ロードバイク乗りとしてのシーズン終了!?
皆様こんにちは。
この記事を書いているのは9月の下旬です。
管理人が住んでいる東北地方は朝晩の冷え込みがだんだんと気になりはじめてきました。
いざ実走しようと外に出てみると、流石に半袖短パンのサイクルジャージなど間違っても着れないレベルの寒さです。
東北の短い夏はあっという間に終わってしまいました。
毎年この時期になると思うのですが、ロードバイク乗りとしてのシーズンは定義とかあるんでしょうか?。
年内予定していた全てのレースを消化すればシーズン終了なのか、レースやイベントが終わっても実走出来る間はシーズン中なのか、線引きが微妙なところではあります。
特に東北のなかでも管理人の住む岩手県は、2019年においては8月25日の八幡平ヒルクライムで全てのレース日程が終了してしまいました。
お陰様でこの手持ち無沙汰、なんとも不完全燃焼感がハンパないです。
その後、山形県の山形坊平ヒルクライム、青森県の十和田ヒルクライムなど隣県のヒルクライム日程やコースなどを調べて参加可能なヒルクライムレースを模索する日々が続きましたが、なかなか踏ん切りがつかずに結局ノーエントリーとなってしまいました。
結局のところ、今シーズンは岩手県内での定番のヒルクライム3レースしか出ていない管理人。
県外への遠征なども積極的にしたいところではありますが、仕事の日程調整が難しかったり県外に遠征する車両だったり、問題も山積みです。
そこで今回の記事ですが、ロードバイク乗りが遠距離遠征をする場合の理想のクルマについて考えてみたいと思います。
県外遠征するサイクリストの悩ましき問題
今回定義させて頂くのはロードバイク遠征用のクルマについて。
これについては以外に悩んでいるサイクリストさんも多いのでは無いか?と察します。
レースやイベントなどで県外遠征などをされる方も多いと思われますが、このブログをお読み頂いている皆さまはどんなクルマに乗ってますか?。
また、今のクルマで不憫を感じたことはありますか?
あなたにとって今のライフスタイルに合ったクルマってなんですか?
など、読者の皆様にも質問を投げかけてみます。
コメント欄にどしどしご記入くださいませ。
このブログは読者さま参加型ブログですのでお気軽にどうぞ!!。
管理人の現状
私は普段、商売で使っている軽バスで各地の遠征先に出向きます。
4ドアセダンもありますが、とてもロードバイクを積んで出向くようなクルマではなく(当たり前ですが)、後席のシートも倒れないので使い勝手が悪く遠征には使用出来ません。
その他、母と嫁もそれぞれ軽自動車に乗ってますが、これらの家族の専用車を私が運転することはかなり稀です。
だから遠征のためだけに、嫁に「クルマ貸して!」は100%無いです。
なので、遠征ともなると商売用の軽バスが大活躍します。
数年前にロードバイクを荷台に固定するスタンドを自作して以来、県内のレースやイベントなどでロードバイクを運ぶのにはこの軽バスで十分。
但し、これはあくまで県内移動での話。
基本ローギアードである軽バスでの高速走行はなにかとリスクを伴います。
制限速度の範囲内であっても高速走行が苦手な軽バスは、単線の高速の場合は後続車に迷惑も掛けてしまいます。
広い東北、県外移動の際には上手に高速道路を使わないと日帰りで地元に帰ってくるのが難しくなります。
いや、時間さえあれば下道でトロトロも嫌いじゃないんですけど、遠征のときの移動時間って予定を組む時点でもかなり重要と思いませんか?。
やはり、その日のうちに帰ってきたいので....。
つい先日のこと、岩手から山形に遠征しました。
高速移動だったにも関わらず、朝8時に岩手を出て帰ってきたのは夜の11時前でした。
片道で約4時間30分です。
当日の移動距離は300kmを超える道のりだったので、さすがに軽バスでは無理と思いつつ普通車で行きました。
もちろん、ロードバイクをセダンに積むのはそのときが初めて。
ロードバイクをばらしてセダンの後席とトランクにそれぞれ荷物を積みこみます。
後席の足元にはシートの破損を防ぐために毛布を敷き詰めてフレームを、後席シートには着替えやヘルメットなどの備品、トランクには前後ホイールと空気入れ、スタンドや工具など。
セダンって以外にも積載性に乏しいという事実を改めて感じました。
しかも、積み込みがえらい一苦労。
第一にとても時間が掛かる。ロードバイクとクルマのシート双方に傷など付けたくないので、慎重に毛布に包んでハンドルやペダルの位置を何度も調整したりと....。
