ダイエット

糖質を制するものは自重を制する【おすすめ】ロカボダイエットはなぜ痩せる!?

2018年11月16日




目次

カロリーコントロールなんか意味がない!

昨日から連載を始めた新カテゴリー「ダイエット」ですが、そもそも私も2年ほど前からダイエットをやっています。

他のブログでもダイエット記事を書いたりもしていますが、2年前にやっていたのはもはや時代遅れとも謳われているカロリー制限ダイエットというものです。

 

ダイエットの根本は、必要なカロリーよりも余計にカロリーを摂取すると太るというのが定石です。

それが通用しない場合もあります。

カロリーをコントロールさえしていれば痩せると思ってこの2年間取り組んで来ましたが、挫折も経験しています。

結果、私は根本からの考え方が間違っていて、やみくもな取り組みをしていたせいで結果に結びつかなかったようです。

 

最近、ロカボダイエットという言葉を聞きました。

今日は、先日放送された、フジテレビ系バラエティー番組「梅沢富美男のズバッと聞きます!」で紹介された「麻生れいみ式ロカボダイエット」について言及してみます。

 

 

カロリーとは

人間には「基礎代謝」と言われる、生命維持のために最低限必要と言われるカロリーがあります。

生命の維持とは、内蔵を動かして血液を体内に循環させて細胞などを維持する働きの総称を言います。

また、基礎代謝とは別に、一日あたりの活動において必要とされる「消費カロリー」があります。

成人男性が一日当たり必要とされる、最低限摂取しなければならないカロリーの計算は、

 

「基礎代謝」 + 「活動による消費カロリー」 = 一日あたり必要なカロリー

 

として算出されます。

 

活動によるカロリーというのは個人差があります。

座って仕事をする人、現場などで力仕事をする人など、それぞれ活動に必要なカロリーは変わってきます。

現在の私の基礎代謝は1,400kcal(体組成計で計測可)で、一日あたりの活動における消費カロリーは、約1,000kcal(活動量計で計測)です。

そうすると、私が一日あたり食べ物から摂取しなければならないカロリーは

1,400kcal + 1,000kcal = 2,400kcal

という事になります。

 

一日あたり、この2,400kcalを超える食物を食べてしまうと、一般的には「太る」という神話がいままで語り継がれてきました。

あながち間違いではないです。

 

 

私の経験

通常は、この本来必要とされるカロリー2,400kcal以内で食べるもの飲むものをコントロールしなければならないのですが、これを世間ではカロリーコントロールなどと言っています。

私はこのカロリーコントロールをずっと信じていて、この2年間ダイエットを行ってきました。

特に夜は炭水化物を抜く、朝はしっかりと食べる、昼は普通に....というごくごく一般的な取組内容です。

一度は成功して5kgのダイエットに成功しています。

 

 

しかし、ちょっとした油断から一気にリバンドしてしまい、元の体重に舞い戻ってしまいます。

それからというもの、また一からというつもりでダイエットを行いますが、体重が減る兆候が現れません。

勿論、ロードバイクでロングライドに出かけて一日当たり3,000kcal消費したりしていてもです。

カロリー制限+有酸素運動で痩せると思っていて、実際にそれで一度成功しているのに痩せることが出来なくなった。

それから1年、体重が減少するような変化は訪れませんでした。

 

 

ロカボダイエットとは?

一日あたり摂取する糖質の量を制限するというダイエット方法です。

糖質は炭水化物に含まれれる栄養素で、炭水化物から食物繊維の含有量を引いた値が糖質量になります。

基本的に、炭水化物と糖質は同じものという認識で間違いありません。

 

私がいま勉強している「麻生れいみ式ロカボダイエット」は、一日あたりの糖質摂取量を60g以内に抑えるというもの。

現代の成人女性の一日あたりの平均的な糖質摂取量は300gとの事なので、この60gという数値がいかに低いかが分かります。

60gと言うと、一日3食食べるとすると、1食あたりの摂取量は20gということになります。

 

1食あたり20gというと、炭水化物系食材は殆ど食べる事が出来ません。

炭水化物とは我々人間にとっては本来であれば欠かすことの出来ない主食でもあります。

ご飯、パン、麺類、穀物類、根菜類に多く含まれます。

 

つまり、ロカボダイエットをはじめると食べられないものばかり.....

