれぞれ違ったりもします。

一般的な自転車屋さんでは、ママチャリからお子様用自転車などのいわゆるシティーサイクルを取り扱っています。

ここで言及したいのは、その自転車屋さんが700Cと言われるロードバイクの特殊なホイールのサイズを取り扱っているか?という話です。

 

皆さんがこれから始めようとしているスポーツバイク、いわゆるロードバイクは、自転車の中でもかなり特殊な自転車になります。

全ての自転車屋さんがこのスポーツバイク(以後ロードバイク)を得意としている訳ではありません。

 

お店を覗いたときに、ロードバイクの取扱いをして居なさそうな自転車屋さんは、正直避けたほうが無難です。

一般的にロードバイクは 700C と言われるホイールサイズ専用の細いタイヤ(23C~25Cサイズ)を使用します。

700Cとは、リムの直径が622mmのものを総称して700Cというサイズの総称で呼んでいます。

 

 

700Cについて、詳しくは下記の記事を参照して下さい。

 

つまり、まずはこの700Cの取扱いをしているかが重要です。

店舗に在庫がなくて、一見ロードバイクの影も形も無いような店舗でも、実はロードバイクが得意な店主(昔やってたとか...)も居るかも知れません。

そんな時は700Cの取り扱いをしているか聞いてみましょう。

 

普段から取扱いをしていないようでしたら、これからロードバイクを買おうとしてアドバイスを求めているあなたに適切な助言やアドバイスが頂けない可能性があります。

隣町、もしくは家からちょっと距離が離れていても、ロードバイクの扱いになれているショップを探してまずは常連になりましょう。

 

 

こんなショップは避けたほうがいいという話

ショップの中には大きなグループ店舗から小さな個人で営んでいる店舗まで様々ですが、正直大きい小さいは問題ではありません。

初心者のあなたがお店を訪れた際、親身担って相談に乗ってくれなそうな店舗は辞めましょう。

 

例えば、熱心にロードバイクを見ているのに声も掛けてもらいないような店舗。

ロードバイクを見ているという事はロードバイクが欲しくて店にわざわざ足を運んで来ている訳ですから、買う気があるのは明白です。

そんなあなたを尻目に、声を掛けようともしない店もあります。

 

こちらから声を掛けたら掛けたで迷惑そうな態度をするような店員、また、何かしら質問をすると、

 

「そんな事も知らないでロードバイク乗ろうとしてんの!?」

 

のような威圧的な態度を取る店舗もあります。

どこぞの県のどの店舗とは言いませんが....。

 

そんな店でロードバイクを買ったって、絶対にハッピーなロードバイクライフなんて送れません。

その店でロードバイクを買ってしまえば、少なからず暫くの間はお付き合いをすることになるかも知れません。

親身になってロードバイク選びから相談に乗ってくれるようなお店を選んで、是非その店で購入しましょう。

 

 

初心者のネット購入は絶対に辞めたほうがいい話

ロードバイクは今や、ネットでも販売されている時代。

ついつい 楽○Ama○on などでポチっと行ってしまいそうになったこともあったでしょう。

私も別の記事では、大手ネットショップへのリンクを張ってますけれど、あれらはすべてパーツ関係ですから.....笑。

 

将来的にバイク自体のリンクを張らないとは言い切れませんが、初心者の方のネットショップでの購入はちょっと待ってください。

いろいろとリスクがあります。

 

まず、ロードバイクには自分の背丈に合ったフレームサイズというのがあります。

そのサイズの測り方も知らないでむやみに自分の体に合わないサイズのロードバイクなんて購入してしまったら.....。

ライディングポジションもめちゃくちゃ、下手したら体壊します。

しっかりと自転車やさんで体を測ってもらって、フレームサイズを出して自分に合ったバイクを購入したいものです。

 

また、ネットでロードバイクを購入した場合、到着後に組み立てが必要な場合が殆どです。

仮に組立不要の状態で梱包して発送すると、箱のサイズが大きくなって、結果輸送コストが高額になってしまいます。

ある程度組んであるバイクだったらハンドルとサドルの固定程度で済むかも知れませんが、それにだって工具は必要です。

ここで言う、ハンドルとサドルだけを組めば完成というバイクは、安価な数万円のモデルであろうと察しますが、5万円以下のロードバイクはそれなりの性能しか発揮出来ず、数年で寿命が来てしまいます。

詳しくはここでは言及しませんが、ロードバイクの値段は耐用年数の値段と言っても過言ではありません。

 

安いものはすぐに壊れます。

 

