トレーニング

コロナウィルス(COVID-19)対策 ベストサイクリストとしての模範的行動

2020年4月4日




目次

コロナウィルスの脅威に対してのサイクリストとしての自覚

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の脅威に晒されている昨今、サイクリストとしての行動についてもあちこちで様々な議論が交わされています。

そして今日、ツイッターでフォロしているサイクリストさんのリツィートで知ったこの記事。

 

 

サイクルスポーツさんの記事なのですが、非常に参考になりましたのでリンクを貼りました。

詳しくは記事をご参照頂ければとおもいます。

この記事を基に、BestCyclistとしても現在の自分の行動をもとに、これからの立ち振舞いなどを考えてみたいと思います。

 

 

インドアトレーニングを重点的に

インドアトレーニング、つまりはZwiftやローラーを中心に室内でトレーニングするべきとの考えです。

確かに外に出なければ感染のリスクは抑えられます。

しかも、体を動かすことで免疫力を下げないという予防策も叫ばれています。

但し、オーバートレーニングにより疲弊して逆に免疫力が下がる事も懸念されるとのことなので、追い込みすぎに注意です。

疲労を残さない程度に適度なトレーニングで免疫力を維持しながらトレーニングしたいものです。

実走ができないからトレーニング不足になる......というのは言い訳にしか聞こえなくなりますね。

 

 

基本ライドは一人で

サイスポさんの記事にもありましたが、複数名でのライドが危険との認識は個人的にも一致しました。

これからの季節、ライド中にマスクは殆どされないと思いますが、いや、複数名で走るのでしたら暑さ度外視で装着したほうが良いかもですけど、そのライド中の仲間の汗や些細な接触を通じて飛沫感染するリスクを考えなければならないとのこと。

ライド中のマスク装着の見解については、次の項をごらんください。

単独ライドであればこれらの心配は無用でしょうけれど、複数名で走るとなればそれから起こりうるあらゆるリスクを想定して走らなければなりません。

ライド仲間を通じて感染し、それが自分を通じて家族に行き渡るリスクもあります。

当面の間は複数名でのライドは自粛したほうが良いのかも知れません。

すくなくともあと1ヶ月ぐらいは。

ロードバイク界隈もシーズンの幕も開き、すぐにもGWが来ますが、せっかくの連休だっていうのに仲間と走るのですら自重しなければならないというのも、レースが中止になるのと同様悲しいものです。

もっぱらGWは自分は仕事三昧ですが......。

 

 

マスク装着の必要性

この記事を書いているのは4月です。

日中気温がある程度上がったとしても、ダウンヒルでひとたび冷たい風を喰らうとまだまだ春だな...という感じを受けます。

さらに先述の通り、このご時世のマスクの使用・装着については、寒さしのぎ以外にも高い効果を発揮するものと考えます。

コロナ対策です。

コロナ対策の一貫として、ワークアウト中とはいえ外出中はその意識を忘れてはいけません。

 

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秋から春にかけて私が愛用しているEXIOのネックウォーマーです。

価格も¥1,000以内、速乾性があり洗濯しても翌日には乾きます。

ヘルメットを被る前に一旦首元まで着て、鼻先までズルズルと上げて装着するタイプです。

春先の冷たい風から、口、首元、耳までを守ってくれます。

口元がメッシュ構造になっており、ライド中サングラスが曇ることもありません。

但し、深くかぶり(掛け)すぎるとメガネ等が曇ります。鼻先まで軽く掛ける程度がベストでおすすめです。

バラクラバタイプも数種類持っていますが、バラクラバは真冬用の防寒アイテムのため夜間ライドを除いたこれから(4月)の日中ライドには不向きです。

この商品はバラクラバではないので、ライド中ヘルメットを装着した状態でも脱着が可能です。

ヒルクライム区間に入って心拍が上がりそうな瞬間に一時的に外し、ダウンヒルに入った瞬間に再度装着というのも比較的簡単に出来ます

脱着に関しては基本ライドしながらでも可です。下げるだけなので....。

ただ、装着時に関しては、安全面を考慮すれば一度ロードバイクを停めてヘルメットのあごひもを外して行ったほうがいいでしょう。

 

いくらライド中とはいえども、世間の目というものもあります。

確かに上記で紹介している商品は”マスク”というカテゴリーの商品でも無いし医療用でもありません。

人が近くに居れば感染のリスクはあると思いますが、何も付けていないよりは遥かにましですし、この記事では管理人は

人混みを避け、出来る限り人さまに接触しないライドを心がけるべき

とお伝えしております。

なので、ライド中にわざわざ医療用のマスクを掛ける必要はないという認識です。

このようなマスクをしていることで、サイクリストであってもコロナに対する意識を持っているんだという世間へのアピールにもなると考えます。

 