第二に現地での組み立てや着替えに至るまで、全体的な使い勝手が悪いこと。
せめてセダンの後席の背もたれが倒れて後席がフラットになれば幸いなのですが、残念ながらそのような仕様ではありません。
これはセダンがこのような用途で想定して作られていないので当たり前ですよね。
普段の軽バスの場合、前輪を外して自作キャリアのクイックに固定するだけの簡単積み込み。後輪は外さずにそのままでOK。
フレーム固定に至っては積み込みから固定まで30秒も掛かりません。
このような一見どうでもいいような問題を抱えている管理人。
しかしながら、実際にレースなどで来られる方々のクルマを拝見すると、セダンや2ドアクーペ4ドアハッチなどで来られている方も結構居ることに驚きます。
86とかインプレッサなんかが特に多いですね。
インプレッサも4ドアなので用途的には自分にもかぶるのですが、やはり4ドアセダンは人を乗せて移動することに特化して作られているがために、ロードバイクを積んでしまうと人は乗せられなくなってしまうのが痛いところです。
でも、ロードバイク好きな人って以外にクルマ好きや二輪好きが多いんですね。
誤解を恐れずに言えば、このご時世4ドアセダンなんてただのクルマ好きか、会社関係、役所でしか需要がありません。
皆様の遠征時の環境、こんなクルマでこんな乗せ方している.....など、コメント欄に書きこんでもらえると嬉しいです。
では、ロードバイク乗りの理想のマイカーって何!?
ファミリーも乗せられて、ロードバイクとそれに伴う工具や着替えなどの荷物を乗せて移動するとなると、最強車両はミニバンではないでしょうか?。
アル/ヴェル、エルグランド、エリシオン、ノア/ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン、ビアンテ、デリカなどなど。
また、プリウス、FITやノートなどのコンパクトハッチ系、またはトールハッチのbBやキューブ、フリードなどで後席背もたれを倒してフラットに出来るようなモデルも以外に重宝するのでは無いでしょうか?。
一番の理想を言わせて頂ければ、商用バンとして人気のハイエースバン、キャラバンバンなんですよね....。
5名乗車にして、さらにロードバイクを5台も積めるなんて夢のようです。
こんな荷室環境、幸せです.....。ロードバイク積みっぱで車中泊も余裕で出来ますね。
もしも管理人がお金持ちだったらロードバイク遠征専用にキャラバンとか買うんでしょうけれど、さすがにロードバイク用途だけにクルマを購入する財力は持ち合わせておりません。
だとすれば、管理人の環境下で理想のクルマのチョイスとすれば、エルグランドとかセレナになってしまいます(日産派でございます)。
セダンを売却してミニバンという選択肢を今本気で考えているところですが、ロードバイクがこれほどまでに自分の生活まで変えて良いものか?と結構真剣に悩んだりしています。
いや、今のセダンの前にはC25セレナに乗っていたのでミニバンの使い勝手や快適度は十分分かっています。
子供が大きくなったのでそろそろ自分の好きなクルマを買っても良いかな~と思って買ったのが今のセダンなんですけど、まさかこんなにロードバイクにのめり込むなんて当時は想像もしていませんでした。
ミニバンを選択することでのメリットとデメリット
セダンのデメリットについては先述の通りロードバイクを乗せてしまうと同乗者を乗せられないということですが、ミニバンや商用バンの場合はロードバイクと備品関係を積んでも数名の同乗者を運べるというメリットは大きいと感じます。
ノア/ヴォクシー、セレナ、ステップワゴンなどの5ナンバーミニバンであっても、ロードバイク3台+3名乗車が可能です(実績あり)。
これが3ナンバーのアル/ヴェル、エルグランドだとしても台数的にはこんなもんでしょうけれど、荷物等の積載にはもうちょっと余裕が出るのでしょうか?。
但し、現行の30系アル/ヴェルとE52系エルグランドを比較した場合、室内寸法からも積載性はアル/ヴェルに軍配が上がるのは明確そうです。
52エルグランドは完全にスピードワゴン化してしまい、走行性能を追求するあまり底床化してしまったため、ロードバイクなどの積載性は乏しくなりました。
まぁ、5ナンバーミニバンと同じく3台くらいは積めると思われます。
こうしてみると、ミニバンユーザーさんにおいての車種チョイスのデメリットってあまり無いような気がします。
管理人の悩み
商用の軽バスは仕事柄毎日乗ります。
元走り屋としては貴重な、我が家で唯一の5速マニュアル車....笑。