メニューで言えば、ご飯、おにぎり、パン、ハンバーガー、ラーメン、うどん、そば、スパゲティー、

食材で言えば、米、小麦粉(パン)、じゃがいも、パスタなど。

特にお昼が困りそうですね....汗。

 

私は基本外食はしないので何とかなりますが、外で働いている人で昼食をコンビニや外食に依存している方は相当大変だと思います。

何故、糖質を制限しなければならないのかは、次の章で説明します。

 

 

脂肪を燃焼させる仕組み

人間が活動するときにはエネルギーが必要です。

人間は様々な食物からいろいろな栄養素を摂取していますが、その栄養素の中でも活動に必要な栄養素には消費(使用)される優先値順位があります。

 

❶糖質

❷脂質

❸タンパク質

 

まず、優先的に糖質が使われます。

通常の生活であると、主食であるご飯やパン、麺類などから炭水化物(糖質)を摂取していますので、当然ながら摂取した糖質がエネルギーとして使われます。

ロードバイクでロングライドをする時など、おにぎりを食べてから出発した場合、ライド中に必要なエネルギーはこのおにぎりから補う事になります。

 

通常の人のライドだったらこれで良いでしょう。

しかし、これがダイエットとなったらどうでしょうか?。

ダイエットの場合は、❷の脂質(脂肪)を燃焼させることで脂肪を減らしたいわけです。

しかし、有酸素運動に対して必要なエネルギーは普段から摂取している糖質(炭水化物)のエネルギーのみで間に合ってしまうので、俗に脂肪燃焼と言われる❷のエネルギーを使わなくても間に合ってしまいます。

結果、脂肪が燃焼されることはありません。

 

もっと分かりやすく言うと、

普段から頻繁に糖質を摂取している体は糖質を分解することで手一杯で、脂肪を分解するところまで手が回らない」 

という事です。

 

 

ではどうするか?。

❶の糖質の体への供給をSTOPしてしまうのです。

ちょっと乱暴な言い方ですけど、これが一番効果的なんだそうです。

 

増えた体重は体内に蓄積された脂肪の総重量です。

骨と皮が増えたって大した重量にはなりませんし、骨と皮はもともと必要な数量が決まっていて必要以上に急激に成長する事はありません。

筋トレなどで筋肉が増えれば基礎代謝も向上し、筋肉の活動・維持にはブドウ糖(糖質)を使用するので、筋肉が増えるということは体にとってはとても良いことなのです。

 

つまり、ダイエットをするには、蓄積した脂肪を除去してあげなければなりません。

脂肪の除去とはつまり、脂肪をエネルギーとして使用・燃焼させ、体内から排除することなのです。

 

糖質を今までどおり摂取しているような環境のままでは、いつまでたっても脂肪が燃焼されずに摂取した糖質のみが使われる結果となってしまうので、いくらロードバイクでロングライドをしてもヒルクライムをしても体重減少には効果は薄いということになります。

 

 

まとめ

今日はロカボダイエットについて書きました。

糖質を制限しない限り脂肪が燃焼されることはないという事がおわかり頂けたと思います。

私はこれを来週(2018/11/19 月)より実施します。

「何で今からやらないんだよ!」

とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

今週末、盛岡で友人の結婚式があるので......。

残しちゃマズいでしょ!という理由です。

だから来週から始めます.....笑。

 

近々、このロカボダイエットのやり方について、もうちょっと具体的に書いてみたいと思います。

私は今この本を呼んでロカボダイエットを勉強しています。

興味がある方は、実際に本を買って勉強してみることをオススメします。

 

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1ページあたりの文字数がそれほど多くなく読みやすいので、一晩であっという間に読めてしまいます。

 

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いざ糖質カット....となったら、実際には何を食べていいか分からなくなります。

レシピも同時に購入しないと、始めた直後に必ず挫折します。

もしも興味があって始められるのでしたら、セット購入をオススメします。

 

それでは。

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