Garmin Edge520j 不具合報告
garminの虜になったGarminユーザーの管理人でございます。
Garminを購入し使用開始したのが2018年5月、この記事を書いている同年10月で約半年の使用となりました。
この半年間、何の不自由も不具合もなく快適に使っているGarmin。
Garminはアメリカのメーカーさんですが、サイクルコンピューターの中では老舗中の老舗。ユーザー数も多いです。
猫目サイコンからの買い替えには多少の勇気こそ必要ですが、買って後悔しないのがGarminなのです。
しなしながら使い続けることこの半年間、このところ予期せぬ不具合が頻発していて困っていました。
不具合1:突然の事故検知
とある一人ライド中の出来事でした。
前方の信号が赤信号になったのでビンディングを外してブレーキングして停止。
すると、何やらガーミンがビービー鳴っています。
おやっ!!!!?
とサイコンを見ると、
「事故検知 通報しますか?」
「通報まで〇〇秒......」
との表示が.....。
「いやいや、事故なんて起きてないよ!!」
とテンパります。
このままだと嫁に通報が行ってしまって大騒ぎです。
この機能、Gariminの上級グレードにはほぼ付いている機能と思われますが、サイコンが強い衝撃を受けるとあらかじめ登録してある相手に対して、スマホを通じて事故が起きた報告をしてくれる機能。
とても便利な機能ですが、事故なんて起こってない。
このまま通報がいけば偉い大騒ぎになってしまいます。
慌ててキャンセルを押して難を逃れました。
どうやら不具合のようですね。
購入後、半年間使用してきて初のトラブルらしいトラブルでした。
何故そのようになったのかはもちろん不明です。
不具合2:アクティビティー終了後のまさかの電源落ち
50kmのライド終了直後の出来事でした。
自宅に到着してGarminのストップボタンを押した直後、「保存」を選ぼうとした時のこと、突然電源が落ちてしまいました。
慌てて電源を入れ直しますが、どういう訳か10分ほど電源がはいりませんでした。もちろん、バッテリー切れなどの初歩的なミスではありません。
バッテリーフル充電後1時間程度のライドでしたので、バッテリーは90%程度は残っていたはず。
約10分後、ようやく電源が入りました。
アクティビティーを保存しようとした直後に電源が落ちたので、
「まさかデータが飛んでいないだろうな......」
と半信半疑のまま恐る恐るアクティビティー履歴を見てみると.....
「履歴がなぃ!......」
やってしまいました。
STRAVAと連携もしているので、セグメントでのデータで新記録を作った区間があったライドだっただけにショックは大きかったです。
「こんな事なら、Garminに頼らずにスマホのStravaで記録したのに.....」
と意気消沈したところで、もはや手遅れ。
先述の不具合1と今回の不具合2は、どちらもこの2週間以内に起こった出来事でした。
どうも最近調子が悪いです。
不具合の解決策を探すことにします。
Garminのウェブサイトで検索してみる
不具合報告をしようとしたのですが、どうやらプログラムのファイルが何らかの影響で破損した時などに動作が不安定になりやすいという記事を発見。
リセットするのは簡単だが、この行為は「工場出荷状態」 つまり 「初期化」 する行為となります。
一部のユーザー情報が消える可能性があるとの事ですが、一体どこまでのデータが消えるのかは不透明。
Gariminコネクトに接続すれば、アクティビティー履歴などのアップロードは可能だろうけれど、個人的に一番困るのは各センサー類のバックアップがあるかどうか?。
ANT+で接続して各センサーを拾い上げてペアリングすればいいだけの話なんだけれど、個人的にMTBを含めた3台のバイクと心拍センサーを含め、計8個のセンサーをペアリングしている都合、これらのペアリングをまた最初からというのはとても骨が折れる作業になるわけです。
不具合が発生する原因を探る
ナビ機能をダウンロードしていますか?