自動車税も軽バンなので年間4000円ポッキリです。こいつは何があっても手放しませぬ。
問題は4ドアのセダン。
今やクルマのカテゴリーの中で一番売れないと言われる4ドアセダン。
クルマ好きが講じて数年前に購入したものの、はっきり言って今のライフスタイルにはマッチしていません。
当時はロードバイクにもハマっていなかったので、ミニバンに飽きたが故の人生初4ドアセダンでしたが、今となってはミニバンのほうが使い勝手がいいのは明確です。
かといって、今セダンを手放してまでロードバイクのためだけにミニバンに買い変えるのかどうか?って話です。
しかも東北。スタッドレス+ホイールも合わせて購入しなければならないので車両代+10万円を見なければなりません。
毎日悩んでます。
こんなことで悩んでるんだったら実走でもしろ!って話なんですけどね....。
でも、長距離遠征が楽なクルマがあれば県外のレースにももっともっと積極的に参加出来ると思うのです。
今回、蔵王坊平ヒルクライムと十和田ヒルクライムの参加を躊躇した原因がまさにこれ。
移動手段の問題です。
いや、本当に好きな人なら、どんなクルマであれどんな環境であれ、積極的にレースに参加すると思うのですが。
しかし、レースに出ることばかりが全てでもない....というもの事実かと思います。
表彰台を狙えるくらいの実力があれば別ですが、リザルトの後ろから数えたほうが早いという実力でそんなにレースに執着しなくても良いか?というのも、実は本音です。
いや、ロードバイクが積みやすいクルマが欲しいって贅沢な悩みなんですかね?。
軽バスで下道を行けば全ては丸く収まる話なんですけども。
いっそのこと、セカンドカーでキューブとかbBとかシエンタでもありですよね。
本当にロードバイクが好きな人であれば、どんな環境だろうがどんなマイカーだろうが、あれこれ悩まずにレースに出向くのでしょう。
自分にもそのような潔さと行動力が欲しいと思う今日この頃です。
昨今の軽バスに思うこと
昔から軽バスは重い荷物を運ぶ用途で設計されているため、マニュアル車であっても基本ローギアードです。
200kgの最大積載量と人員4名を搭載しても、登坂性能をおろそかにしないための仕様であるのは分かります。
しかし、そんなにそんな全ての軽バスのオーナーが、200kgの荷物を積んで4名のフル定員で走るシチュエーションがどの程度あるのかとメーカーに問いたい。
せめてファイナルだけでもハイギアー化、ローギアー化が選べれば良いんですが?って、これではコストが掛かるので商用車の生産においてはメーカー的にはベストな選択ではありません。
個人的な理想としては軽バスのハイギアード化、または6速化です。
マニュアルの軽バスであったとしても5速で100km/hも出してしまうとエンジンの回転数は5000prm/mにもなるので、エンジン&ミッションをいたわりたいがために高速はあまり乗りたくなのです。
3速オートマの軽バスはそれ以上過酷でしょう。
高速ばかり高回転で走っている軽バスのヘッド抜け、ミッショントラブル等はよく聞く話です。
せめてハイギアードにしてもらうか6速マニュアル化して頂くと、この問題はあっという間に解決します。
だからこそ、ホンダのNバンのコンセプトは素晴らしいな....と思うわけです。
長物の積載性に特化したシートアレンジと6速マニュアルモデルのランナップは、今まで私が悩んできた軽バスの悩み全てを払拭してしまいます。
何故これをスズキやダイハツが作らないのか?
日産のクリッパーはエブリィのOEMなので、せめてスズキさんに作ってもらえれば話が早いんですけど。
まとめ
ロードバイクを積載するクルマに関しての諸問題を書いてみましたが、私のように悩んでいる方がどの程度いらっしゃるかは不明です。
しなしながら、200km以上の遠征ともなると、高速もそこそこ走れて人とロードバイクの積載性に優れているクルマであるに越したことはありませんよね。
もちろん、一人で移動するのがメインの人にとっては自分以外の人間の乗車なんて考えなくてもいい話なのですが、例えばレース・イベントに家族や友人、恋人を同乗して行くとなると、近い将来そのような事も考える日が来るかも知れませんよ。
私自身、もっと速くにロードバイク生活に復帰していれば、車選びにも変化があったかも知れません。
とりあえず、しばらくはこのままで頑張りたいと思ってます。
年末ジャンボが当たったら、間違いなくハイエースバンかキャラバンバンの4WD確定です....笑。