クマ対策2020年
先日、下記のような記事をUPしました。
上記記事は、「2020年は熊がたくさん出ますよ!」という内容です。
狩猟者の減少に伴って駆除が間に合わず、雪だるま的に増えてしまったのが原因のようです。
また、上記の記事内で熊対策グッズをいくつか紹介していますが、実際に自分で購入してみましたのでレビューしたいと思います。
何はともあれ、2020年4月現在は、新型コロナウィルス感染症の影響で今シーズンのロードバイクレース、イベントは中止という事態となっています。
しかも、ロードバイク界の暗黙の了解として、外でのライドについても様々なサイクリストさんが注意を呼びかけています。
下記記事を参照ください。
レースもない、イベントもない、友達とグループライドも出来ないとなると、とにかく一人で走るのみです。
しかしながら、一人で山の中でも走っていて、増えきった熊に襲われたのでは目も当てられません。
そうならないために、今回はそんな一人ライドで熊との遭遇のリスクを極力減らすアイテムを3選選んでみました。
熊対策のためのベストアイテム3選
熊撃退スプレー中型 ホルスター付 B-609-CS
日本企業のTMMが提供している熊用の催涙スプレーです。
モノがモノだけに効果のほうは計り知れませんしレビューのしようが無いのですが、こちらの商品は都道府県警察や地方自治体も正式に採用している正規の商品であることは最初に言っておきます。
主に本州に生息するツキノワグマ専用の熊よけスプレーです。
ツキノワグマ以外でも、イノシシ、猿などの野生動物に効果があるそうです。
【製品仕様】
- 直径 38mm
- 長さ 172mm
- 重量 163g
- 内容量 103g
- 噴射距離 5m
- 噴射回数 0.5秒×4~5回
- 周囲温度 40℃まで
- 有効期限 3年以上
- ホルスター(ケース)付属 ベルト穴付
オレンジ色の誤噴射防止クリップを外してトリガーを押せは内容物が噴射されます。
購入時はタイラップ(結束バンド)で留まっているので、使用時(山歩き時)は結束バンドを切って出かけましょう。
このまま出かけてしまっては、いざというとき宝の持ち腐れです。
買ってしまえばそれまでなのですが、実はこれ結構なお値段がします。
2020年4月現在で7,500円前後です。
GP5000が1本余裕で買えてしまいますね....。結構高い。
しかしながらこれ、実際にこれを持ちながらの山奥へのライドはかなり心強いですよ。
実際に持って山中を走りましたが、安心感が半端ないです。
猟友会のハンターさんですら禁猟期間中は銃を持って山に入れません。
私は狩猟免許すら持ってませんが、これが自分の腰にあると、護身用の銃を持っているかのような安心感に包まれるのは事実です。
たかだか7000円で命拾いをするか、命を落とすかのような場面に遭遇した場合に高い買い物をしたと後悔するのか、買わなかったことを後悔するのか、2つにひとつです。
1万円以内で山の主から逃げるチャンスを作るのか、その場で立ちすくむのか、それはあなた次第です。
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2020.4.13追記
当ブログの読者さんから「この熊スプレーはサイクルジャージのバックポケットに入りますか?」とのご質問を頂きましたので検証しました。
画像を御覧ください。
ケース無し
ケース無しの状態から見てみます。
左の写真通り、大きさ的には入りそうですね。
実際に右側ポケットに入れてみます。
因みに、ケース無しの場合の本体の高さは約16cmです。
⇩
すっぽり入りました。
いちばん右側のポケットにいれてあります。
オレンジ色の安全弁が若干見えているのがわかりますが、ポケットの深さ的にも問題ないと思われます。
ケース有り
ではホルスター(ケース)付で入れる場合はどうでしょうか?。
ホルスターに入れた状態での高さは約17cmです。
⇩
結果はご覧の通り。
あたま一つぶん出てしまうようです。
ライド中ダンシングなどの激しい動きをした場合、運が悪ければ脱落する恐れもあります。
上記のような結果となりました。
もちろん、サイクルジャージのバックポケットの仕様は様々ですので一概には言えませんが、もしもバックポケットに入れるのであればケース無しの状態が望ましいかと思います。
さらに夏場のライドでは大量の汗を掻くことも考えれば、立派なケースが塩だらけになることも考えられます。
本体を汗と干渉させたくないというのであれば、サドルのポケットやウェストバッグ、リュックへの収納が望ましいですが、あまり下手な場所に入れてしまうといざというときに取り出す余裕もなくなってしまいます。