デフォルトの設定ではEdge520jのナビ機能(地図)はつかなくて有名です。
でもこれは悲観してはいけません。
ナビメインでサイコンを使用する予定のユーザーは最初から820jをチョイスしていたはずです。
それを踏まえた上で私達は520jを選択したはず、うんうん。
しかし、そんな520jでも、ルートラボから地図データをダウンロードさえしてしまえば、820jと同等にナビ機能が使えるようになるのは有名な話で、恐らくそうして使っている方が大半ではないか?と。
もちろん最初から地図データが入っていない520jに地図データを入れる訳ですから、メモリが圧迫されるのは言うまでもありません。
入れてしまった地図を削除する方法もありますが、地図を入れると520jの可能性が広がるのは事実で、私個人的にもナビ機能(地図データ)は残しておきたいところ。
Edge520jのデフォルトのメモリを仕様書で確認すると....
PC系と違って~Mb(メガバイト)という表記ではなくて履歴の時間?で書いてありますが、あまりにもアバウト過ぎて判断に困りますね.....さすがUSA品質。
実際に走行ログが180時間保存できたとしても、それはナビの地図データを入れていない場合の話であろうと個人的には推測します。
じゃぁ、実際には走行データはどのくらい保存出来るのか?はこの仕様書のみでは不明です。
手順としては、まず走行ログを確認してみます。
チェック:走行ログのメモリーが一杯になっていないか?
次に疑うべきメモリを圧迫するデータと言えば、走行ログではないでしょうか?。
Garminはライド中に様々なデータを取得して端末に保存していきます。
走り込めば走り込むほどにそのデータは蓄積する一方。
garminコネクトに接続して常に走行データをアップロードさえしておけば、Garmin本体にデータをいれておく必要はありません。
で、自分のこの半年間のライドの履歴を調べてみましたら.....
計44件のアクティビティー(走行ログ)が本体に残ったままでした。
完璧にメモリーを圧迫してそうですね。
なので、まずはこのメモリーを消去して様子を見ることにします。
対策:走行履歴を全削除する
Garmin内に蓄積している走行履歴データを全削除します。
削除!?ってなるとちょっと身構えたり慎重になったりしますが、そもそも走行ログなどをGarmin本体で確認する人がどの程度いるのかどうか?という話です。
ボタンは押しづらいし画面小さいし.....って、これはなにもガーミンをディスっている訳ではありません。
サイコンなので、「必要な機能を適宜サイコン・スマホで使い分けましょう」という事ですので、誤解なきよう。
その走行履歴のデータは、実際のところGarmin Connectを経由してSTRAVAなどで見たほうが断然見やすいし、必要以上の情報を取得する事が出来ますので。
では、走行履歴を削除していきます。
Garminから走行履歴を削除する
検証
履歴のデータは全部で45件、総走行距離にして1,500km分ほど溜まっていました。
この操作の直後にヒルクライムレースを1回と60kmのポタリングイベントに参加しましたが、両方とも不具合の兆候は現れませんでした。
もうちょっと使ってみないと何とも言えませんが、今のところ推測するに「走行履歴データのためすぎによるメモリ不足」が一番の原因ではないか?と思います。
これでも駄目であれば工場出荷状態に戻す「初期化」を試すところでしたが、今のところその必要が無くなったので今回の検証はここまでとします。
まとめ
1つのライドのデータがどの程度の容量(大きさ)なのかはわかりませんが、シーズン中に走れば走るほど走行データはおのずと溜まっていくので、溜まってきたな~と思ったら削除することをオススメします。
今回の検証での目安では、ルートラボの地図データをEdge520jに入れたユーザーであれば、約40件ほど走行ログが貯まると怪しい兆候が出始める可能性大という検証結果を得ました(多分ですよ....)。
サイコンは走行データを集積してその場で必要な情報を読み取るためのものであって、溜まった履歴をサイコン上で確認するべきものではないと管理人は思うのです。
なので、走行履歴をサイコンに残しておく必要性は全くないと断言出来ます。
まぁ、そのためのGarmin Connectであり、そのためのSTRAVAでもある訳ですから。
スマホでいうところの着歴のようなものですよね。
新しい電話番号の登録さえ終わってしまえば履歴なんか見ない訳ですから。
そのかわり、Garmin Connectにデータのアップロードはこまめに行いましょう。
まぁ、これについてはアクティビティー終了後に自動的にサイコンとスマホを連動させれば勝手にやってくれますから手間は掛からないはずです。
というわけで、今回はGarmin Edge520jの電源落ちなどの不具合が生じた現象についての検証を報告させて頂きました。
皆様のご参考になれば幸いです。
それでは。
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