目次
はじめに
この記事を書いているのは、シーズンオフも言いところの11月の中旬です。
ロードバイク界においては、シーズンオフに投入しています。
そんなご時世にヒルクライムレースに出るための注意点!?なんて、「気でも狂ったか?」と思われるかも知れませんが、ご愛嬌。
来年シーズンあたりからヒルクライムレースにでも出てみようかな?という決心をされたレース未経験者の方のために記事を書いています。
半年後?のレースに向けて、しっかりと準備していきましょう。
はじめてのヒルクライム
日頃のトレーニングが実を結んだあなた。
いよいよ、
「そろそろヒルクライムレースに出てみようかな?」
という気になって来たところでしょうか?。
今回は、初めてヒルクライムレースに出場するための準備編という事で、エントリーの受付からレース前日までの流れや注意点を説明していきます。
レース日程確認
自分の住んでいる住所地の最寄りのヒルクライムレース
もう出場するレースについては、ある程度のリサーチが終わっていますか?。
近所で開催されるヒルクライムレースなどについては、ご近所の自転車やさん、または住所地のサイクリング協会などで情報がもらえる事が多いですので、気軽にお問い合わせしてみましょう。
追伸、下記のサイトからも検索や確認出来ます。
MSスポは国内の有名なアマチュアレースなどのトライアスロン、マラソン、スイミング、ヒルクライムレースなどのエントリーを行っているサイトです。
運営元ではありません。運営側がエントリーの作業だけを依頼しているウェブ・サイトになりますので注意してください。
また、全てのヒルクライムレースがエムスポでエントリー受付している訳ではありません。
各自治体、市町村レベルでエントリー受付している場合もありますので、出来るだけたくさんのレースにエントリーしたいのであれば、そのようなレース情報を逃さないようにアンテナを張っておくという事も必要です。
情報通なチャリ友を一人でも多く増やすのが一番の近道かも。
エントリー
レースにも寄りますが、半年前からエントリー受付しているところもあります。
一般的には3ヶ月前くらい前あたりからの受付が多いでしょうか?。
Google検索で「大会名」を打ち込むと、大会のウェブサイトが上位表示されると思いますので、大会HPもしっかりチェックしておきましょう。
また、ヒルクライムレースには必ず「大会規約」なるものが存在しますので、しっかりとチェックしておきます。
大会によってはとても厳しい規約を設けているところがあります。
これには、比較的交通量の多い国道や観光地のルートなど、警察からの道路使用許可が取りづらいようなルートを閉鎖して行うようなヒルクライムレースは警察がなかなか許可を出してくれません。規約を厳しくして選手の皆がルールを遵守出来るようでないと、来季のレース開催が危ぶまれる可能性もあります。
一人が規約を守らなかったが為に来季の開催が無くならないように、しっかりとチェックしておきたいもものです。
トレーニング計画策定
レースまで数ヶ月となったあなた。
早いところでは4月あたりからレースが開催されるところもあるようですが、私の住む東北地方は早くても5月開催が多いです。
なんせ、山の雪が溶けないもので.....泣。
ヒルクライムレースに向けた調整などは、私もまだまだ経験不足なところもあるし、なんせ実力が備わっていないので、また次回にでも言及したいと思います。
ざっくりでも良いので、当日までに走り込む”量”を決めて下さい。
勿論、走れば走るだけリザルトは期待出来ます。
ヒルクライムのトレーニングは、「基本的に坂を登ることがトレーニングだ」と思ってらっしゃる方も多いようですが、実は平坦地でしっかりとトレーニングしないとヒルクライムは成立しません。
70km~100km級のロングライドを何度もこなして距離耐性(長い距離に対応出来る身体能力)を身に着け、インターバルトレーニング(5分全力走×4本 休憩2分感覚 など)や室内ローラートレーニングを平行して行うと効果的です。
但し、長い距離を走ったあとは、必ず2~3日の休養期間を設けて下さい。
筋肉が疲弊してオーバートレーニングになると、逆に筋肉を傷つけいてしまいます。
レースの1週間前になったらハードなトレーニングはNGです。
一日40km程度のローラーとか軽いライドで調整します。
前日は20km程度のライドで済ますか、もしくは完全OFFにしたほうが望ましいと思います。
レース1週間前
レースの約1週間前くらいになると、運営事務局からレースに出場するための書類が封書で届きます。また、必要書類を大会HPから自分でダウンロードして記入する場合もありますので、事前に確認しておきます。
運営規約にサインをして提出しなければならないようなレースもありますので、しっかりとウェブサイトを確認しておきます。
また、大会に出場するに当たり、当日の駐車場や本部の受付の位置など、会場周辺の地図が記載されていることもありますので確認しておきます。
同時にトイレの位置や開会式の場所、サイクルラックがあるか?などもチェックしておきましょう。
ヒルクライムレースに出るための準備
レース前日です。
バイクをクルマに積んだり、持ち物をチェックしたりという最終作業です。
万が一忘れ物があると、レースに出られなくなる可能性がありますので注意しながら準備を行います。
普段のトレーニングでは、自宅からロードバイクに乗ってそのまま走り始めると思いますが、レースやイベントの際は最寄りの集合場所までクルマにバイクを積んで移動する事が多いです。
気をつけたいのが装備を身につけて走り始める通常とは違い、ポイントは装備を身に着けずにクルマに乗り込むというところ。
私が過去のレース当日の出発時に忘れた(忘れそうになった)ものベスト3です。
- ボトル
- ヘルメット
- ビンディングシューズ
「え~~~~~~っ」
と思われるかも知れませんが、意外に忘れます。
クルマを運転するときにビンディングシューズなんて履かないし、ヘルメットも被りませんよね?。
第1位のボトルは最悪で、自宅から10kmほど走った場所で思い出して引き返した事があります.....笑。
余裕を持って出発しているので、もちろんレースには間に合いました。
持ち物をチェックしましょう
皆様にこのような失態をしてほしくないので、一般的に必要と思われるものを箇条書きにしてみますので参考にして下さい。
- ロードバイク
- エントリーシート(大会HPまたは郵送書類を確認)
- ボトル....笑
- サークルジャージ(長袖)
- サイクルジャージ(半袖)
- 自転車用靴下(使う人だけ)
- グローブ(使う人)
- サングラス
- サイクルコンピューター(充電・電池残量確認)
- ヘルメット(使う人はインナーキャップも)
- ビンディングシューズ
- 空気入れ
- メンテナンススタンド
- ウィンドブレーカー
- リュックサック
- アームウォーマー・レッグウォーマー(使う人)
- 朝ごはん
- 非常食(エネルギー食とか)
- スポーツドリンク(ボトル補充用)
- タオル
- 着替え(Tシャツ・パンツなど)
- スマホ
- 財布
※過去経験より、忘れやすそうなものは太字にしてありますのでご注意を。
忘れると本当に焦ります。
まとめ
今回はヒルクライムレースの準備編という事で、エントリーでの注意点から前日の準備に至るまでの一連を記事にしてみました。
皆様のご参考になれば幸いです。
次回は、ヒルクライムレースの当日編をお届けしたいと思います。
それでは。