汗との干渉を防ぎ、かつ効率的に使用することを考えれば、簡易的なビニール袋に入れてバックポケットに入れるのが一番安心で確実かも知れません。
冒険倶楽部 熊ベル 大 カラビナ付 AY-12
まぁ、これは説明の必要もないかもですが、山菜採りや山歩きをしている方なら殆どが持っているであろう熊用鈴です。
自分の居場所と存在を熊に知らせることで、余計な争いを避けるという意味では高コストパフォーマンスを発揮する商品でしょう。
音色については大型の鐘がついていることもあり、結構山中に響きます。
音色については、当方のTouTubeチャンネルの動画を御覧ください。
自分が動いてさえいれば半自動的!?に音がなり続けますので、山ライドには持ってこいの必須アイテムですね。
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【Lemrue】 F4 ミニワイヤレス Bluetoothスピーカー
山菜採りや山歩きの方々の必須アイテムといえば前項のクマ鈴とAMラジオでしょうか。
AMラジオは鉄板かも知れませんね。
ラジオは時間の確認や、いざというときに天気予報などの情報も入手出来ます。
しかしながら、ローディーの場合はもうちょっとひねりたいところ。
せっかくラジオを携帯するのなら、自分が好きな音楽を身に纏って気分アゲアゲでトレーニングしたくないですか!?。
こちらはLenrue(中華メーカー)のF4という商品です。
アウトドア用の防水設計の小型モデルなので、ロードバイクのライドにはもってこいのコンパクトサイズが嬉しいです。
【製品仕様】
- 出力 5W
- 入力 DC5V
- 充電時間 約2~3時間
- 再生時間 約6時間
- 伝送距離 10m
- 周波数 120Hz - 20kHz
- 防水規格 IP45
- 充電規格 Micro USB
- TFカード MicroSDカード
- AUX 3.5mmオーディオジャック
側面に電源ボタンと電話ボタンがあります。
マイクも装備しているので、スマホとペアリングさえしてしまえばハンズフリー通話ができるようになります。
ペアリングも簡単。
一度ペアリングすれば、次回からは電源を入れた時点で自動的に繋がります。
電源ボタンの反対側には音量ボタンがあります。
ライド中音楽を聞いている際、ちょっとボリュームを落としたい場面で、スマホを取り出す事無くすぐに音量調整が可能です。
これ、以外に付いていないBluetoothスピーカーが多いですから、結構重宝しますよ。
ゴムのカバーの中に3.5mmオーディオジャックとUSB充電ジャック、TFカード(MicroUSB)のインターフェイスがあります。
TFカードに予めMP3ファイルを入れておけば、スマホとペアリングしなくても音楽が掛けられるので、このスピーカー単体が音楽プレーヤーに早変わりします。
スマホの電池の節約にもなってさらに便利。
カメラネジ1/4インチサイズのネジ穴があります。
吸盤に1/4ネジが付いたアタッチメントが付属していれ、これを使えばお風呂に入りながらにして吸盤を風呂のタイルに吸着させながら音楽を聞く事が可能。しかし、当方は試してないので、吸盤ののうりょくはノーコメントです。あまり良いモノではなさそう。期待しないほうが良いかも。
もしもロードバイクにREC-MOUNTSなどのGoPro用マウントがあるのなら、1/4ネジ用変換アダプター等を介せばREC-MOUNTSにスピーカーが装着出来てしまいます。
音については大きさからは想像出来ないほど低音が効いていて、結構大きな音が出ます。
静まり返った山の中では結構周囲に響きますよ。
1900円とは思えないクォリティーと思います。
耐久性については、購入直後なのでまだわかりません。
音や使い勝手などについては、近々Youtubeのほうで動画でレビューをUPしますのでお待ち下さい。 まとめ
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まとめ
以上、クマ対策におすすめのアイテム3点をご紹介しました。
12,000円で命の保証....といってしまえば大げさですが、何も持ち合わせないよりは一つでもあったほうが良いし、買って後悔することは間違いなく無いと思います。
安心を買って、いざというときに備えましょう。
それでは。
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