 

ライド中は寄り道を避ける

ライド中、特にロングライド中の飲食店などへの立ち寄りもある程度避けたほうがいいという考え。

確かに、これからの季節、ロードサイドの飲食店や道の駅には家族連れ(逆にいないか?)が居る可能性があります。

サイスポの記事では、飲食店などには立ち寄らないで自宅から持参した補給食で栄養を摂取することが望まれる.....との事が書かれていました。

飲食店だって大変なんですけど、今はそんな事も言っていられなくなってしまいました。

しかしながら、例えばライド中にコンビニに立ち寄るときはどうでしょうか?。

これって自宅に居るときに一人で買い物に行ったって同じこと。

コンビニへの立ち寄りだって、自宅に居ながら補給食を買いにいくのかライド中に補給食をコンビニで買うのか?の違いですから、マスク着用で出来る限り人混みを避ければ問題無いのでは?と考えます。

 

飲食店は問題があるかも知れませんが、”立ち食いそば”などオープンな場所で人混みを避けての飲食ならアリではないでしょうか?。

これって自分に都合のいい解釈ですかね!?。

 

 

帰宅後の処置

まずは手洗い、うがい。

飛沫感染を防ぐという意味では、手洗いはライド中にも機会があれば出来る限り実施したほうがいいのでしょう。

帰宅後は特に菌を自宅に持ち込まないという意味では入念に行いたいものです。

また、来ていた衣類なども早めの選択が好ましいと思われます。

 

 

コロナにおけるいちばん厄介な脅威

これまでにコロナがあっという間に世界中に広まった経緯には、感染者が自分が感染していることに気づかず模範的な取るべき行動をとらなかったばかりに感染者を増やしたということです。

検査キットや検査機関等の問題ももちろんあります。

このように、自分が感染しているもの分からずに普通に外を出歩き不特定の方と接触をして幾つもの感染ルートを増やしてしまう。

ロードバイク界隈でもいつ何時、感染者が爆発的に増えるのかわからないのです。

仮にレースなどが開催されると、不特定の都道府県から無作為に選手が集まることで感染し、その後地元や自分の家族にだって脅威が及ぶ可能性もあるわけです。

そう考えると、レースやイベントは中止になって然るべきと納得せざるを得ません。

唯一の防衛策はむやみに人と会わないことなのかも知れません。

 

 

単独ライドの場合の走行ルートについて

単独ライドの場合は出来る限りコース選びにも神経を使うべきです。

街中や交通量の多い幹線道路は事故のリスクも然ることながら、人と接触する危険性もあります。

人口が集中する都市部や幹線道路を避け、出来る限り郊外や峠や海沿いなどが理想と思います。

しかしながら、山中を走るとなるとこれからの季節は熊との遭遇の危険性も考えなければなりません。

花粉症の方にとってもなにかと山は脅威でしかありませんが.....。

 

 

走行するのであれば、是非備えを万全にしてから行動してください。

これらを加味して考えると、サイクリストにとってもいちばん安全なのは自宅なんですね。

単独ライドだから安全、安心という訳にも行きません。

いや、もはや安全な場所など無いのかも知れません。

 

 

2020年のレース・イベント動向

過去記事です。

 

蔵王HCが中止となれば、他のヒルクライムレースも右ならえで危ういと記事内で言及しましたが、それもいよいよ現実のものとなるのでしょうか?。

 

日本の蔵王ヒルクライム・エコ2020

東北最大級のヒルクライムレースである 日本の蔵王ヒルクライム・エコ2020は残念ながら中止となってしまいました。

 

 

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おおつち新山高原ヒルクライム2020

新山ヒルクライムは4/10(金)に正式に発表するとのことです。

憶測になりますが蔵王の開催が中止になったのに大槌が開催するということはあり得ません。

 

2020.4.11追記

おおつち新山高原ヒルクライム実行委員会より正式に発表がありました。

 

2020年大会は中止とのことです。

 

 

 

残念ですが仕方ないですね。

来年以降に期待しましょう。

 

 

まとめ

しばらくは屋内ライドか単独ライド推奨というご時世になりそうです。

STRAVAでみなさんが走っているのを見るやいなや、自分も走らなければ!という衝動に駆られますが、人混みを避けて単独でライドしている分には世間にもそれほどお粗末には見えないのでは!?と個人的には思います。

確かに仲間を引き連れて走っていると後ろ指を刺されそうです。

コロナの終息はまだまだ終わりが見えない事態となっていますが、皆様もくれぐれも動向には気をつけて頂き、制約があるなかでのサイクルライフを安全に過ごして頂ければと思います。

 

それでは。

 

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