その他、ネット購入では、輸送中の振動などで思わぬ場所のネジが緩んでいる場合があります。

自転車屋さんの場合、納車前にきっちりと全部のネジの増し締めと点検を行いますが、初心者さんにそれが完璧に出来るのか疑問です。

 

いざ走り出していきなり遠出して、どこぞのパーツのネジが緩んで助けも来れない場合どうしますか?。

購入したネットショップにクレームを出しますか?という話です。

 

ネット購入の場合、欠陥品意外の殆どは自己責任です。

全てのパーツのメンテを自分で出来る人であれば問題は無いですが、もしも自信がないのなら、ネットでの購入は出来るだけ避けて地元の行きつけの自転車屋さんを見つけて購入し、その後のトータルメンテもお願い出来るような関係性を築きたいものです。

 

 

ロードバイクは絶対に地元で購入したほうがいいという話

買ったお店で修理までしてもらう信頼関係

何故、地元の自転車屋さんでの購入が良いのか?。

 

ちょっと話が逸れますが、私の街のとある個人経営の電気屋さんの話。

その方は某家電メーカーの看板を掲げた家電販売店を営んでいます。いわゆる「あなたの街の電気屋さん」というやつです。

 

ご承知の通り、家電業界は今ものすごい価格破壊が起きていて、大型家電チェーンからネットショップ、テレビ通販に至るまで、安く購入することに対してさほど困らない盤石の販売網を敷いています。

 

しかしながら、これが修理やメンテナンスとなると話は別です。

メンテナンスはその辺の街の電気屋さんでは出来ない場合が多いです。

町の電気やさんでは技術力が無い(追いつかない)、もしくは、家電部品のアッセンブリー化が進み、一式で交換しないと修理できないものが殆ど。

結果、修理代も高額になります。

 

使用している家電が壊れた場合、購入した家電量販店を通じてそのメーカーへ送り修理してもらうのが一般的ですが、これを嫌う方がいます。

モノだけは近所の家電量販店で安く買っておいて、壊れたときだけ街の電気やさんに持ち込むという話。

メーカー送りになると高額な修理代が請求されるのを分かっているので、「街の電気やさんならもっと安く修理してくれるだろう」という魂胆なんだそうです。

 

実際のところ、街の電気屋さんによると修理なんて儲からないそうです。

街の電気屋さんは、新品の家電販売やエアコン取り付けなどで利益の殆どを得ています。

手間と時間ばかり掛かる家電の ”修理” だけでは食べて行けないそうです。

しかも従業員を雇っている訳ではなく、大概の街の電気屋さんは事業主が一人ないし奥様と二人でやっている場合が多く、販売から配達設置、修理に至るまで殆ど一人です。

そんな状態で、大型家電店で購入した安い家電の修理が次々と持ち込まれていては、商売上がったりなんだそうです。

安いものを家電量販店で買っておいて、修理の時だけ店を訪れる。

全くもって、都合のいい話です。

 

安いものを買う人の事を否定している訳ではありません。

買ったお店で直してもらうべきという話です。

全てを安く済ませようなんで、ちょっと都合が良すぎると思うのです。

 

人の商売や利益の事を考えていない。

その電気やさんの店主は、自分の店で買ってくれた顧客意外の修理を全て断るようになったそうです。

 

 

自転車やさんでも同じことが......

私がお世話になっている地元の自転車やさんでも同じような事があるのだとか。

某大手ネットショップで買ったと思われる、激安ロードバイクやクロスバイクを修理に持ち込まれるパターン。

見るからにフレームは新しそうなのに、ディレーラが不具合を起こしたりハンドルがガタついていたり、挙げ句の果てにチェーンが切れるとか。

聞くところ、まだ買って数ヶ月しか経過していないものなんだそうです。

 

その自転車やさんは、そのようなお客様でも対応するそうですが、自分の店から自転車を買ってくれた常連さんよりは修理料金をある程度高くして対応するのだとか。

自転車の場合は家電と違って、その場で修理出来るものが殆どなので、電気屋さんとは少しばかり事情が異なるかも知れません。

なぜ近所に住んでいるのに、地元の自転車やさんから買わないのでしょうか?。

時代の流れとともに、昔のようなご近所付き合いというもの自体が薄れているのも分かります。

その流れはこうして、商売にも直結しているんですね。

 

壊れたものは買ったお店で直してもらう為にも、地元の自転車屋さんと親密な関係性を保ちたいものです。

地元から買っておけば、いざという時すぐに対応してくれたり、他のお客さまよりも優先して修理してくれたり、ちょっとの修理だったら「お金要らないよ~」なんてえ言ってくれるかも知れません。

