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意外に多いロードバイクの備品 最低限必要なものとは?

2018年11月9日




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ロードバイクって意外にお金が掛かる

健康志向の昨今、ロードバイクは有酸素運動の代名詞としてダイエット手法としても注目されています。

土日にちょっとだけ走るも良し、ガンガン走ってロングライドイベントやヒルクライムレースに出るも良し、一度バイクさえ購入してしまえば余計な出費は掛からないようにも思えます。

しかしながら、買った人でなければ分からないロードバイクの落とし穴というか、まさに蟻地獄。

周辺パーツや備品に掛かるお金というのは意外に多いです。

 

マラソンやジョギングであれば、ウェアを何セットか購入して、シューズ、キャップ、サングラス、強いて言えばBluetoothイヤホンくらいでしょうか?。

2万円くらいの良いシューズを購入したとしても、いいところ5万円程度あれば揃えられそうです。

 

しかし、ロードバイクはそうはいきません。

まぁあれもこれも.....って欲張らなければ、そんなにがむしゃらに揃えなくても乗れる事は乗れると思いますが、人が持っているものを見ると自分も欲しくなるのが人間の性というかなんと言うか....。

 

今日はロードバイク乗りにとって、必要と思われる周辺パーツや備品類のオススメを紹介していきたいと思います。

 

 

 

必須の安全装備関係

まず、最低限必要と思われる保安部品を含めた装備品がこちらです。

これらが無いと、ロードバイクに乗る資格を問われてしまうかも。

 

保安部品(リフレクター・ベル)

公道を走る上で最低限必要とされているのが、リアの反射板(リフレクター)とベルの2点です。

ベルについては、当方で調べたところでは罰則の規定はないようですが、各都道府県などの都市条例に盛り込まれている事が多いようなので後々面倒になるくらいなら、最初から付けておいたほうが無難です。

日本のロードバイク愛好家の皆さんの殆どは海外メーカー製のロードバイクに乗られていますが、輸入もののロードバイクにはこれらが一切付いていません。気の利いた自転車やさんであればサービスで付けてくれるところもありますが、無いのが前提だと思って下さい。知らずにそのまま乗っていて、おまわりさんに停められると整備不良で怒られます。

必ずしも ”自転車に装備しなければならない” という装備義務は無いそうです。つまり、”自転車に乗った人間の体に着いていても可” という事らしいです。

でも、リフレクターを付けた人間なんて見たこと無いな....。

まぁそれは極端な例ですが、リュックサックに後部から接近する車両から確認出来るLED照明などがついていればOKみたいですよ。

無灯火は5万円以下の罰金または過失罰に問われる事があるそうです。

 

ちなみに、リフレクターとベルが付いていないと、国内外の公道を走るロードレース・ヒルクライムレースやサイクルイベントの参加資格も剥奪されるので気をつけましょう。

 

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ライト

それから夜間走行時、またはルート上でトンネル通行をする場合はライトの装着と使用が義務付けられます。

無灯火は 5万円以下の罰金または過失罰 に問われる事があるそうです。

 

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ヘルメット

時速30km/h以上で走ることの出来るロードバイクですので、ヘルメットは必須です。

法令的に装着の義務はありませんが、原チャリでさえ速度制限が30km/hでヘルメット着用なのに、ロードバイクでヘルメットを被らないというのもおかしな話です。

私から言わせると、ロードバイクでヘルメットを被っていない人ってあまり見たことがありません。逆に被っていないと安全に対する意識が低いんだな~とちょっと幻滅してしまいます。

ヘルメット被ってないと、カッコがつかないのもロードバイクです。

見た目から入るのもある意味大事ですけれど、結果的に少ない投資で自分の身を守ってくれるものです。

最低でも6,000円以上のものを買いましょう。

ここは一番お金を掛けるべきところです!。

 

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備えあれば......

