目次
はじめに
今回はロードバイクやクロスバイク用のおすすめアプリ【Ractastick Roadbike】をレビューします。
過去記事でもロードバイク用のサイコン代わりとして使えるスマホ用アプリを幾つか紹介していますが、実のところ ロードバイク用のおすすめアプリを一つだけ選べ! と言われたらこの1本しか使ってません。
それだけ使い勝手に優れています。
現在無料で提供されているロードバイク(クロスバイク、マウンテンバイクもね)用のアプリの機能はどれも似通っていて、どれを選んだとしても性能・機能は大きな違和感も無く使えます。
但し、私の場合はちょっと拘りがありまして......結局、Ractastick Roadbike でなければ自分の要求は満たされない結果となったので、Ractastick Roadbike を使い続けているという訳です。
詳しくは記事内で説明しますので、宜しければ最後までお付き合い下さい。
Runtastick Roadbikeの特徴
スマホ実装済のGPS位置情報をもとに、距離、タイム、速度、高度、ペース、消費カロリー等、自分が必要とするデータを最大6項目までホーム画面に表示してリアルタイムで必要なデータを表示してくれるアプリです。
ヒルクライム、ダウンヒル、フラットでの走行データも詳細に表示でき、走った軌跡もしっかりと履歴に表示されますので記録を付ける楽しみも増えます。
走行後のデータはFacebookやTwitterなどにシェア出来るので、仲間へのトレーニングのアピールに最適です。
私もよく使う機能ですが、「今日はちょっと体の調子が悪いから走るの辞めようかな~」と弱虫ペダル状態の時に諸先輩ライダー方が「走ってきたよ~!」なんてアプリ履歴をFacebookにシェアされたりすると、「負けてらんない!」とすかさず着替えてバイクにまたがり走り始める事もしばしば。
弱い自分に打ち勝つ為にも一役買ってくれます。
しかし、この機能は現在出回っているロードバイク用のアプリには殆ど実装されていますので、あまり珍しい機能ではありませんけどね。
あるに越したことはない機能でした。
ランタスティックロードバイクではなにが出来るの?
これがホーム画面です。
これだけでは何がなんの表示なんだか分かりませんよね。
以下に記しておきます。
①走行距離
②トレーニング時間
③心拍(別途心拍計必要)
④消費カロリー
⑤標高
⑥勾配
ホーム画面を見ても分かる通り、各データの項目がアイコンで表示されていて、しかも文字が大きめに表示されるので視覚的にも認識しやすいのが特徴です。
因みにスクショ撮影時には心拍計を付けていなかったのでデータが表示されていませんが、心拍計を装着していてBT接続が済んでいればリアルタイムで表示されます。
その他、ホーム画面に設定出来るデータは下記の通り。
- 速度
- 平均速度最大速度
- 昇降
- 降順
- 昇順率
- ペース
- 平均ペース
- センサー(別途必要)
- ケイデンス(別途必要)
ホーム画面の基本構成は、画面の上半分が上記の通りで自分が設定したデータ、下半分が現在地を示した地図が表示されます。画面中央の ∧ボタン を押せば、画面いっぱいに地図を表示することが出来ますので、知らない道を走る時などに重宝します。でも、ロードバイクに乗りながら画面を注視するのは非常に危険なので程々に......ですね。
心拍の表示も出来る!
何を隠そう、私がロードバイク用アプリに求めているのはこれ なんです!。
ロードバイクは趣味の一貫として20年ほど前からやっていますが、この数十年間は物置に置きっぱなしでした。
ここ最近歳のせいか急激に激太りしてしまい、思い出したかのようにロードバイクを物置から引っ張り出し、しっかりとメンテしてダイエットの為にロードバイクに跨っているという不届き者です......笑。
でも自転車はもともと好きなので....誤解なきよう。
で、ダイエットの為に心拍計を使って有酸素運動の目安となる心拍の範囲 110bpm~150bpm を維持しながらペダリングをする訳ですが、この時にスマホと心拍計をBT接続で連携させて心拍を表示させているのです。
そんな理由でスマホのアプリのホーム画面には心拍の表示が出る事が大前提な訳ですが、最近のロードバイク用アプリでは心拍が有料プランでないと表示されないなど、結構手厳しくユーザーに優しくないアプリが殆どです。
心拍の表示に拘らなければ基本どのロードバイク用アプリを選んだとしても殆ど機能的な差は感じられません。
しかし、有酸素運動目的でロードバイクに乗るのなら心拍管理は絶対に避けては通れません。
なので、Ractastick Roadbike は有酸素運動目的でロードバイクでトレーニングする人にはとてもお薦めできるアプリだと言えます。
他のロードバイクアプリにはない便利な機能がこれ!
走行後のデータの履歴も他の殆どのアプリでも記録されるのですが、Runtastick Roadbike ならではの履歴機能を紹介します。
画像左側の右上周辺がスタート地点で、緑や黄色、赤の太線が走行軌跡です。
この緑や赤は心拍の範囲の表示です。心拍データの取得については別途心拍計が必要ですので、次章を参照ください。
つまり、このコースを走っていて、どの辺が心臓に負担が掛かっているかが把握出来る便利な機能。あまり履歴を参照しないユーザーさんには必要ないのかも知れませんが、履歴を参照する事の意義はアスリートには必須の ”モチベーションの維持” です。その日の自分が頑張った事をワークアウト後に確認を取る事で、「次はもうちょっと遠くまで行こう」 とか 「もっと時間を短縮させて見よう」 とか新たな目標を立てる時にとても役立ちます。走行履歴は月ごとに集計されるため、シーズンを通して自分が何月にどのくらい頑張ったかの確認にも役立ちます。
心拍計はEPSONのPULSENSE PS600-B がお薦め
有酸素運動を目指してロードバイクに乗っている人には心拍計のデータ取得は必須です。
私が使っているのは、EPSONのPULSENSE PS-600B です。
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現在、心拍計は実に数多くの商品が販売されています。
ただ、その製品の多くは GARMIN や Fit-bit などの海外製品が主流なのが現状で、デジタル機器をお家芸とする日本企業は後発で開発を進めて来ていますが、いまいちパットした製品がリリースされませんでした。
EPSONも数年前から心拍計の製品を幾つかリリースしていますが、そのレビューは散々たるものでした。
しかし、2016年に発売された PS-600B は心拍計としてはかなりの完成度でユーザーからの評価も高いです。
海外製品のほうがこの分野では一歩先に進んでいるのは分かっていても、海外製品というだけで購入には躊躇してしまいます。
その点EPSONは生粋の日本製品。
やはり安心感があります。
詳しい製品のレビューは上記リンクからの別記事を参照頂くとして、Rutastick Roadbike と並行して使用する分にはとても満足のいく製品であることを付け加えておきます。
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まとめ
風の影響を受けない平坦地では、原チャリ顔負けの時速40km/hで巡航も可能なロードバイクですからデータの視認性が悪ければ危険を伴います。
先の記事でも書いた通り、ロードバイク用アプリに心拍の表示が出来るアプリで一部課金が必要ですが月額無料で使う事が出来るアプリと言えば、この Runtastick Roadbike しかありません。
仮に心拍表示を必要としないユーザーに取ってみても視認性と操作性の良さで言えば、他のアプリよりも群を抜いています。
まずは無料でダウンロードしてみて自分に合っていたら継続してみても良いのではないでしょうか?。
これがあれば、基本的にはサイコンも必要ないと思います。
以上、Runtastick Roadbike のレビューでした。