それこそが真の「ロイヤルカスタマー」であると私は思います。

 

 

例外もある

但し、これらの事例が当てはまらない場合があります。

就職や進学などで地元から離れ、新しい街での生活が始まる場合。

既にロードバイクを持っているのであれば、そのまま荷物として送って新しい街で使い続けると思います。

新しい街に引っ越したからとて、また新たにロードバイクを買うわけにはいきません。

 

そんなときでも、その事情を汲んでお付き合いしてくれるような優良な自転車店を探して欲しい

のです。

その店とのお付き合いが始まれば、少なからず何かしらのモノをその店で買ったりメンテナンスもお願いするようにもなります。

そのような良好な関係が築けるのなら、たとえ自転車を買ってもらえなかったお店であっても嫌な顔はしないはず。

 

「機会があれば自転車も買ってくれるかも知れない」と思いつつも、店側が顧客に求める根本は違うのでは無いでしょうか?。

 

 

地元ロードバイクショップとのお付き合いはメリットいろいろ

私自身、メリットが見込めないのに地元購入を進める事はまずありません。

何故勧めるか?というと、それだけメリットがあるからなのです。

 

地元ショップとの付き合いのなかで得られるメリットを考えてみます。

 

修理にすぐ対応してくれる

先述しましたが、不意の故障の際の修理に迅速に対応してもらえる事が多いです。

全く見知らぬお客さまから預かったパンク修理と、あなたが持ち込んだロードバイクのブレーキワイヤー交換。例えばですけど。

パンク修理の客が店内で待っているのなら無理かも知れませんが、自転車を置いてさっさと自宅に引き上げたような場合、あなたのロードバイクの修理を優先してくれる可能性があります。

常連と一見さんの違いとでも言いますか、常連とのお付き合いを大事にするショップさんなら、こうすることのほうが多い気がしますね。

 

情報がもらえる

自分の知らない情報がもらえます。

レースの情報、ロードバイクイベントの情報、新製品の情報、道路の情報などなど。

これらの情報は店に通って得ることも良し、Facebookやツイッターをやっているお店なら是非フォローして情報を得たいところです。

そのショップ自体がイベントを開催することもあるので、常連になるとそのようなイベントに誘われる事も多くなります。

 

ロードバイクチームを持っている場合、加入のチャンスかも!?

ショップ自体がロードバイク(アマチュア)のチームを持っている事もあります。

だとしたら加入のチャンスかも知れません。

チームなどには一切加入せず、一匹オオカミのままでいいのならその必要はないかも知れませんが、レースやイベントに一人で行って一人で帰ってくるというのは、何とも寂しい限りです。

チームに所属すれば、合同朝練やサイクリングにも参加出来るので、自己のスキルアップにもつながるし、何より自分より速い人と一緒に走るという事は得られるメリットがたくさんあります。

レース会場で仲間たちとワイワイするのは、とても楽しいですよ。心強いですし。

 

友達・仲間が増える

総じて前項の項目そのままになりますが、仲間が増えます。

店に足を運ぶ事で、他の常連客さんとも友達になれるチャンスも生まれますね。

自転車やさんに足を運ぶのは、ロードバイク乗りばかりではありません。

マウンテンバイク、シクロクロス、ミニベロ、クロスバイク、BMXなど、様々なカテゴリーのバイク乗りが集結します。

ロードバイク意外の皆さんと情報交換することも、とてもいい刺激になります。

 

将来的に常連価格で購入出来る可能性も

お店でちょこちょこといろいろな備品を購入していると、サービスしてくれたり、値段を安くしてくれる事もあるかも知れません。

工賃サービスとか、消費税分サービスとか。

これも、そのショップさんからロードバイクを購入した実績が無いと、なかなか難しいかも知れませんね。

 

 

まとめ

今回は、ロードバイクは地元のショップから購入しようという話をしました。

 

ぶっちゃけた話、一度ロードバイクの購入実績を作ってしまえば、あとのパーツはAmazonとかWiggleとかで良いと思います。

そっちのほうが安いですから。

お付き合いも大切ですが、ショップばかりから購入していればお金が続かなくなるかも。

コンポとタイヤとフレーム関係は全てショップ、それ意外は通販で.....とか割り切るのも良いかも知れませんね。

 

そのように、地元ショップさんと良好な関係を築けられれば、充実したロードバイクライフが送れる事と思います。

以上、ロードバイクは地元から購入したほうが良いという話でした。

 

それでは。

  • B!