これらはどうしても無くてはならないという訳ではないですが、いざという時無いと100%困ります。

 

空気入れ

ライドの途中でパンクしてしまった場合は、予備チューブに交換したのち空気を入れなければ自走で帰って来れません。

空気入れは必需品です。

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パンク修理

基本的に出先ではパンク修理では無く、様々なリスクや手間を考慮してチューブ交換が基本です。

一応、載せておきます。

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700c予備チューブ

パンク修理セットを持って歩くという事は、出先で万が一パンクになった場合にその場で修理することが前提となります。

しかし、予備のチューブを持って歩けば、現地ではチューブの交換のみで済み、家に帰ってからゆっくりパンク修理すればいいわけです。

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ジャージ関係

ジャージは必ずしも無くてはならない.....という訳でもありませんが、やはりロードバイクで走ることを前提に作られているので、着ていたほうが楽です。

あのピチピチ感を嫌がる方も居るので無理に....とまでは当方も言い切れませんが、着ていたほうが目立つ?しカッコいいです。

値段も安いので、毎日走るような方でしたら何セットかあったほうがいいですね。

 

サイクルジャージ

夏用、冬用など、長袖半袖ほか、いろいろと種類もあるので、検討のうえ購入してみてください。

また、”Mサイズだけど大きめとか小さめ”など、製品によってバラつきもあるので、他の方のレビューを参考にしましょう。

 

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グローブ

グローブなんて必要?って思われるかも知れませんが、必要です。

夏場のライドでは大量の汗をかきます。勿論手汗もかきますので、万がいち手元が汗で滑るとたいへん危険です。

ヒルクライムなど、ハンドルに体重を掛けて登るような場合は特に無いとライド自体が大変です。

また、転倒時などに路面やバイクの部品に接触した際、手を脅威から守ってくれます。

必需品です。

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ムレ防止のため、夏場は指切りのほうがいいです。

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サイクルキャップ

2018年シーズン開け当初、私はサイクルキャップ無しで走ってました。

6月あたりから徐々に熱くなり汗をかくようになりますが、キャップが無いと頭の汗が額を通じて顔全体に垂れてきます。

キャップを被ってからヘルメットを被ると、キャップ自体もある程度汗を吸ってくれますし、ツバの部分が顔前面に垂れるのを防いでくれいます。

ヒルクライムなどでは大量の汗をかくのでキャップが無いと地獄です。汗が目に入ると......。ライドを停めてタオルで汗を拭かなければならなくなります。

 

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サングラス

サングラスについて、オススメはferryの偏光サングラスです。

安いのに交換レンズが5枚も入っていてお得です。

サングラスも下記に紹介している商品は、値段も¥2,500前後で文句なしの性能です。

買っておいても損はないです。

 

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これについては、私も2セット購入しているヘビーユーザーです。

私の別ブログでもレビューを挙げていますので、ご参考まで。

 

サングラスが必要と言われる所以は、まずダウンヒルでは大量の風を切って進むので目の乾きを帽子します。

夏場の強い紫外線からめを守ります。

夏場に飛んでいる虫が目に入るのを防ぎます。山の中を走っていると、パッチンパッチン当たりますよ!。

 

つまり、サングラスをしないでライドすると大変危険です。

 

 

ウィンドブレーカー

ロードバイクのライド中の下り、つまりダウンヒルでのライドは、風を切りながら時速50km/hにも達するスピードに見舞われる事があります。

真夏の8月であっても、標高の高い山にヒルクライムした帰りの下山時、山頂付近は10℃前後になることもしばしば。

急な天候の変化にも対応出来るよう、ウィンドブレーカーはロードバイク乗りには必須のアイテムです。

ヒルクライムレースのダウンヒル(帰り道)では、皆ウィンドブレーカーを着込みます。

オススメは私も愛用しているパールイズミのウィンドブレーカーです。

ちょっと値段は高いですけど、信頼の日本製で薄くてポケットにも入るサイズなのに高性能!。気温10℃のダウンヒルでも寒さを感じません。

 

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冬用防寒具

冬用防防寒具については冬に走る人に限定されるので、そこまでガツガツ走らない人には必要ないかも知れませんが、もし走る機会があるようでしたら備えなければなりません。

冬用防寒具について過去に記事を書いていますので、こちらを参照してください。

 

 

私は東北地方なので、上記の商品を全部揃えました。

全部一緒に買った訳では無いですが、まともに計算すると全部で5万円を超えます....驚。

 

室内ローラー

先述のように防寒具にお金を掛けるくらいなら、最初から室内ローラーを買って家の中でトレーニングしたほうが暖かくで良いかもですね。

 

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合羽

レースやイベントに参加する際に空模様が気になる時の備えはどうしても必要です。

個人的な意見ですが、ロードバイクにおける合羽のチョイスは上半身のみで十分な気がします。下まで合羽を着てしまうとペダリングの効率が極端に落ちるので、体温を奪われない程度に上半身のみ雨から身を守るといいと思います。

 

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本格的装備

もしも、本格的にレースやサイクルイベントなどに参加したいという事であれば下記のようなビンディングペダルなども揃えれば、ロングライドもとても楽になります。

 

サイクルコンピューター

ロードバイクの速度、距離、時間などを表示してくれるいわゆるスピードメーターです。最近ではサイクルコンピューター(サイコン)と呼ばれるのが普通です。

初心者のかたにオススメするのはキャットアイの安価なモデルですが、出来ればクランクの毎分当たりの回転数(ケイデンス)が計測出来るものがオススメです。ケイデンスが把握できると自分のペース配分が出来るとようになったり、効率よく長距離を走る事が出来るようにもなります。

 

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将来ヒルクライムレースなどに参戦するために、一人でガッツリとトレーニングする予定があるのであれば、値段は張りますが、オススメはガーミン一択です。

 

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その理由は下記リンクの記事をご一読ください。

 

 

 

ビンディングペダル

ビンディングペダルとビンディングシューズ導入の際はセットで考えます。

スキーのビンディングをロードバイクに応用したものです。

ビンディングシューズを履いてビンディングペダルにシューズを固定してペダリングします。これによりシューズとペダルが一体になり、ロスのない安定したペダリングが可能になります。

一般的なフラットペダルの場合、踏み込む事でペダルを回転させて動力を生み出していますが、ビンディングペダルの場合は引き足も使えるようになります。引き足とは、踏み込んでクランクが最下点に到達したあと、そのまま上に引き上げる動作を言いますが、これにより筋肉の使い分けが出来るようになるので、疲れた時などに引き足を使うという効果的なペダリングが出来るようになります。

ビンディングは最初から導入する必要もありません。慣れてきてからシューズとセットで購入してもいいと思います。

乗り降りの際、ビンディングペダルをクリートにはめる、外す作業が必要になりますが慣れが必要です。

信号で停止する際に脚を付かなければなりませんが、一歩間違うと着地するはずの脚のペダルがはずれなくて”立ちごけ”してしまいます。

ロードバイクに初めて乗る場合、バイクにも慣れていないのにビンディングを履いてしまうと、盆と正月が一緒に来たような忙しさに見舞われてしまいます。

 

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ビンディングシューズ

ビンディングペダルを購入したら、セットでシューズも購入します。

シマノ製のシューズであれば、安価で品質も安定したものが購入出来ると思います。

 

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まとめ

今回はロードバイクを始める際に必要な備品類についてまとめてみました。

最低限必要な....とか言っておきながら、必要と思われるものを全部載せてしまいました、ゴメンナサイ。

もしも、備品類購入の際に当記事を参考にするのであれば、必要なもの、必要ではないものを一度しっかりと見据えた上で注文をしてみてください。

ビンディングペダルとか冬用防寒具なんて、最初から絶対に必要ではありません.....笑 載せましたが。

 

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